清原 登録抹消

【スポーツ：プロ野球】　26日のマリーンズ戦で３三振を喫し、おまけに走塁で足を痛めた清原が登録抹消された。会見では「この時期に無理をせず身体を戻したい」と。さらには死球に対しての報復発言についても「頭を冷やす」とコメントしています。
　対戦したマリーンズの投手は軟投派で、内角球が無ければ勝負になりません。そんな彼は臆せず内角へ投じ、見事に清原を封じ込めました。バレンタイン監督はそんな投球を絶賛したといいます。脅しに屈して外角球だけで勝負するなんて、正当な勝負ではありません。もしもそんな対戦があったのなら、それはある意味で真っ当な勝負とはいえません。「清原さんを怒らせたら大変だ」とか「清原さんに嫌われたら・・・」そんなアホくさい大勘違いな気遣いと言えましょう。そんな勝負をプロ野球の公式戦でしたいたのなら、そんなチームは即刻退場です。しかし去年の日本一のマリナーズは、堂々というのもおこがましい普通の勝負を清原に対して挑み、退けました。
　暴言についての制裁処置でもなく反省を促すための冷却期間でもなく、治療を理由にした登録抹消は、善意に解釈してある意味では大人な処置ともいえましょう。驕れる清原は、今や球界の屑です。選手契約するのはチームの自由ですが、よほどの改心がなければ彼のプレーなど二度と見なくてもよいと感じているのは、私だけではないはずです。