うわぶのうわごと日記

日々の議員活動や出来事

7月30日(木) 暑かった

2009年07月31日 | Weblog
 最高に暑い一日でした。湿度も高いのがこたえますね。

 「中村さんち」の当番でした。食事づくりとお昼は利用者の方と一緒に食事・・・ゆっくり時が流れていきます。でもちょっと暑くてまいりました。「中村さんち」も今度の日曜日の8月2日は恒例の「ソーメン流し」をして、20日の再開まで夏休みに入ります。

 ソーメン流し」は11時から・・・飛び入りも歓迎です。


   (我が家の庭の花・・・萩の花が早くも咲き始めました。)

7月29日(水)  障がい福祉の聞き取り 久しぶりの臨海

2009年07月30日 | Weblog
予算要望書の障がい福祉のことについて、担当課に来ていただいて聞き取りをしました。
 市原市は第二期市原市障がい福祉計画が策定され、その実施を確実に進めること、また障害者自立支援法に謳われている、障がい者の地域生活を進めるための「相談」や「就労」についての具現化などが求められています。

 自立支援協議会のなかに作業部会も作り検討が進められていますが、これからが正念場でしょう。私たちも意見を言うことで、側面から応援をしていこうと思っています。

 夕方はジェフのトレーニングゲームが臨海競技場で開かれることがわかったので、急遽、夫と行って来ました。

 監督が変わった直後でサポーターの関心も高く、また心配もあってか多くの観客(1000人ぐらい)が詰め掛けていました。

 久しぶりの臨海でしたが懐かしさも加わって涼風の中で気持ちよく観戦できました。
                 

7月28日(火) 養老川水質汚染問題の住民説明会

2009年07月29日 | Weblog
夜、南総公民館で養老川(妙香地区)水質汚染問題の住民説明会がありました。いつもこの時期に行われ今回が9回目になります。

 5本の揚水井戸からの汚染水の回収と、24本のガス吸引井戸による「ばっき」と活性炭吸着による汚染物質の除去という方法が、平成15年より(現行装置は17年より)とられています。

 この場所には一体、どれだけの有害物質が捨てられているのか、いつになったらきれいに(除去)できるのか、この方法でいつまで続けるのか、なぜ一度にもっと多くの汚染物質を除去できないのか・・・といった質問が昨年に続いて今年も出されました。

 それに対して県職員から(個人的な見解ですが)という前置きで「撤去費用が20億から30億かかると思われる、その費用が出せない」と言う説明でした。

 現在の対策でかかっている費用は毎年、県と市の予算が約2600万、協力企業の水処理が約3000万(お金に換算すると)です。

 現在の対策は「周辺への拡大防止、公共水域(川)への流出防止」ということで、回収量を増やしながら改善をしていきたい・・・という答えでした。

 「予算がない」というのはその通りで、税金を使って一揆に除去というわけにはいかないというのもある程度理解できますが、その判断の理由や状況をもっと率直に住民に説明し理解を得ることが必要です。

 この説明会も今回で9回になりますが、微妙に説明内容が変わってきているように思えます。特に汚染物質の除去ができない理由が「技術的にできない」と言う説明から「予算がない」ということに昨年あたりから変わってきました。とにかく率直に全ての状況を説明することが大事です。


7月27日(月) 蒸し暑い一日でした。

2009年07月28日 | Weblog
蒸し暑さの中で時おり強い雨も降る「亜熱帯」のような天気です。

 ネット通信・夏号が出来てきたので事務所で配布先別に束ねる作業をしました。夏の通信配りはなかなか過酷です。大勢の方たちの協力によって地域への配布が成り立っています。

 午後からは会派室で資料を読んだり、調べたり・・・9月議会は代表質問の予定ですので、少しずつ準備をしなければなりません。

 夜、ジェフのオフィシャルサイトでミラー監督解任が報じられていました。後任は江尻コーチが昇格とのことです。土曜日も勝てなかったし「結果が全て」の世界ですから仕方がないのでしょう。もう後がないという感じですが、江尻監督のもとで一丸となってやってほしいですね。

 (遅ればせながら夏のバージョンにブログのカバーを変えてみました。)
 

7月25日(土)「負の遺産」 現場を歩いての調査

2009年07月27日 | Weblog
25日(土)・・・産廃残土ネットワークの主催で「里山が危ない・負の遺産・都市近郊地域における小規模分散型の実態」というテーマで講演会がありました。

 講師は千葉大学の齋藤雪彦さんです。
 
 松戸、柏、印西、成田、つくば市で産廃の処分場や不法投棄現場を現地調査し、写真と地図に記したことが報告されました。

 例えばある地域の現状は1,5キロ四方に産廃置き場が30件、資材置き場が30件、事業所が38件と集中しています。

 千葉県の産廃は全国一です。ピーク時(平成11年度)は17万9543トン、18年度でも2万3861トン・・・とのことです。(そのなかでも市原市はダントツですが)

 今回の調査は都市近郊の小規模型ということで市原市が対象ではなかったのですが、産廃のピーク時が過ぎたいま投棄された「負の遺産」をどうして行くのか、問題もそのまま残されています。

 撤去がなかなか無理としても、どこにどれくらい産廃が捨てられているのか、できるだけ調査して地図上に記録しないと、跡地は雑草に覆われわからなくなるように、どんどん風化してしまいます。

 齋藤先生の綿密な調査と報告は、このことについての問題提起とヒントになりました。(写真が暗くてごめんなさい。)

7月24日(金)学童保育の住民監査請求に対して、監査結果が出されました

2009年07月25日 | Weblog
NPO法人への「学童保育」の運営委託契約に対して出されていた住民監査請求(市原市職員措置請求)の結果が監査委員より出されました。

 7月23日に市長に勧告、24日に公表(ホームページにも掲載)されたのです。
 監査請求の要旨はNPO法人が17年度から20年度までの間に、人件費の水増しなどで不当な利益を得ている・・・

 監査の結果・・・市は18年4月分給料(約770万)および利息を加えた金額の変換をNPO法人に求めるように・・・

 学童の保護者も含めた皆さんによる綿密な調査と、事実を明らかにしようという働きかけが、今回の結果につながりました。脱帽と共に議会・議員としての責任も感じています。

 監査委員の意見にも述べられていますが、学童保育の拡充は評価されることではありますが、一方でそれまでの保護者会による運営の総括を十分にしないで、外部へ(まるなげ的な)委託をしてしまったことによる、問題が出てしまった。

 現在、学童保育は(8月1日の新規開設で)29校34ヶ所になります。ブロックごとに民間への委託になっていますが、それぞれの良さを活かしながらも、環境整備、指導員の待遇など子ども達の保育環境に格差が出ないようにするのは市の重要な役目です。
 

7月23日(木) 療育を考える 発達支援センター相談員 請井さんのお話

2009年07月24日 | Weblog
夜、アネッサで市原地域福祉フォーラムの定例会がありました。今日は三和にある「市原市発達支援センター」の療育相談員の請井(うけい)征力さんに来ていただいて、療育について学びました。

 請井さんのお話から・・・

 発達支援センターが開設されてから5年(請井さんもこのとき赴任)たつが、年を追うごとに相談者が増えている。これは発達支援センターが知られてきたこともあるが発達障害の子どもが多くなっているか、または発達障害の認識が高まったことが原因と考えられる。
 
 また年齢別に見ると当初は4,5歳の子が多かったが最近は0歳から3歳児と低年齢で相談にみえる。これは保健センター等の1歳半検診での早期発見が療育相談に結びついてきたことの現われと思う。

 早期発見・早期介入・早期療育をすることで、成人になっての強度行動障害に進むことを防げる。

 発達障害は育て方等の環境から来るものではないので、とにかく障害を受け入れ、その子にあった適切な療育をすることが大事。

 パワーポイントを使って、ほんとうにわかりやすく丁寧な説明をしていただきました。私もこの何年か「療育」について少しは勉強して来たのですが、今日はまた改めて新しい発見というか理解を得ることができました。

 現場で保護者や子ども達に寄り添って相談にのり支援に当たっている、請井さんならではのお話でした。

 「発達支援センター」という療育部門をもっている市町村はそう多くはありません。本格的な療育は「国」や「県」の担うところですが、せっかく市原市につくられているわけですから、是非、更に充実して発達障害のお子さんや保護者への支援の拠点としていきたいものです。

 現状の課題は相談者数の増加に対して、受け入れが満杯状況なこと。新規の相談員の確保など相談員の拡充が必要なこと。子どもから成人にまで連続した療育ができるようなトータルコーディネート(コーディネーターの確保?)ができるようにすることなどです。

 どちらにしても将来的な方向も含めて「発達支援センター」のビジョンづくりが必要です。
 
 
 

7月22日(水) トレス環境システムの見学

2009年07月23日 | Weblog
午前中はネットの上総地区エリア会議が袖ヶ浦ネットの事務所でありました。各ネットの報告や情報交換をしました。

 午後から青柳にある(有限会社)トレス環境システムを訪問し、見学をさせていただきました。
 この会社は不要になったパソコンやOA機器類を回収し、リユースやリサイクルをしています。社長の谷口さんは大手電機メーカーにお勤めでしたが4年前に会社を設立されたとのことです。また、2年前にテレビの「ガイアの夜明け」にも取り上げられています。(奥様も共に仕事をされています。)
 会社の建物に入ってまずはその「整理整頓」の見事さにびっくりしました。もちろんチリひとつ落ちていない「清潔」さにも敬服しました。(リサイクル関係の会社は・・・というイメージがあったものですから)

 会社や官公庁、個人から回収したパソコン類は使えるものはきれいにクリーニングしてリユース(再利用)されます。使えないものは部品ごとに解体し分類されてそれぞれリサイクルされます。解体はすべて手作業で行われます。

 リサイクル時に「レアメタル・希少金属」の回収がここでの重要な事業です。パソコン類の半導体の部分にレアメタル類が使われているわけですが、どんなレアメタルが含まれているのか見つけ出すのがポイントのようです。

 金・銀・銅類は比較的わかりやすいそうですが、その他のレアメタル(今日の説明に出てきたものは、ロジウム、パラジウム、タンタルなど)については、谷口さんの経験値で見つけ出していくわけです。まさに「宝さがし」と言う感じです。

 レアメタルの産地は中国が多いということで、将来的には政治的な要素も働いてますます希少価値が高くなるとのこと・・・国も漸く対策に乗り出していますが、それだけにこのようにリサイクルで回収する方法は重要です。

 どれだけのレアメタルをとりだせるのか・・・金の場合・・パソコンに組み込まれているあの小さな基盤を1トン集めても何百グラムの単位です。

 従ってとにかく「数量」が勝負になります。ちなみに個人の持ち込みもOKと言うことで引き取っていただけるようです。

 市原市にこのような会社があったことは嬉しい発見と驚きでした。谷口さんご夫婦の頑張りに感動しました。

(写真の手前の方が谷口社長さん)