今は元気いっぱい 【あみ・ゆみ・雨・空】
この可愛い4匹は元は無責任な飼い主の下で生まれました。
そんな飼い主に話を持ちかけられ保護に至りました。
キャリーバックの中に入れられた【あみ・ゆみ・雨・空】は団子状態になって「ミーミー、ミーミー」鳴いていました。
とても小さくて可愛くて～
でも、よく見るとどの子も痩せ細り、片目が塞がっていたり 両目が開いていなかったり・・・・・
鼻水が固まり鼻にへばりついてる子もいました。
それでも飼い主は以前より良くなった、治りかけてると言いました。
あみ・ゆみ・雨・空は猫ウィルス性鼻気管炎にかかっていました。
4匹の様子を見た病院の先生は
キャリーバックの中から比較的状態の良いゆみを持ち上げ少し塞がっていた片目の瞼辺りを少しつまみました
すると中から「ムニュムシュ。。」と膿が出てきたのです。そして、あみも同じように膿が出てきました。
片目が完全に塞がっていた雨と両目が塞がっていた空に関しては
先生が少し強引に瞼を開かせようとしても開かず
「時々目薬を注しながら開いてあげなければ このまま癒着してしまう可能性があります」と言われました
そのまま、あみ・ゆみ・雨・空は入院。
後日の検査で雨と空はFeLv（白血病）陽性であることがわかりました
しかし先生から治療をすれば陰性に変わる可能性があることを聞きました、
その可能性は「70～80％」
たった400gの小さな小さな体・・・・
「可哀想」今の感情を抑えて
「望みがあるのなら・・・」先生の治療に賭けることを選びました。
そしてインターフェロンの治療が始まりました。
その後 あみ・ゆみ・雨・空の体調は順調に回復
面会に行くと
あみは・・・・・保護当時 少し片目が塞がって鼻の周りは鼻水がこびりついてた、あみ。
キレイなお顔になって 片目の状態も回復していましたっ。
「おいで～」と言っても「キョトン。。。」
ケージの奥の方でこちらを観察してる。。。。かと思えば
こちらを完全無視っ（汗）おもちゃで一人夢中で遊んだり
コロンと寝そべって変な格好をしてこちらを見たり。。。。先生いわく「この子面白いんですよ～」
ゆみは・・・・・ 保護当時比較的状態が良く一番動き回ってた、ゆみ。
それが やっぱりケージの中で「キョトン。。。」
「この人達誰？」といった感じで遠めにこちらの様子を伺っていました
指を差し出すと慎重に「クンクンクンッ」 まん丸の大きなお目めでまた「キョトン。。。」としてました
雨は・・・・・・ 保護当時は片目が完全に塞がって もう片方の目はかすかに開いてる程度だった 雨。
ケージの中からか細いけど一生懸命「ミャ～ミャ～」、思いっきり手を伸ばして呼んでくれました
指を差し出すと 両手で持って甘噛みしたり ジャレたり、
わざわざケージの奥に行って勢いをつけて飛び込んできたり。。。 とても甘えん坊でした
空は・・・・・・ 保護当時、誰より体が小さく両目は塞がり一番状態が悪かった、空。
空もかすかに開いた両目でケージの中から一生懸命手を伸ばして呼んでくれました。
「ミャ～ミャ～」指を甘噛みしたり ジャレたり 保護当時からは想像もつかないほど元気で甘えん坊さんでした
《5/3撮影（入院10日目）》
あみ キレイなお顔になりましたっ
ゆみ さらに美人さんになりました～
雨 片目がパッチリさんになったねっ
空 お姉ちゃんの顔、見えるようになったね！
あみ・ゆみ・雨・空は面会に行く度に元気になっていました
《ココで優しい先生と看護婦さんにお世話になりました》
あみ ゆみ
空 雨
入院してから約2週間・・・・・・・
再検査の結果 見事、雨・空はともに FeLv（白血病）陰性となりました！
あみとゆみも念の為 再検査したところ 再び陰性でした！
翌日の5月8日 あみ・ゆみ・雨・空 無事退院。
里親さんを探すこととなりました
しかし、今 雨と空の片目は白く濁っています
（先生のお話では普通より視力も多少低下しているだろうということです）
将来どのように変化するのか今はわかりません
ただ、改善される見込みもあります。その為 現在点眼を続けています
元の飼い主がもう少しでも適切な治療を受けさせていれば
雨も空もこのような状態にならずに済んだでしょう。
あみとゆみのように大きなまん丸のお目めで私達を見つめることができたのです。
でも、雨と空は元気です！
ピョンピョン飛び回り遊んでいます ご飯もモリモリ食べます
少し視力は低いかもしれませんが
今現在、室内で生活していく上でなんら 『 支障はありません 』
甘えん坊で元気っ子、頑張り屋の 雨・空を
どうか温かく包んであげてください m(_ _)m
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