名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

題名のない音楽会。「調性って何?」

2011年11月05日 21時33分33秒 | 観る(映画・TV)

題名のない音楽会。

日曜の朝、家にいるときはパンかじりながら見ています。

そもそもいい番組ではありましたが、司会が佐渡さんになってから、

さらにおもしろくなりました。

テーマもいいとこついてるんですよね。

9月18日。

佐渡さんお気に入りの名曲を深く掘り下げる、

「名曲百選シリーズ」の第12弾。

調性ってなに?名曲百選(12)フランク「交響曲ニ短調」。

作曲家の吉松隆さんをゲストに迎え、

「作品の顔」とも言える調性や転調がもたらす音楽的魅力について分析。

調性を色で捉える考え方。

Color

調性が曲のキャラクターを決定付けるということ、
(カラオケで安易に音を上げたり下げたりするのは、作曲家の意図を全く無視した行為ということ(笑))


調性は、楽器との相性でも決定されること。

(弦楽器は♯系、管楽器は♭系)

マーチには♭系が多く、ミサ曲にはニ短調(DeusのDという意味もあり?)が多いこと。

面白いよね。


実際に、「アイネ・クライネ」を違う調性で演奏して、

同じ長調でも、こんなに雰囲気が変わるものなのだと、

バイオリンの響きを最大限に鳴りやすい調性で曲が作られているってこと。

基礎の基礎だとは思うけど、本当に勉強になりました。

作曲家が「調性」を決めると言うことは、楽器の「性格」を100%引き出すための重要事項、

それゆえにこそ「調性」は作品名に明記される。

調性は音楽に「色彩」を加え、作品のキャラクターを決定づける「要」。

なるほど。

それにしても、佐渡さんってカッコイイわぁ。

音楽への愛情が熱くにじみ出てて。

いつか佐渡さんの指揮で第9歌ってみたくなった。

歌えないけどさ。


1万人の第9 佐渡裕



 



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