掛陵(クェルン)。
新羅第38代元聖王(785年~798年)の王陵と推定されている。
石窟庵からタクシーで5分程度。
現存する新羅の王陵の中で最も華やかで、広大な敷地に護石をめぐらせた円墳。
慶州に残る古墳の中でも最も原型を保ち、左右対称の美しい形状を持つ。
方角に合わせ12支像の彫刻、四匹の石獅子像と文人像、武人像が陵の前に立つ。
武人像の容貌はペルシャ人風であることから、当時のアラブとの活発な交流が想像できる。
神秘的で厳か。
かなり陽も傾いていたせいか、緑が美しく開放的なスペースもどこか物寂しい。
残念ながら、司馬先生が出会ったような農夫には出会うことが
できなかったけど、一瞬古代の世に紛れ込んだ錯覚も
あったり、なかったり。。。
しんみり、
ただ静かに、
心を空っぽにして、
太古に思いを馳せる。
掛陵
慶北 慶州市 外東邑 掛陵里 山17番地
入場時間:[冬]08:00~17:00|[夏]08:00~18:00
入場料:なし
アクセス:仏国寺駅から7番の国道に沿って約3Km
帰りのバスから見た夕焼け。日本でも同じ太陽見てるかな?
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