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ユーカリスティア記念協会のブログ

できるところまで、できることから始めちゃうのだ。
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野呂芳男ゆかりの地&東京下町民衆宗教スポット散策1

2014年01月09日 22時54分14秒 | 野呂芳男研究
よっちゃん会なる(勝手に命名)、たまに実現する同窓会的な会、成り行きから散歩しよう!ということになり、それならばということで、タイトルにあるような散歩をすることになりました。せっかくなので、ルートについてちょっとした解説などを付しておきます。

まずは東西線、門前仲町駅で待ち合わせです。
1. 深川不動尊
 深川不動尊は成田山新勝寺の東京深川版です。門前仲町駅近くには2大宗教スポット、深川不動尊と富岡八幡宮がありますが、5日ですとまだ初詣客で賑わっていました。人気は、より庶民的な深川不動尊の方、というのは相変わらずです。DJポリスならぬDJ僧侶というべき、「お立ち台」から参拝客を拡声器で案内している様子に思わず、庶民のお寺だねぇと感心。かしこまった感ゼロですから(笑)。
 が、ちょっと待った!その参道途中にある永代寺を見落とすわけには参りません。ここにはなんと、民衆宗教的信仰ど真ん中ともいうべき歓喜天が祀られています。しかし歓喜天につきましては、秘仏であること以外はここでは割愛させていただきます。
2. 富岡八幡宮
 最近では、ここの大きな神輿が倉庫に収められているのが、ガラス張りによって展示されています。ここから、野呂の実家のあった猿江までは結構距離があるのですが、かつては猿江町も氏子の範囲に入っていたようです。野呂が幼い頃、ここの神輿(から延長コードのようにつながった縄と思われますが)を担いだそうです。
3. ゑんま堂
 次は門前仲町から隅田川に掛かる新大橋を目指します。その途中に、この閻魔堂があります。
4. 清洲橋
 新大橋に着くはずが、もう暗かったので道を誤って、ひとつ下流側の清洲橋に着いてしまいました。まあよいでしょう。こちらから新大橋を臨みます。「自分と出会うイエスと出会い、不条理と闘う」に登場する途中の橋の様子や、隅田川のかもめはかつてと変わっていません。
5. 小名木川(おなぎがわ)―清澄周辺
 元来は野呂の生家は、小名木川の清澄庭園近くにありました。生まれてすぐに、(おそらく関東大震災の反省からと思われます・未確認)小名木川の拡張護岸工事が行われることになり、生家があったところはそれ以来、小名木川の川底になってしまいました。
6. 大空襲犠牲者のためのお地蔵様
 高橋(たかばし)の「のらくろーど」と通ろうと思ったら、こちらも道を間違えてスルーしてしまいました。「のらくろ」の作者・田河水泡の資料館があります。個人的には「蛸の八ちゃん」のグロかわゆさも好きです。のらくろーどを背後に大横川手前まで来ると、東京大空襲犠牲者のためのお地蔵様がいらっしゃいます。静かに手を合わせました。

(近日中に2へ続く)

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