夜中やってたコンサート。
ちょっと見始めたら、あまりの迫力あるプレイに目が覚めちゃった。
コンサート会場がウィーンのシェーンブルン宮殿
ってこともあったんだけど、
若手のピアニストがショパンの協奏曲弾いてて、
これがね、ホントすごかったんです。
ニコニコ顔で、むずかしそーなフレーズを
スラスラ軽々とスポーティ!に弾いてるわけ。
あくまでも淡々と。
早速Yahooで調べてみました。
このピアニストのこと。
ラン・ラン(Lang Lang/郎朗)。
1982年生まれ、中国遼寧省瀋陽出身の26歳。
若いのにすごいね~
リストのハンガリー狂詩曲なんかも、イキイキ弾いてました。
っていうか、弾き方がなんかスポーツやってるような、
もしくは、山下洋輔のひじ打ちゲンコツ弾きのような勢いで、
初めてタイガー・ウッズのスウィング見たときのような衝撃を受けました。
ほんとびっくりした。
野外コンサートってことももしかするとあったかもしれないけど、
それは、まるでショパンの協奏曲のようには聞こえなかったな。
でも、アンコールで弾いた、英雄ポロネーズは良かったです。
若くて勢いのある今の彼の個性にピッタリ合ってて。
それにしても、
宮殿をコンサート会場にしちゃうなんて、
さすが音楽の都。
雰囲気出るよね~
でも、できれば演目はベートーベンじゃなくて、
やっぱりモーツァルトがいいかな。
優美な宮殿でベートーベン、しかも5番って、、、
ねぇ。
ラン・ラン@シェーンブルン宮殿
1. 「オベロン」 序曲 ( ウェーバー作曲 )
2. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 ( ショパン作曲 )
3. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 ( ベートーベン作曲 )
4. ポルカ「軽い足どり」 ( ヘルメスベルガー作曲 )
5. ポルカ「ブレーキかけずに 」 作品238 ( エドゥアルト・シュトラウス作曲 )
6. ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 ( リスト作曲 )
7. ポロネーズ 変イ長調 「英雄」 作品53 ( ショパン作曲 )
ピアノ:ラン・ラン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
収録:2008年6月28日, シェーンブルン宮殿
今日の1曲:リストのハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調/ラン・ラン
メモリー/ラン・ラン
野外のせいか、演者も聴者も心地良さそうだったのが、すごく印象的でした!
すごいね、ランランって。
情緒はまだまだだけど、テクがすごい。
たしかに、観客の服装もラフで、楽しそうだったね。
でもやっぱ、音は室内の方がいいね、って当たり前か。