勇者の旅記録

感謝のスリッパ一万匹

南海奇皇

2009年05月19日 14時15分32秒 | Weblog
これで"ネオランガ"と読みます。


僕が小学生の頃にやっていたアニメで、おぼろげながら思い出したので無料アニメサイトで見ています。
全48話あるのですが、1話が15分程度なので実際はそこまで長くないです。
今は20話まで見ました。


これが、凄く面白い。


一つ見始めるとどんどんと次を見てしまう面白さ。48話あっても全く苦になりません。
BGMやOP曲の雰囲気も作風に非常にあっていて、隠れた名作といえるでしょう。


ただ、古い作品であるだけに作画が全く安定していません。
目の描き方などは明らかに差があり、まるで別人ように見えるときもあります。


と、こう感じたときに僕は思いました。




アニメの本当の良さって、作画じゃないな。




もちろん作画が良いことに越したことはありませんが、それがアニメの本質になることはありえない。
真に見るべきはその中身、ストーリーであり、たとえ南海奇皇の主人公の顔が普段と少し違っていても、それで南海奇皇の評価が下がるということはありえないんです。

んまあ、さすがに作画崩壊までいってたら少し考えものですが……。


こと最近は、作画重視の作品が増えました。
作画が良い、よく動く。それが評価の基準になっていて、肝心のアニメの中身は、やれあのキャラが可愛いだの、萌えるだの、ストーリーというものを重視しない傾向が強いです。

作画が良く、そしてよく動くほうが可愛い女の子キャラは引き立ちますからね。
ですが、アニメの本質は可愛い女の子キャラがいるかどうかではないんですよ。



自己紹介のところにもありますが、僕は灰羽連盟が好きです。
灰羽連盟は近年のアニメの作画方法が確立した後の作品だけあってそれなりに安定していますが、ところどころ「おやっ?」と思う場面があります。
ですが、そこで作画が崩れていようが、僕にとって灰羽連盟は神作品なのです。
何せ、ストーリーや作風が素晴らしいですから。


灰羽連盟の主人公であるラッカが可愛いという意見もよく聞きます。
僕も、ラッカはとても可愛いキャラクターだと思います。
しかし、それは灰羽連盟の本質ではありません。むしろ、灰羽連盟のストーリーがあり、視聴者が感動し、それに付随してキャラクターへの愛着がわいていると僕には見えます。


アニメを見ることによりおこる、感動。



最も大事なことは作画でも何でもなく、それなのではないでしょうか。

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