映画『Fate / stay night Unlimited Blade Works』のDVDを見る。
端的に言いまして。
この映画は完全にファン向け、それも原作クリア済みの人向けである。
第二ルートでのバトルシーンを堪能するのが最適な楽しみ方だ。
少なくともTV版を全話見てないとちんぷんかんぷんだと思う。
誰が誰やら何が何やら、置いてきぼりを食らう事は必至。
何も知らずに見ていたら、藤ねえを士郎の母親だと思ってもおかしくない。
更にヤヤコシイ事に、話が分岐するまでの序盤は(原作通り)、TV版とほぼ同じ。
だから人によっては、TV版をそのまま映画化したのかと勘違いしてもおかしくない。
かと言って、原作をそのまま映像化しているわけでもない。
なまじTV版で、(第二ルートの)士郎VS凛の学校バトルを描いてしまったためか、
こちら映画での士郎&凛は、(第一ルートのように)アッサリと共闘する事に。
カットされている伏線も多い。
アーチャーがペンダントを返す場面も、
セイバーがアーチャーを斬ろうするのを士郎が止める場面も、
士郎がアーチャーに剣技を習う場面も、
士郎&凛&セイバーが楽しく街で遊ぶ場面も全て割愛。
そのため、キャスターが衛宮邸に襲いかかるのが唐突な印象になっている。
性描写も、まさか原作通りには描けない。
聖杯として利用された慎二の肌も最低限しか晒されない。
あの状況でキチンとズボン履いてるってのは逆に笑えてしまう。
……なんてイチャモンを書き連ねてはいるが、士郎・凛・葛木・セイバー・アーチャー・ランサー・
キャスター・アサシン・ギルガメッシュと居並ぶ面々の、数々の対戦を拝めたのは素直に嬉しい。
こうして丁寧に作られてる作品が、本当に羨ましいです。
それでは。また次回。
|