りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

代弁。

2010-12-19 | Weblog
今日は、朝から地区の掃除。

・・・といっても地区全体の掃除ではなく、
地区の鎮守様のような神社、通称「天神さん」の掃除。

年始の初詣のために、一年間にたまった雑草やゴミを
片づけて綺麗にするのだ。
つまり、“すす払い”である。

僕は今年、地区の役員なので参加は必須だったのだが、
欠席した。

理由は、腰痛。

秋に痛めた腰痛がまだ完治しておらず、鈍い痛みが
腰や左足に残っている。
こんな状態では、拝殿や本殿の修復や参道の樹木の伐採
などのような力仕事は無理だと思ったからだ。
場合によっては、無理して参加すれば悪化するかもしれない。

だから、その代わりに、妻が参加した。

今年1年間、地区の役員の仕事は、僕がすべて行ってきた。
夏祭り、盆踊り、敬老会、清掃作業・・・etc.
地区の長老やおばあさんに囲まれて、40代の若輩者の僕は
行事の度に叱咤され続けた(笑)

しかし、その一方でいいこともあった。

親戚も知人もまったくいないこの地区に引っ越してきて
5年余りしか経っていない僕は、この1年間で一気に知り合いが
増えた。
地区の人にも、僕やその家族の存在を、地区の作業を通じて
焼きつけるように覚えさせた(笑)
晩秋には、地区の最長老のような翁から、「ワシが獲ったんじゃ、
うまいでぇ~」と、大きなタコをいただいた。

悪いことばかりではなかったのだ。

でも、今日は参加できない。
妻にお願いしたら、あっさりと代わってくれた。
おとなしく人見知り気味の妻が快諾したのも、
おそらくこの1年で、近所のご近所さんたちに、以前よりも
可愛がってもらえるようになったからだろう。

そういえば、大学時代に“代弁”というのがあった。

アルバイトの都合で出席できなかったり、退屈で受講したくない講義を、
友達に頼んで代わりに出席してもらう行為だ。
大学生なら、誰でも一度はやったことがあるだろう。
ゼミや小さな教室での行われる少人数の講義では通用しなかったが、
何百人の学生が受講する大講義室での講義では、簡単に通用した。

いわば、今日の地区の作業は、妻に代弁を頼んだようなものだ。

1年間がんばってきたんだもの。
一度くらいいいじゃないか(笑)

その代わり、昼まで子どもたちの面倒は見るからさ
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