天に星、地に花、人に愛

30代後半にして一児の母となった、三十路サラリーウーマンの徒然日記。

台北旅行~4日目・5日目

2008-09-20 22:58:18 | 旅行

4日目は完全にフリー。東洋1の高さの展望台のある台北101も淡水も行きたいし、美味しいお茶を探したり、茶器も探したい。でも、1日ではとても全部は無理。という訳で、淡水はあきらめ、台北市街地で活動することに。

まずは、前日の夜九分から電話で予約をしておいたお茶講座へ。今回予約をしたのは、ハワードプラザホテルのショッピングモールにある奇古堂。沈先生は台湾茶の権威。とは言っても、難しいお作法を教えてくれるのではなく、沈先生をお話を楽しみながらのお茶会のよう。良い茶葉なら、急須の上からお湯をかける必要もなければ、蒸らす時間を気にする必要も、お湯の温度を気にする必要もない。小さい急須なら、茶葉も少なくてすむ。確かに、私達夫婦と沈先生、3人でやかんの半分のお湯を使うほどお茶を飲んでも、使用する茶葉は1g。 聞香杯で香りを楽しみながら4~5種類のお茶を頂いた。沈先生のエコに対する拘りや、『お互いさま』の気持ちを忘れつつある日本への苦言、日本はもっとエコに対する先進国になって欲しいという要望等お話を楽しみつつ2時間程講座を楽しんだ。

しかし、茶葉も美味しいが高価だし、茶器もかわいいが高価。そこで、購入を即決できずに、茶器のお店をもう何軒が回ることに。
どうしても食べたかった、かき氷のお店『冰館』に行く為、永康街へ。永康街には、お茶屋さんも多いので丁度良い!そして、もし行列が少なければ、もう一度鼎泰豊にも行ける!

まずは、一番の目的地である『冰館』へ。注文したのは勿論、超級芒果牛奶泡泡冰 160元。但し、2人で1つ。ここのかき氷は、とにかく大きい。そしてこれでもか!といううくらいマンゴーが入っている。ふわふわの氷の上に、マンゴー2つ分くらいの量のマンゴー。そいて、マンゴーアイスに練乳。うまくたべないと、お皿からマンゴーが転がり落ちてしまいそう。普段は、頭がキーンとなるのでかき氷が苦手な私も、このかき氷は別格。とにかく美味しい!!!

 

冰館を出て、5件くらいお茶屋さんを回ったところで、鼎泰豊へ。残念ながら、やっぱり、50分まち。諦めて、フォルモサホテル周辺に戻り、更にお茶屋さんを5件ほど回った。結局、沈先生のお店のお茶と茶器以上のものには巡り合えず。。。沈先生のお店んみ逆戻り。茶器と茶葉を購入し、大満足!



今回の台北旅行の最後の夕飯は、
小籠包の食べ比べで鼎泰豊で修業を積んだ方が独立して作ったお店『京鼎樓』へ。小籠包と蟹みそ小籠包、牛肉麺を注文。以外にも、牛肉麺がとても美味!好みによると思うけれど、蟹みそ小籠包は断然鼎泰豊の方が美味しかった。


 翌最終日は、朝鶯歌に立ち寄ってから、空港へ送迎してもらった。月曜日の朝なので、道は通勤ラッシュ。道が混むため、台北の方の多くは原付で通勤するらしい。赤信号で止まっている風景は、車が見えないほどの原付の数。

鶯歌は、陶器の里。陶瓷老街は、道の両側に陶器店が立ち並ぶ。茶器や茶道具はほとんどここで揃うし、台北市内より安い。ここまで買わずにいればよかった。。。と後悔した品もあった。


そこから、高速道路を使用して30分弱で空港に到着。どうやら、台湾の有名な男性若手歌手がいたらしく、追っかけの人だかりができていた。

楽しかった台北旅行も終了。でも、きっとリピートするだろうな。。。


台北旅行~3日目

2008-09-14 23:36:35 | 旅行

3日目は、日中はフリー。夕方から九分へのツアー。

3日目と4日目のフリーの時間は、猫空や淡水に行く予定をしていたが、この日はまず、鉄観音烏龍茶の名産地である猫空へ。2007年にできたロープウェイは、20分という長さ。その間、いくつかの駅で乗降できる。しかし、大きな動物園もあり、地元の方のちょっとしたお出かけコースにもなっているようで、乗り場について予約票を貰い1時間近く待たないと順番が来ない。乗るのに一苦労だ。

最終到着地は猫空。山の斜面に沢山の茶芸館が立ち並ぶ。ロープウェイからも、猫空からも、台北市内が綺麗に見渡せる。景色も空気も良い。山の斜面側に席のある茶芸館からは、食事とお茶を楽しみながら、綺麗な景色が眺められる。猫空の茶芸館では、台北の市内のように日本語が通じない。メニューを見ながら、安全そうな麺やチャーハンを選択して注文。料理には、茶葉が使われている。

 

猫空でお昼を取った後は、目的のデザート店に行く為に、下りのロープウェイに。ロープウェイとMRTを乗継、忠孝東路周辺にある北京宮廷菓子の店『京兆尹』へ。ティータイムには、オリジナルの鉄賜紫陽茶と、デザート2品が選べるセットがある。早速、このセットを注文。豆やもち米を使用したデザートは、日本の羊羹のよう。上品な甘さだ。

 

おやつを頂いた後は、ナイト九分ツアーの集合場所である、ホテルに一度戻り地下のDFSでお土産の調達を済ませ、今回の旅行で最大の楽しみである、九分ナイトツアーへ。

台北の中心地から50分程バスで移動し、九分に到着したのは18:00前。日が暮れかかった海に九分の町の明かり。

昔金鉱で栄えた古びた街は、映画『非情城市』の舞台となり注目を集めた。『千と千尋の神隠し』のモチーフにもなったと言われている。伊香保の石畳のような、昔ながらの階段の両脇には、真っ赤な提灯をつるした軒が並ぶ。

ぎゅっと凝縮されたエリアに、素敵なお店や茶芸館、美味しい物が、揃っている。特に九分茶坊は風情がある。地下には、焼き物のギャラリーがあり、とても素敵な茶器が売っている。茶器は、九分茶坊の他もう一軒、女性のオーナーが自ら焼いた陶器を販売している店があり、ここもとても素敵だった。

 

 

阿婆芋圓で、九分名物芋圓(タロイモ団子)を食し、もう、夕食の集合時間。ツアーの夕食は『九分茶語』での軽食。正直、この夕食の為に九分の美味しい物を食べずに我慢する必要はなかったな。。。

 

夜の九分はとにかく素敵。絶対お勧め!!


台北旅行~2日目

2008-09-10 00:07:37 | 旅行

2日目は、ツアーに唯一ついていた1日観光の日。台北の主な観光地を回り、昼食・夕食もついているという至れりつくせりの日。台北が2回目の私にとっては、全て前回も回った場所ではあるが、前回の訪問から7年ほど。色々なものを見る視点が変わっている為か、どこも新鮮だ。

まず最初の場所は、『保安官』。医学の神様が祀られている廟だ。その後、孔子廟に向かう予定だったが、工事中のため『行天宮』に変更。こちらは、商売の神様を祀っている。

興味深いのは、台北のおみくじの引き方。まず、神様の耳の形を模った赤い木片を2つ持ち、ききたい事をとなえる。そして、その2つの木片を投げ、2つの向きが同じだと聞いてはいけない。2つの向きが別々だと聞いて良い。と、神様が言っていると判断。3回繰り返し、2回聞いてはいけないと出たら、その内容については、その日はおみくじが引けないそうだ。聞いても良いとでたら、おみくじの番号が書かれた棒を引き、その番号の紙を取る。神様に聞いてからなんて、何だか風情がある。

その後、お茶屋さんに立ち寄った後、総統府を車窓から眺めつつ、中正記念堂へ。蒋介石総統を記念した有名な建物。とても広い。

 

その後、お土産屋さんを経由して昼食に。有名店『梅子台湾料理』。しかし、ツアーでの料理では、なかなかその美味しさを満喫することはできなかった。。。

昼食後は、足つぼマッサージ。その後、衛兵交代を見に忠烈祠へ。ここは、民国革命や抗日戦で命を落とした兵士の為に作られた建物だ。門の入り口から、建物の入口まで行進する衛兵を、沢山の人がカメラを持ちながら追いかける姿が、何とも面白かった。

最後の目的地は、故宮博物院。メインの展示物を見たのち、自由時間には、乾隆帝が愛飲したと言われている『三清茶』を飲みに、4Fの茶芸館『三希堂』へ。三清茶は、松の実と梅の花を使ったさっぱりとしたお茶だった。

故宮博物院を後にしDFSで少し時間をとった後は、夕食の『鼎泰豐』へ。前回の台北旅行では、ここの小籠包と海老蒸餃子にはまって、フリーの日に更に2回も並んでしまったほど、美味しい小籠包が食べられる!

夕食後は、士林夜市へ。でも、お腹がいっぱいで、屋台の食べ物は全く食べられず。。。残念。


台北旅行~1日目

2008-09-08 21:39:15 | 旅行

今年の夏の旅行は台北。ツアーを決める段階で、燃油サーチャージの高騰に見舞われ、燃油サーチャージの安いキャセイパシフィックを利用したツアーを選択。キャセイで台北に行く場合、1日1回のフライトが午後(15:55成田発)である為、出発日が有効に使えない。しかし、午前便がある国内航空会社の飛行機を使い、到着日も有効に使おうと思うと、燃油サーチャージ+午前便追加料金相当の金額が2万円以上となり、キャセイを利用したツアーで、1泊延泊ができる計算になった。という訳で、今回はツアーに一泊延泊をつけて、4泊5日での台北の旅。

出発前の天気予報では、滞在中ずっと雷雨のマーク。台風に見舞われる心配はなさそうだったが、予報通りだとすると恐ろしい天気。とは言っても、『晴れ女』と呼ばれる私。たいして気にもせずに出発。

当日は、現地時間の20時30分頃にホテルに到着。今回の滞在は、グランド・フォルモサ・リージェントホテル。地下にはDFSがあり、隣にはヴィトン等のブランドショップが集まっている。駅までも女性の足で徒歩7分程。周りにはコンビニやスーパーもあり、とても便利。部屋は、とても広くてきれい。

チェックインを済ませ落ち着いた頃には、もう21:00。まだ、目的のお店はやっている!という事で、ちょっと夕食を食べに出かけることに。ホテルから徒歩15分ほど。担仔麺(35元)が美味しいと評判の『好記担仔麺』。隣のゴージャスな看板の建物も、系列らしい。

 

店先にはその日のメニューの現品が並べられていて、コレとコレとという感じで、指さしながら注文できる。

注文が終わると、席に通された。今回注文したのは、炸好記豆腐(120元)、鳥のロースト、蟹のから揚げそして、担仔麺。


どれもとても美味しい!でも、名物の担仔麺の美味しさは別格。日本円にして120円~130円の安い麺だが、えびの出汁がきいていて、とにかく美味しい!

お腹がいっぱいになったところで、台湾名物珍珠茶を飲みに『春水堂』へ。珍珠茶(タピオカミルクティー)を考えたお店。日本語メニューもあるから、楽々注文できる。流石!というほど美味しくて、グラスの1/3位の量のタピオカが入っている。粒の大きさもBEST!!その他、台湾名物の愛玉(レモン入り)やデザートのお団子も美味。