敬愛する山の大先輩、西嶋錬太郎さんが始められた「白山神駈道登山」。今年9月、第5回が実施されます。
西嶋さんから発表されている「白山神駈道へのお誘い」より紹介します。
(ちょっと長いけれど名文なので、お付き合いください)
白山は南北に長く連なる山脈でその稜線上に開山以来千年の古道が残る。北の加賀禅定道、南の美濃禅定道である。白山の良さはこの両道にあるといっても過言ではない。由緒あるこの歴史の道を歩く人は少なく、今は往時の賑わいを忘れてひっそり静まりかえっている。道の長さ、交通の不便さゆえの結果であろう。
加賀禅定道18km、美濃禅定道19km。二つの道は白山主峰2,702m御前峰をはさんで幾つもの峰々を越え南北に真っ直ぐ美しくつながって37km、登りの高距合わせて3,200余m、下りの高距もまた同じ。日本に一山でこれほどの道を持つ山は他に無い。
両禅定道登山口への交通はきわめて不便、賄い付きの宿泊施設は頂上付近のみ、避難小屋も水場も少ない。この二つの道37kmを一回の山行で歩き抜けることは体力・気力に加えて白山神の加護もまた必要である。それゆえ当会は通して歩く場合に限ってこの両道をまとめた新名称、白山神(加美)駈(掛け)道の名で呼び、加賀禅定道ハライ谷登山口から御前峰を経由して美濃禅定道石徹白大杉登山口にむかうのを順駈け、石徹白からハライ谷にむかうのを逆駈けとし、37kmを一日で走破する場合を荒行、二日かけて歩き通すのを難行、三日かけてのそれを苦行と呼んで区分けし、4年前より毎年9月に走破登山を呼びかけ、サポートしてきた。
平成18年9月の第一回白山神駈道登山は逆駈けで、参加者全員うちそろって20時間で歩き通し荒行登山を成就させた。平成19年第二回神駈道登山はより困難な順駈けで行い、これも20時間の荒行を実現した。
平成20年第三回は逆駈け、参加者各自のペースで自由に歩くようにしての荒行、平成21年第四回順駈けではさらに自由な形にして1泊2日の難行走破登山もサポートした。
当会提唱の神駈けはただ早ければよい山岳トレールランニングではない。安全を第一にして夜露の煌き、風吹き渡る朝霧の峰々、ご来光、這松の香り、要所の伝承、その日に同じ神駈を行う方々との長い長い道連れ交流を楽しむ登山である。この神駈けの趣意に乗っ取って今年平成22年9月18~19日に逆がけで第五回荒行及び難行登山を行う個人やパーティがあれば、以下のようにして応援いたします。
(引用はここまで)
(出発点の石徹白登山口)
今年は以下のように実施されます。
○第五回白山神駈道登山(逆駈け)サポート要綱
応援組織 : 白山神駈道登山文化振興会
サポート日 : 2010年9月18日(土)~19日(日)
計画書提出 : 所定の計画書を提出した個人・パーティに対してのみ下記の登山サポートを行う
FAX・Eメールで仮届けを行い、9月1日(火)必着で計画書2通を郵送提出する。
[宛先] 〒920-1162 石川県金沢市鈴見町郡家山50 西嶋錬太郎
TEL/FAX 076-263-8640 Eメール ren24j@hotmail.co.jp
出発場所 : 岐阜県郡上市白鳥町石徹白大杉駐車場 白山 美濃禅定道登山口
受付 : [難行走破パーティ] 9月18日 受付無し随時出発・南竜山荘通過時受付(宿泊は室堂)
[荒行走破パーティ] 9月18日 石徹白大杉駐車場 23時~受付
23時30分より説明・諸注意 19日0時以降 受付に出発時刻を届けて適宜出発
到着受付場所: 石川県白山市一里野温泉の山小屋(加賀禅定道ハライ谷登山口付近 案内板に従う)
事務連絡・サポート経費 : 1人3000円(郵便貯金 西嶋錬太郎13160―2404331ニシジマレンタロウ)
(こんなブナの美林を堪能できるはず)
サポート事項は以下の通り。
1 事故発生(推定を含む)時、関係方面への捜索救助活動依頼。
2 疾病・疲労などでの行動中止へのわかり次第での可能な支援、緊急手配(費用実費は登山者が負担)。
3 当日ポイントごとでの通過確認と安全チェック。
4 神駈道伝承資料とペナント配布、走破認定証発行、後日の記録まとめの送付。
5 宿泊・交通 ① 希望者には登山口、下山口の宿泊施設紹介(手配は参加者自身で行う)。
いかがでしょうか。超ロングコースで体力的にも限界に挑戦、といった感じです。
霊峰白山の懐を堪能するコース、よかったらぜひ参加くださいね。
いかがでしょうか。超ロングコースで体力的にも限界に挑戦、といった感じですが、霊峰白山の懐を堪能するコース、よかったらぜひ参加くださいね。
(秋の白山は本当にキレイ、うっとりします)
西嶋さんから発表されている「白山神駈道へのお誘い」より紹介します。
(ちょっと長いけれど名文なので、お付き合いください)
白山は南北に長く連なる山脈でその稜線上に開山以来千年の古道が残る。北の加賀禅定道、南の美濃禅定道である。白山の良さはこの両道にあるといっても過言ではない。由緒あるこの歴史の道を歩く人は少なく、今は往時の賑わいを忘れてひっそり静まりかえっている。道の長さ、交通の不便さゆえの結果であろう。
加賀禅定道18km、美濃禅定道19km。二つの道は白山主峰2,702m御前峰をはさんで幾つもの峰々を越え南北に真っ直ぐ美しくつながって37km、登りの高距合わせて3,200余m、下りの高距もまた同じ。日本に一山でこれほどの道を持つ山は他に無い。
両禅定道登山口への交通はきわめて不便、賄い付きの宿泊施設は頂上付近のみ、避難小屋も水場も少ない。この二つの道37kmを一回の山行で歩き抜けることは体力・気力に加えて白山神の加護もまた必要である。それゆえ当会は通して歩く場合に限ってこの両道をまとめた新名称、白山神(加美)駈(掛け)道の名で呼び、加賀禅定道ハライ谷登山口から御前峰を経由して美濃禅定道石徹白大杉登山口にむかうのを順駈け、石徹白からハライ谷にむかうのを逆駈けとし、37kmを一日で走破する場合を荒行、二日かけて歩き通すのを難行、三日かけてのそれを苦行と呼んで区分けし、4年前より毎年9月に走破登山を呼びかけ、サポートしてきた。
平成18年9月の第一回白山神駈道登山は逆駈けで、参加者全員うちそろって20時間で歩き通し荒行登山を成就させた。平成19年第二回神駈道登山はより困難な順駈けで行い、これも20時間の荒行を実現した。
平成20年第三回は逆駈け、参加者各自のペースで自由に歩くようにしての荒行、平成21年第四回順駈けではさらに自由な形にして1泊2日の難行走破登山もサポートした。
当会提唱の神駈けはただ早ければよい山岳トレールランニングではない。安全を第一にして夜露の煌き、風吹き渡る朝霧の峰々、ご来光、這松の香り、要所の伝承、その日に同じ神駈を行う方々との長い長い道連れ交流を楽しむ登山である。この神駈けの趣意に乗っ取って今年平成22年9月18~19日に逆がけで第五回荒行及び難行登山を行う個人やパーティがあれば、以下のようにして応援いたします。
(引用はここまで)
(出発点の石徹白登山口)
今年は以下のように実施されます。
○第五回白山神駈道登山(逆駈け)サポート要綱
応援組織 : 白山神駈道登山文化振興会
サポート日 : 2010年9月18日(土)~19日(日)
計画書提出 : 所定の計画書を提出した個人・パーティに対してのみ下記の登山サポートを行う
FAX・Eメールで仮届けを行い、9月1日(火)必着で計画書2通を郵送提出する。
[宛先] 〒920-1162 石川県金沢市鈴見町郡家山50 西嶋錬太郎
TEL/FAX 076-263-8640 Eメール ren24j@hotmail.co.jp
出発場所 : 岐阜県郡上市白鳥町石徹白大杉駐車場 白山 美濃禅定道登山口
受付 : [難行走破パーティ] 9月18日 受付無し随時出発・南竜山荘通過時受付(宿泊は室堂)
[荒行走破パーティ] 9月18日 石徹白大杉駐車場 23時~受付
23時30分より説明・諸注意 19日0時以降 受付に出発時刻を届けて適宜出発
到着受付場所: 石川県白山市一里野温泉の山小屋(加賀禅定道ハライ谷登山口付近 案内板に従う)
事務連絡・サポート経費 : 1人3000円(郵便貯金 西嶋錬太郎13160―2404331ニシジマレンタロウ)
(こんなブナの美林を堪能できるはず)
サポート事項は以下の通り。
1 事故発生(推定を含む)時、関係方面への捜索救助活動依頼。
2 疾病・疲労などでの行動中止へのわかり次第での可能な支援、緊急手配(費用実費は登山者が負担)。
3 当日ポイントごとでの通過確認と安全チェック。
4 神駈道伝承資料とペナント配布、走破認定証発行、後日の記録まとめの送付。
5 宿泊・交通 ① 希望者には登山口、下山口の宿泊施設紹介(手配は参加者自身で行う)。
いかがでしょうか。超ロングコースで体力的にも限界に挑戦、といった感じです。
霊峰白山の懐を堪能するコース、よかったらぜひ参加くださいね。
いかがでしょうか。超ロングコースで体力的にも限界に挑戦、といった感じですが、霊峰白山の懐を堪能するコース、よかったらぜひ参加くださいね。
(秋の白山は本当にキレイ、うっとりします)
山登りだけでなくすごく読んでいて楽しいブログですね。またお邪魔します。
私のほうもリンクさせていただきましたので、よろしくお願いします。
今年の3月13~14日にも山スキーで石徹白へお邪魔し、5回目の訪問です。白山の南にあり、別天地のような素晴らしい土地ですね!(ブログ記事にも書かせていただきました)
今後ともお付き合いよろしくお願いします。
石徹白~御前峰デイハイクを一昨年の10月に行い。南北縦走もぜひにと思っていました。
是非、タイミングあれば参加したいです。
YOHEIさんは健脚ですね。「白山神駈道」にぜひ参加してみてください。主催者の西嶋さんが大喜びされますよ。