れいのこころ模様~徒然なるままに

浅野和之さん・久世星佳さん・増沢望さんの3人が大好きな「れい」の心模様を徒然に綴っています

W千秋楽

2008-06-30 07:11:16 | 舞台
「サンシャイン・ボーイズ」と「夏祭浪花鑑」はともに昨日のソワレが千秋楽。

ともに17時開演。
上演時間は「サンシャイン~」が2時間30分で「夏祭~」が2時間35分。

「サンシャイン~」の方は千秋楽だからといって特別なカーテンコールではなかったけれど、「夏祭~」の方はきっと盛り上がっているだろうとパルコからコクーンに行ってみました。

この舞台、ラストで舞台奥にある搬入口が開いて外が見えます。
そこで観ている人がいます。

私が到着した時はカーテンコールの真っ最中。
紙吹雪。紙テープ。風船。
劇場の中はすごい熱気。
外の人達は小雨降る中、傘もささずに観ています(さすと周りの人の邪魔になるから)

長い長いカーテンコール。

盛り上がってるね。

いつまで経っても終わらない拍手。

時々後ろを向いてこちらにも手を振ってくれます。

そして、最後に勘三郎さんを筆頭に出演者が全員外に出て来てくれました。
紙吹雪を撒いてくれて、後ろの方にいた私の傘の中や服にもたくさんの紙吹雪が!

舞台から退場する時は全員がこちらにも挨拶をしてくれました。

千秋楽の舞台は観ていないけれど、気分だけはしっかり味わって来ました。

観劇している時、この作品を観るのが初めてではない事に気がつきました。ニューヨーク公演をテレビで観ていたのです。
テレビで観ても面白かったけれど、ナマは想像以上に迫力があり、ワクワク、ドキドキしました。
来年も7月にコクーン歌舞伎があるそうです。演目は何かな?
今度は下で観たいなぁ~。

コクーン、パルコ、コクーンと楽しい1日を過ごしました。

サンシャイン・ボーイズ

2008-06-29 23:47:13 | 舞台
増沢望さんがブログで観に行ったと書いてあった舞台です。

日程を調べたら今日のソワレが千秋楽。

マチネはコクーンだから行かれる。
ソワレにしては早い17時開演ですが、コクーンのマチネも12時開演とかなり早いので大丈夫。
当日券があったら観ようかと思ったら、チケットレスで発売中だったので今朝購入して渋谷へ。

増沢さんも書いていたけれど、ニール・サイモンいいですね。

気がついたら普通に笑っていました。
最近、ユースケのバラエティ番組以外(「ザ・マジックアワー」観てダメでした)では笑えなかったのに、笑ってた。

ニール・サイモンがすごいのか?

江守徹がすごいのか?
江守さんの舞台はたぶん初めて。
西岡徳馬さんは何回も拝見していますが、今まで観た中で一番よかった。
江守さんとの掛け合いが息がぴったりでした。

芝居とは関係ないけれど、斜め前に藤原竜也さんが座って、その端正なお顔を横顔ですが、間近に拝見出来て嬉しかったです。

増沢さんのブログに登場しなければ観に行く事のなかった舞台。
増沢さんのおかけで楽しい時間を過ごせました。感謝。

マチネのコクーンに続き、芝居って楽しいなぁ~と思いました(^.^)

夏祭浪花鑑

2008-06-29 16:24:41 | 舞台
コクーン歌舞伎を初めて観ました。

コクーンの客席で飲食出来るのが新鮮で、さつま揚げを買って食べました。

コクーンシートからの観劇だったので、池のシーンは上から見たら圧巻でした。
休憩時間、あの池はどうなっているんだろう?笹野さんはあそこから退場したので話題になっていました。

あの立ち回りが始まる前、幕が降りるのですが、その時のスタッフの奮闘ぶりは目を見張るものがありました。
お客様に対する水対策。
そして、休憩時間の後片付け。
芝居って多くの人に支えられて出来ているものだと改めて実感しました。
上からだとその作業がよく見えるのです。

1幕ラストの立ち回りも圧巻だったけれど、2幕目はそれ以上。
まさにお祭りでした。
芝居って楽しいなぁ~と久々に感じました。

混じりあうこと、消えること

2008-06-29 16:10:23 | 舞台
わからなかった。

不思議な世界。

わからなくてもいいと言われた。

感じればいいと。

答えは自分でみつける。

終演後のシアタートークはいつになく多くの人が残った。
質問者の口からはわからなかった発言が相次ぐ。
でも、わからなかったからつまらないわけではない。
何故?どうして?と考える。

考える過程の副産物として芝居が産まれる。
芝居を産むために考えているのではない。

という作者の前田司郎さんの言葉。

ラスト、舞台上に靴を置いての退場。
でも、カーテンコールの時には別の靴で登場。
「何か意味がありますか?」の質問に
「意味はあります。でも、それは言いません。自分で感じて下さい」と答えた演出の白井晃さん。

いつも何に対しても答えを求めたがる。
YESか?NOか?
白か?黒か?
何に対しても分別したがる。

境界線をなくす。

生か?死か?

前田さんは現代は弔うという事を自分の手でしないで、業者に任せるから死が遠い存在だと言っていたのが、つい最近家族を亡くした私には実感としてよく解った。

家族の死は私の心に深い傷としてありますが、その一方で死が実感出来ないのも事実なのです。

この舞台を観て3割の人が解ってくれればいいと言った前田さん。
4割5分の人が解ってくれればいいと言った白井さん。

昨日は何割の人が解ったのだろうか?

私は?

解らない。でも、解った。

はっきり解りました。とは言えないけれど、全然解らないとも言えない。

上手く説明は出来ないけれど、感覚で解る部分がある。
それは何処?と聞かれても困るけれど。

昨日のトークに俳優たちの出席がなかった。ソワレ公演もあるからという事だが、俳優たちが何を思って演じていたのか知りたかった。それが残念。

でも、芝居よりトークの方が面白いという意見もあったくらいたっぷり話を聞けた1時間でした。

有効期限

2008-06-28 12:33:40 | 徒然
カードの有効期限が過ぎていました。
それも2年も!

それに気づかず、使っていた。

そのカードは劇場の友の会のカード。
カードの番号が会員番号になります。
退会の申し出をしない限り年会費は自動的に引き落としになり、会報誌も届いているから、会員である事は間違いなく。

先日も電話でチケットを申し込みしました。
支払いはそのカード決済なんですが、カード番号は聞かれるけれど、有効期限は聞かれないので気がつきませんでした。

劇場受け取りの時はカードの呈示を求められますが、番号しか見ないんでしょうね。
有効期限過ぎたカードを堂々と見せていました。

他のカードはどうだろう?
調べたところ、ふだん買い物には使っていないチケ取りのために作ったカードがやはり期限切れ。
同じ2年前で、月は1ヶ月違い。

新しいカードは絶対届いているはず。
なのに替えていないのは何故?

2年前 のこの時期、何があったのか?

家族が末期ガンで余命を宣告され、本人には告知せず刻々と悪化する様態にバタバタしていた時期でした。

それですっかり忘れてしまったんですね。

気がつかなければ期限の切れカードでも堂々と呈示出来ますが、わかってしまうとダメですね。

昨日、電話でチケ取りをした後、何気なく有効期限を見て気がついたのですが、今日そのカードを呈示してチケットを受け取るので慌てて探しました。

郵便物をしまってあるところにちゃんとありました。もちろんもうひとつのカードも。

やれやれです。

無事にチケットも受け取り観劇してきます。

聴力

2008-06-25 19:15:49 | 徒然
昨日、耳鼻科に行きました。

耳鼻科に行くのは子供の時、中耳炎になって以来。

以前から左耳が時々ガサガサ、ゴソゴソといっていたのですが、すぐ治るし、日常生活に不便もなかったので、そのままにしていました。
でも、今は時間が有り余っているので一度診て貰おうと。

耳の掃除をして貰い、念のために聴力検索をする事に。

結果として、今は問題なしでしたが、聴力が正常より弱いそうです。
日常生活には支障がない程度などで気づかないそうで。
ただカラオケとかロックコンタートとか大きな音量の場所はお勧めしないと言われました。
あとイヤホーンでの音楽もやめた方がいいと。
イヤホンは耳に負担がかかるそうです。
イヤホンガイドもやめた方がいいのかな?

カラオケはほとんど行かないからいいけれど。

まぁ、絶対禁止って言われたわけではないけれど、やっぱり気になるよね。
これから加齢とともに低下する事はあってもよくなる事はないからね。

忘れられないセリフ

2008-06-24 00:10:20 | 舞台
今日、劇場で買ってきた「鳥瞰図」の台本を読みました。

最初は観るのもつらかった舞台だったのに、今では懐かしささえ感じます。

舞台を観ていて途中で帰りたいと思ったのは初めてでした。
ただ初日は真ん中だったので、退席すると迷惑をかけるのでそのままいましたが、休憩があったら2幕目観ないで帰っていたかもしれない。
自分の心の中をさらけだしているようで苦痛でしかなかった。

シアタートークを聞いた後、何か吹っ切れた感じで観られるようになりました。

台本を読んでいて、懐かしさを感じた。
昨日観たばかりなのに、懐かしかった。
もう一度観たいと思った。

「途中までだよ。遠いから」

品川徹さん演じる峰島さんの最期のセリフ。
忘れられない。

品川さんの声が甦る。
「途中までだよ。遠いから」

台本を読んでいて涙が出そうになった。
舞台観ている時は平気だったのに。

品川さんの声を思い出したら、泣きそうになった。

不思議な出来事

2008-06-23 19:06:43 | 徒然
昨日、品川駅の階段を登っている時、「オチタ」という片言の日本語。
それと同時に右肩をタッチされました。

右側に顔を向けると金髪の男性。
私が何かを落としたらしい。
「ありがとう」と言って階段を戻ろうとしたら、数段下の女性から差し出された物、それは私の腕時計でした。

左腕にしていた腕時計を落とした事に右側の人が気づいた事が不思議。
その人が私の後ろを通って右に来たのか?
もうひとつの不思議はよくあの人数で踏まれなかったと。
踏まれなくても階段を転がり落ちれば傷のひとつも付いても不思議じゃないのに、無事でした。
長年使っているのでもともと細かい傷はありましたけれど。

教えくれた人、拾ってくれた人、ありがとうございました。

これからも大事に使います。

「鳥瞰図」5 回目

2008-06-22 17:35:30 | 浅野和之さん
本日、5回目の観劇。
そして千秋楽でした。
5回目にして初めていい芝居だなと思えるようになりました。
このままつらいだけの芝居で終わったらどうしようと思っていましたが、よかった(^.^)

昨日、いい事があって気分が上向きだったのがかなり影響していると思います。

今日も泣いている人いたみたいですが、今日で見納めという意識が働いたのか、ウルウルする事もなくしっかりと観る事が出来ました。

終演後、母親を思い出して泣いてしまったと話している方がいました。
話し方、佇まいがよく似ているそうで。

みんなあの中に自分の何かを重ね合わせているのですね。

息子と母親の関係はとても強いものを感じました。
うちの亡くなった家族に似ていた。

浦安に釣り船屋「升本」が存在するのなら、常連客になって入り浸りたい。
女将さんから煮物貰って愚痴を聞いて貰いたいな。

そんな気分にさせてくれた作品でした。

私の心の傷は決して癒える事なないけれど、癒えない事があの人がこの世に生きていた証かなとも思います。

悲しいニュース

2008-06-22 11:18:38 | 徒然
携帯でそのニュースを見た時、嘘だと思った。
同姓同名の別人だと思った。

神戸みゆきさんが亡くなりました。24歳!

昨年の2月、出演の決まっていた舞台「レ・ミゼラブル」を体調不良で降板された後はお仕事をしていなかったそうです。

私にとって忘れられない舞台「蜘蛛の巣」
のんちゃんと増沢望さんが初めて共演した作品。
おふたりは夫婦役でみゆきちゃんは増沢さんの娘(のんちゃんは後妻でした)

夫の留守に殺人事件が起きて、義理の娘が犯人と勘違いした(娘本人も勘違いしていた)主人公が娘を庇うために…
っていうストーリーだったような気がします。

増沢さんとはその後「検察側の証人」で共演し、テレビの終着駅シリーズでも共演していましたね。

一番印象に残っているのは、やはり一番最初に観た「蜘蛛の巣」

元気いっぱいで可愛らしかった。
その人がもういないんですね。

24歳といえば今、通っている「鳥瞰図」の野村佑香ちゃんと同じ。キラキラ輝いている時なのに。

みゆきちゃん、安らかに。