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英国で余命数カ月の女性タレントが結婚 決断の勇気たたえられる

2009年02月23日 | Weblog
子宮頸(けい)がんで余命数カ月と宣告された英国の有名女性タレントが22日、ロンドンで結婚式を挙げた。英メディアは「彼女はわれわれにどう生きるかを示した」(英日曜紙サンデー・テレグラフ)などと大々的に取り上げた。

 テレビ番組などでコメンテーターを務めていたジェイド・グッディさん(27)は昨年、番組でがん宣告を明かし、今月、宣告後にプロポーズした男性(21)と結婚すると発表した。

 グッディさんは過激な発言で知られ、化学療法の副作用で髪が抜け落ちたことや、以前のパートナーとの間の息子2人の養育費にすると明言した100万ポンド(約1億3400万円)ともされる挙式の放映権料などで関心を集めた。

 英司法省は、傷害事件で保釈中の結婚相手に挙式当日は夜間外出を認める措置を決定した。BBCテレビによると、医療機関には子宮頸がんの問い合わせが相次いでいるという。(共同)

キスをすると複雑な化学反応 米人類学者が発表

2009年02月18日 | Weblog
キスをすると一連の複雑な化学反応が引き起こされるとの研究結果を、米研究者が発表した。ニュージャージー州にあるラトガーズ大学の人類学者、ヘレン・フィッシャー氏は14日、シカゴで開催された米国化学振興協会の会合で「キスは相手を評価するための仕組みである」と話した。

 フィッシャー氏は記者会見で、キスは人間社会の90%以上でされている行為だが、その科学的意味は解明され始めたばかりだと述べた。

 キスに関するある理論は、結びつきを強めることを意図しているとする。ペンシルバニア州のラファイエット・カレッジの研究者、ウェンディー・ヒル氏は学生を対象に行った調査結果を会合で発表した。

 調査ではもともと、性的な喜びなどに関連がある「愛の」ホルモン、オキシトシンの変化を予想していたという。また、オキシトシンはストレスホルモンのコルチゾールの減少をもたらすことが知られているため、コルチゾールの値にも注目することにしたという。