ブナの中庭で

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細蔵山(1551m)

2012年04月08日 | 山登り
1日目(4月7日:土)曇り時々雪

木曜~金曜に寒波到来、新雪がドッと降り、出発点の伊折で新雪10cm。上部ではかなりのラッセルを強いられるだろうと覚悟。伊折橋の脇に駐車して、早月川の右岸側林道を歩きはじめた。

雪のため一気に季節は冬に逆戻り。堰堤をいくつも超え、林道が崩壊していたため真っ白な河原を歩く。


馬場島の手前、早月川の右岸側から急な尾根に取りついた。そのまま細蔵山に向け一気に上がる尾根。

本日の仲間は総勢5名。3名は最近いろいろとご一緒させていただいている、富山勤労者山岳会のみなさん、及びアィーダさん。(写真手前)

アィーダさんはアゼルバイジャン人。雪山は初めてですがセンスのよいこと!アイゼンもワカンも一気にマスターして頼もしい限り。

ラッセルに苦しめられ、本日のテン場は標高960m付近。目的地の随分と手前。

「明日はどこまで行けるのかな‥」という声は、ビールの泡でかき消されたかもしれませんね。楽しい宴会!

2日目(4月8日:日)快晴
 
テントを6時過ぎに出発。硬くしまった雪の上に新雪が50~80㎝。
ひたすらラッセルで登り続ける。


高度を上げるに従い、峰々が姿を現し始めた。
大日、奥大日、立山の山々。


右手の樹林むこうには剱岳が見え隠れする。
8時15分、細蔵山に到着。

山頂向こうの稜線は、大猫から猫又に続くもの。

この山頂からは剱岳が真正面に大迫力。その素晴らしさに言葉を失うくらい。


ひたすら見入る。


風景を堪能したのち、同じルートを戻ることにした。

帰路の途中、細蔵山をバックに参加者全員で。

今回は目的の大猫山には届かず細蔵山までだったが、ここへ向かう尾根は風景が大変素晴らしかった。
終始大日岳や立山を右手に見ながら登れ、山頂では圧巻の剱岳。こんなに素晴らしい山があったんだ~。

富山労山の皆さんとアィーダさん、ありがとうございました。

2 コメント

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Unknown (Pearsword)
2012-04-10 19:50:41
細蔵山頂からの剣岳って、迫力ありますよね~。俺も感動しました。
でも、雪の積もる中、誰も居ない細蔵から、多雪の剣の稜線を見るのは、相当素晴らしいでしょうね。
うらやましいな~。
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Unknown (Repu)
2012-04-10 21:54:02
細蔵山からの剱岳は心底感動しました。素晴らしかったです。
ぜひPearswordさんもいつか訪れてみてください。
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