会社のクリスマスパーティ用にアレンジされたものだったので、
たぶん完全形ではなかったものの、
生まれて始めてライブで「狂言」を見ました。
演目は『大般若』というもの。
プロの狂言師の姿勢、すり足の正確さ、発声、お囃子、
そして特に「間」の感覚にはとても深いものを感じました。
やっぱり伝統芸能は奥深い。
鼓や笛一筋の人生。
うらやましいな。
狂言〈大般若〉のあらすじ:
巫女と僧侶、”商売敵”のふたりがある篤信家の家で鉢合わせ。巫女が鈴を鳴らして神楽を奏する中、僧侶は大般若経を読もうとするのだが、この鈴の音がやかましく、経を読むに読めない。言い争いながらも互いに続行しようとする二人。さてどうなる?僧侶が見せる、折経を弧を描くように飛ばしながら経を誦す転読の型がおもしろく、中世の神仏への信仰の有り様を垣間見ることができる。
名古屋能楽堂
名古屋市中区三の丸一丁目1番1号
TEL 052-231-0088
今日の1曲: Fairwind BY Gospellers
二枚目 ゴスペラーズ このアイテムの詳細を見る |