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雪彦山マルチピッチクライミング・不行岳北壁「温故知新」

2016年04月03日 | クライミング
2人×2パーティでの楽しいマルチ、7ピッチ。

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兵庫県雪彦山は、私の暮らす石川県から遠い地でした。
ところが去年、舞鶴若狭道が全線開通してグッと便利に。
今年の初マルチは、雪彦山。2日間で2本登りました。

4月2日(土)は、不行岳北壁「温故知新」ルートへ。

賀野神社の先、展望台のカーブで車を停め、登山道に入りました。
同行してくださるのは、最近クライミングの腕をグングン上げているAさん、N師匠、Eコーチです。

初めて来たときは迷ったアプローチ。
しかし今回はこのペンキのお蔭でスムーズに東稜方向に向かいます。


不行岳へは東稜取付から不行沢に入り、右岸の踏み跡を辿りました。

チョックストーンにはフィックスロープがありました。

チムニー右の壁が「温故知新」1ピッチ目。
4級ということですが、ちょっといやらしいです。
果敢に向かうAさん。


易しいけれど落石に要注意の2ピッチ目(3級)を慎重に登り、3ピッチ目(4級)はチムニーの左。
4ピッチ目は枯草を踏みながらバンドを右上、5ピッチ目の取りつきへ。

5ピッチ目はトラバースの後にフェースを直上。最後は逆層で緊張しました。


6ピッチ目が核心、5.10b。



リード中のN師匠&ビレイのAさん、右下は5ピッチ目最後を登るEコーチ。

最後7ピッチ目(5.10a)は快適なフェース。
これまでのいやらしい逆層は消え、細かいカチホールドと小さなスタンスの連続。
でも楽しいな~。リードしながらニコニコ!(^^)!

本日は7ピッチで終了。
最後は懸垂4回で無事下山できました。



下山後は下のキャンプ場で楽しい夜を過ごしました。
2日目に続きます。

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