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都道府県別自然エネルギー自給率

2010年12月18日 | エネルギー
この試算では、工場用や自動車用のエネルギーを除く家庭用、業務用の民生部門のエネルギー需要をどこまで満たせているか、を数値化しました。
対象とした自然エネルギーとは、太陽光発電、風力発電、地熱発電、バイオマス発電、小水力発電、太陽熱利用、地熱利用の7つです。

(詳細データはこちら、クリックすると大きくなります。)


自然エネルギー自給率の高い地域は、次の通りです! 

1 大分県 自給率25%
2 富山県 17%
3 秋田県 17%
4 長野県 11%
5 青森県 11%
6 岩手県 10%
7 鹿児島県 10%

トップの大分県は地熱発電や温泉熱利用が多く(74%)、自給率は25%!
2位の富山県は小水力発電が自然エネルギーの94%を占めています。
5位の青森県は風力発電が50%を超え、地域的な特色が現れています。
一方、最下位は東京都で自給率0.2%でした。

なお本データは2008年3月末までに作られた設備を対象にしています。
その後、国内の再生可能エネルギー供給は、2008年3月からの1年間で2.3%の伸びにとどまりました。ただし、2009年度は太陽光発電の補助金が復活し太陽光発電の余剰分を固定価格で買い取る制度が11月から導入されたので、おそらく大きく伸びていると推測されます。

千葉大学とNPO環境エネルギー政策研究所のHPはこちらからどうぞ。

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