♪マロンちゃんのエピソード♪
子供の頃に飼っていた犬が亡くなって数年後に出逢ったのがマロンです。
滑り台には自分から上がり滑る、川や海では犬泳ぎ、お転婆な女の子でした。
私が結婚してからはマロンを引き取り、主人との3人の生活。
家族以外の人間が嫌いだったマロン・犬嫌いだった主人は、お互い大好きな海に行って仲良くなり、それ以来固い絆で結ばれます。
主人の転勤で初めて大阪を離れ東京で過ごした時は、マロンが傍にいてくれたお陰で、淋しさも吹っ飛びました。
息子を出産してから更に引越しをしなければならず。
マロンは突然現れた息子に、主人を取られないようにとベッタリでした。
寂しがり屋で甘えん坊な性格だけに、マロンを一番に考えてきましたが、散歩も出来る頼もしい14歳だったのに、17歳を過ぎた頃に少しずつ足腰が弱り始めます。
加齢のせいだと思っていた矢先、あっという間に四肢麻痺になってしまいました。
原因は喉附近に出来た大きな腫瘍。脊髄を押して骨折させ、食道もつぶされ狭くなっていました。
そんな最悪の状態の中、余命宣告。亡くなるまで首からお腹周りにギブスを付け体を固定されたままになります。
体調管理では、どんな事でも病院に連れて行き、日頃から注意してきただけに、こんな状態にならないと癌は発見出来ないものなのかと、何度も悔やみました。
泣いても泣いても、元のマロンには戻りません。
それでも、マロンは痛みに耐え、一生懸命生きてくれました。
あの時の姿は一生忘れません。
それなのに、傍で泣いてばかりいて、抱っこしてあげられなかった事を今でも胸が痛みます。
息子は時々『マロンはどこに行ったのかな?』と聞きます。
私は『マロンは帰って来るよ!』と答えます。
いつまでも、いつまでも 私達家族の心の中で生き続けています。
マロンが元気だった頃のように、いつもずっと一緒です。
ずっと一緒でしゅ
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