ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

魅惑のニッポン木版画

2014-03-31 00:53:08 | 美術[ま]
「魅惑のニッポン木版画」@横浜美術館

 3月29日は「横浜美術館開館25周年」と「西区制70周年記念」というダブルアニバーサリーで入場無料だった。横浜博覧会でオープンした横浜美術館、無駄にでかい吹き抜けが心地よい異空間風味を醸し出している。

 浮世絵からはじまって、明治、昭和、平成に至るさまざまな木版画が、手を変え品を変え、新しい技法を用いていろいろな表情を見せている。

好きなヤツ:
 鈴木華邨 《坪内逍遥著「桐一葉」口絵》
 勝平得之 《雪国の市場》
 エマ・ボーマン 《千葉、川崎製鉄所》
 エマ・ボーマン 《東京、出初式》
 小林敬生 《蘇生の刻-群舞96・3-》
 斎藤清 《凝視》


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ルノワール礼賛

2014-03-23 23:20:57 | 美術[ら]
「ルノワール礼賛 ルノワールと20世紀の画家たち」@ポーラ美術館

 チケットショップでポーラ美術館の半額チケットをゲットしたので行って来た。クルマで17km。さすがに箱根の雪も溶けていた。

 金土日はルノワール祭だそうで、帽子をかぶって行ったらドレスコード特典として《レースの帽子の少女》コスチュームキューピーをもらった。顔を見てもキューピーの面影がないくらいデコレーションされている。

 ルノワール14点と、ルノワールに影響を受けたピカソやヴァン・ドンゲン、デュフィ、梅原龍三郎、中村彝などの作品を展示している。

 今日行ったのは、アートテラーとに~さんのトークイベントがあるということだったので、せっかく箱根クンダリーノまで来るというので聞いて来ようと思ったのだ。

 午前中には、同時開催中の「いろどる線とかたどる色」展にちなみ、顔料にアラビアゴムを混ぜて絵の具を作るというイベントがあったので参加してみた。するとそこで知り合いに遭遇。一緒にランチのあと、14時からのイベント「アートテラーとに~さんの、そうだったのかルノワール」を拝聴。担当学芸員の工藤さんとのクロストークという形で、スライドを使いながら、いつもの調子で多々笑いを交えながらの面白トーク。場所が場所だけに満席とはいかないが、割とにぎやかなトークショーになった。

 とに~さんに「来るなら言ってくれればいいのに」と言われたが、雨なら行かなかったかもしれないのでそんなことは言えねぇ言えねぇ。


帽子をかぶって行くくらいならお安い御用だが、コスプレでとか言われたら断る


ルノワールが雷諾瓦ってどういう風の吹きまわしなのか?

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Discovery Museum

2014-03-01 22:04:14 | 美術[た]
ディスカバリーミュージアム

 羽田空港第2旅客ターミナル3階にある入場無料の美術館。日本初の空港内にある美術館として2010年開館。細川家の至宝を管理する永青文庫の所蔵品を展示したり、その他の企画展も開催。飛行機に乗らないのに羽田空港へ行くのは敷居が高いので、ずっと行きそびていた。搭乗時間待ちに訪れるには最適。広くは無いので見るのに時間はかからない。作品の前にズラリとソファが並んでいるので、照明を落とした落ち着いた館内でゆっくり座って過ごすこともできる。撮影もOK。今は仙のコレクション展「禅・仙 ZEN・せんがい」を開催中。変な水牛や変な寒山拾得を見てると、こっちがフニャっとなる。

 美術館と同じフロアにあるオープンテラスのレストランエリア「UPPER DECK TOKYO」でランチ。よく見るとお客さんが座っている椅子がことごとく違う事に気づく。世界中のオシャレな椅子がよりどりみどり。かわいい椅子や偉そうな椅子や高そうな椅子が散りばめられているので、好きな椅子を選んでごきげんランチ。空いている時なら片っ端から座り倒すのも楽しそうだ。
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