連歌小説

自分の話、みんなの話、連歌小説。遊びに過ぎないけれど、話の続きを書いてみたら?

149 コメント

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Unknown (トップ)
2005-10-08 23:33:35
「・・・・」私は何も答えなかった。否、答えられなかった。中学の英語の成績が3年連続オール1の私が答えれるわけがなかった。
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Unknown (けんた)
2005-10-17 21:47:54
っていうか、今、大阪駅にいるんだけどさ。

どうしよう。
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Unknown ()
2005-11-06 12:54:24
昔からそうなんだ。知らない街で自分が迷いそうになってるときでも道聞かれる。私って“道聞かれ顔”?

変な自信げのある顔してるんだろうか。
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Unknown (Unknown)
2005-11-06 13:00:12
ていうか、大阪から秋葉原までどうやって案内しろっつうの?

あんた今自分がどこにいるかわかってる?

ってあの人に聞きたくなったけど、なんかこれは冒険の始まりかも知らない!と思いついた。そして…
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Unknown (banjo)
2005-11-09 01:24:08
そのばかそうな外人の手を引いて、新大阪行きの電車まで引っ張って、一緒に電車に乗り込んだ。外人は私に好感を持ったか、従順に従った。私はアキハバラへゴーと言ったのも、通じたようだった。電車の中で手話を極めて話しを始めようとした。
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Unknown (ミステリ)
2005-12-22 07:04:15
大阪まで連れて行かないまでも新幹線に載せれば善良な市民として義務を果たすだろうと思って、そのばかそうな外人を新大阪行きの電車まで引っ張って、一緒に電車に乗り込んだ。外人は私に好意を持ったか、従順に従った。私はアキハバラへゴーと言ったのも、通じたようだった。電車の中で手話を極めて話しを始めようとした。



外人は自分を指差して、「ワノ」と言った。外人は自分の名前を言ったかしら。確認するために、「ワノさんですよね。」と聞いたら、「はい、ワノさん」と外人が頷いて満面に笑顔を浮かべた。全く馬鹿な外人に出会ったなと後悔し始めた。だが、彼の横顔がどこか魅力的に見えてきた。

新大阪で電車を下りた。新幹線の切符売り場に向かって外人を引っ張った。外人は引き紐に慣れた犬のように、私の側を歩いた。

切符売り場では切符を買うのを手伝った。切符は何枚と機械が聞いたら、1が書いたのボタンを指差したが、外人は2のボタンを押した。私は間違いに気付いてキャンセルしようとしたが、外人は既に確認のボタンを押してしまった。何でそんな勝手なことをするだろうと腹が立ったが、文句も言えなくて困った。お金持ちだったら、二枚の切符を買っても損はしないだろうね。外人は一枚の切符を私に渡した。私は呆れてノー、ノーと繰り返す一方だった。外人も困った顔をして「プリーズ」と言った。

東京に行くのは冒険にしてもあっまりだろうと思った。でも、日本がまったくできないその馬鹿そうな外人も見捨てるわけに行かない。困ったなあ。

外人は私の迷った顔を見ると、諦めたらしかった。そして、「サンキュウ・ベリ・マチ」と言って、改札口の方へ歩き出した。

私はそこに佇んでいて、グッドラックさえ言わなかった。後味が悪いなあ。せっかくここまで連れてきたのに、腹が決められない自分にいささか怒っていた。

外国人はもう改札口を通して見えなくなったが、私はまだ切符販売機の前に立っていた。

しょうがないから、帰ろうと思ったその瞬間、手に新幹線の切符を持っていることに気付いた。
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Unknown (シャト)
2006-03-26 21:49:02
なぜ私は新幹線の切符を持ってるんだ?

買った覚えは無いし、あの外人の切符を受け取った記憶も無い。

これはあの外人についていけということか?ついさっき会ったばっかりの外人のためにそこまでする必要はあるだろうか?

私は切符をしばらく凝視しながら考えた。

次の瞬間私は改札口に向かった。あの馬鹿そうな外人を一人で行かせるのはやっぱり心配だ。それに丁度切符もあるのだから使わないのはもったいない。

私はいろいろと理由をつけて新幹線に乗った。しかし本当の理由はあの外人に興味をもったからだろう・・・
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Unknown (猫耳)
2006-04-03 05:28:03
 新幹線の中は少し混み合っていて、自由席だったから、みんな席を取るのに必死だった。私の方はと言うと、半ば勢いで乗り込んだというのもあって、席を見つけるよりも先に不安に駆られて、とにかくあの外人を見つけなければと思った。

 ちょうどUターンラッシュの時期だったのがいけなかったのか、家族ごとの大量のお土産たちが私の行く手を邪魔する。釣られて子供たちも私の前に立ちはだかり、狂喜乱舞した笑顔を見せつけてくる。私は子供は嫌いではないが、その度に愛想をふりまくのは大変だった。

 そんな時、道すがらあの外人と二度目の出会いを果たせた事は幸運だったにちがいない。私はちょっとした胸の高鳴りを覚えていた。
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Unknown (紅葉)
2006-11-10 13:48:27
 その外人は満面の笑みで私に笑いかけた。まるで子供が母親を見つけたようなひまわりのような笑顔だ。さすがに外人だけあって目鼻立ちもくっきりしていてとてもキレイだった。見とれてしまった。
彼は手招きして私を自分の横の開いていた席に座らせた。
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Unknown (Unknown)
2006-12-05 00:33:08
「なんじゃい、ワレ!人の席に座りよってからに!邪魔や!はよのかんかい!」
席について、ほっとする間も無く、私は突然の罵声を背後から浴びてしまった。
振り返ると、そこには、いかにも若頭補佐心得兼取立て係といった、三流のVシネで冒頭わずか3分で清水健太郎に殺されてしまうタイプの男が立っているではないか。
「なんや、素人さんにそんな乱暴な口利いたらアカンやろ。兄ちゃん、堪忍してな。こいつ脳梅のキャリアやさかい、シャブ漬けなんや。まっそれはどうでもええけど、兄ちゃん、ここ正味のとこ、わいらがちゃんとJRの窓口で買うたった席やねん。ちょっと退いてんか」
池野めだかであった。
「す、すんません。吉本新喜劇、いつも見てます…」
その言葉に、男の肩がピクリと動いた。
「兄ちゃん、今、何て言うた?」
「えっ?」
「今、吉本言うたやろ?…ははん…まさかワレ、ワイを池野めだかと思うてるんとちゃうやろな!」
池野めだか…と背格好がそっくりな、ただのヤクザだった。
「兄ちゃん!あかんで!それ言うたらあかん!」
脳梅のシャブ中が、充血した目をむき出しにして迫ってきた。
周りの乗客たちも何事かと、騒ぎ出した。
すると、すっかり忘れていた、あの外人が「おう、道頓堀のタコ八やないけ!」と、池野めだかに声をかけたのである。
「その声は…!おお、あなたは、ドン・スティーブ 
ン・セガール」
バカな外人とばかり思っていた奴は、なんとスティーブン・セガールだった。
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