ノー天気な闘病記

癌の手術、闘病についておちゃらけ解説しています。

FOLFIRIの3回目 現場からの実況でーす。

2016-05-21 12:50:59 | お気楽闘病記
皆さんこんにちは
今日も楽しい現場からの実況がやってまいりました。

今日でFOLFIRIになって3回目です。
初日の最初の点滴 吐き気止めの後、アバスチン・その後の
イリノテカン・レボホリナート辺りから具合が悪くなり、
晩ご飯の頃はベットに撃沈!
発汗と吐き気、全身倦怠が夜通し続きます。
お腹は空いてグーグー言っているんですが、頭が「ごはん、いらなーい」
って言ってるような感じです。

そこまでは第1回目の症状と大体同じ。
ところが、一晩寝て起きると別人に変身!!

朝から食欲全開です。
前に書いたように、食事は持込なんですが、
朝ごはんに合いそうな物は、オヤツに食べるためのものも
全部引っ張り出して来ちゃいました。



まるで女の子の食事みたいになっちゃいましたネ。

もう後は、フルオロウラシルを2日かけて点滴して終わりですから重篤な
副作用は出ないと思うのでこのまま快適に過ごしましょう!

と・こ・ろ・で...。
個室に入院される方は別として、私のような貧乏人は大部屋に入りますので
偶には「大イビキ仙人」に遭遇する時もあります。
今回が正にそうなんですが、そんな時の備えにコレを使ってます。





ハイテクの「耳栓」なんですが、結構なスグレモノです。
最近このタイプが売って無いんですけど、ネットで買えるみたいです。
妻は飛行機に乗ると耳が痛くなって具合が悪くなるんですが、この
シリーズの「航空機用」を使うと大丈夫みたいです。

とにかく、どんな大イビキかきがいてもコレさえあれば
ノープロブレムです。
同じ悩みの方がいらっしゃったらお試しあれ!?

・・・なんて、今回も調子が良くなって来たので、ヒトの心配まで
しちゃいました。

又、変化が有りましたら報告しま~す。
以上、実況報告でした。

体調が良いと楽しい事ばっかりー!

2016-05-07 19:49:29 | お気楽闘病記
5月最初の入院です。
前回が4月1日でしたから、1か月以上も間が開いてしまいました。

入院中の途中経過ですが、前回の報告を訂正しなくちゃいけない程です。
だって、今までにない位の絶好調なんですから。
今日で2日目なのですが、若干の発熱は有るものの、悪寒・吐き気・食欲不振・
下痢等どの現象も今現在ありません。
化学療法を始めて60回近くに成りますが、こんなに調子の良い入院は初めてです。

前回、「FOLFIRIって大変かも」と書いてしまいましたが、偶々体調が
すぐれない時にやった為かもしれません。
病院関係者、又、その書き込みを鵜呑みにしちゃった方、ごめんなさい。

って、「お前のグレた情報なんて本気にする訳ないだろ~。」
そんな声が聞こえてくるので、イイですよね! へへへ。

それはそうと、今回坊主頭で病院に行ったものですから、
私、ちょっとした有名人です。
看護師さん、他の先生、薬剤師さん等々入れ替わり訪問を受けてます。
「最初、誰だかわかんなかった~。」
「これから夏だからイイんじゃない!?」から
「イリノテカンはしょうがないよね~。」の慰め組から
「もう少し短くしたら、このままお坊さんになれるジャン。」などの
訳のわかんないものまで、色々なコメント付きです。
まあ、私としても短くした甲斐があったというもんです。

あと一つ、今日はとっても嬉しい事がありました。
私がこの病気にかかって、最初に運び込まれた時の
(もちろん手術も担当してくれた)先生と1年ぶりに再開しました。
本日の総合回診(俗に言う大名行列 sorry sir!)の親分で病室にやってきたんです。
時間が無いのでユックリと話は出来ませんでしたが、「よく頑張ってるねえ」の
一言で気持ちはすっかりあの時に戻って、まるで旧い戦友に会ったような気持ちになりました。

そんな1日でしたが、兎に角今回は絶好調!
さっきも持って来た夕食をペロリとたいらげて、
「食後のデザートは何にしようかしら」と考えている始末。
まあ、でもたまにはこんな入院が有ってもイイよねー。

では、又このページでお会いしましょう~~!

祝 初FOLFIRIのその後

2016-05-05 20:25:45 | お気楽闘病記
その後の後遺症というか副作用の気が付いた点を書いておきます。

貧血
最近凄いです。立ちくらみどころではありません。油断してると倒れそうです。

手足の痺れ
前回のエルプラッドの副作用なんですが、直ぐには抜けません。
それどころか、以前より酷くなっていて、最近は立ち上がったり、
歩いたりするのがしんどくなって来ました。
特にひどいのが左足ですので、幸いクルマの運転は何とかなってます。
ただ、舌の痺れは解消しつつありますので、食べ物の味が解ってとっても幸せです(笑)

白血球の数値の減少
今回4月1日に新薬の第1回目の投与を行なったわけですが、
第2回目となる4月15日の入院予定では血液検査で白血球の数値が低く
(好中球数たったの535でした。)入院出来ずにお引取りとなりました⤵
以前の薬に勝るとも劣らない程、骨髄抑制が出るようです。
余りに数値が低いので、久し振りに白血球を増やす薬を注射しました。
(これがまた痛いんだよなー)

脱毛
さて、みなさんお待ちかねの脱毛です(誰も待ってないか。)
だいたい、投与してから2週間から症状が現れると言われていますが、
まさしくその通り4月15日頃から抜け始めました。
私は特に髪の毛にこだわりもありませんし、元々普段から短髪ですので
気にはなりませんでしたが、ただ、枕に髪の毛が一杯付くものですから、
先日バリカンを買ってきて思い切り坊主頭にしてみました。
明日から入院ですので、病院関係者のコメントが楽しみです。

副作用ではありませんが、私の容態について、補足説明しときます。
実は、新薬第1回目の入院が終わって退院後3日ほどのことです。
朝、いつものように小便を済ませようとして、フト便器を見ると
便器の中が真っ赤っかじゃないですか!
大腸癌患者によくあるパターンですが、間違いなく膀胱からの出血です。
私のように手術出来なかった患者に多いのですが、行き場のない患部が
隣にある膀胱に湿潤するのは良くあることです。
炎症を起こしているらしく小便を済ませた後、腹全体に痛みがおきます。
早速CT検査をしてもらいましたが、案の定膀胱に湿潤していました。
幸い腎臓に影響するところまでは行っていないので、何とか薬で直せそうです。
早速、山ほど薬が出ました。
今日現在、潜血はあるものの痛みは治まっていますので一安心です。
これが、腎臓まで行ってたらチョット覚悟していたかもしれません。

そんなことを間に挟みつつ、明日から又入院となりまーす。
何とかイリノテカンと上手く付き合う方法を考えつつ
レポートしますんで、宜しくお願いしま~す!?

祝 初FOLFIRI 別に嬉しくもないか・・・。

2016-05-05 17:56:24 | お気楽闘病記
巷では、ゴールデンウィークとやらで大型連休ですが、
皆さんいかがお過ごしですか?

少しBLOGをサボっていたら、随分間が開いてしまいました。
とりあえず、私めは元気に生活させて頂いております(笑)

さてさて、前回の続きですが
FOLFIRIに変わった化学療法の第1回のレポートです。

4月1日から3日まで行いました。
薬の順番は、
1 吐き気止めの点滴
2 アバスチン 約2時間
3 イリノテカン 約2時間
4 5-FU 全開 15分
5 5-FU 46時間

FOLFOXと違うところは、5-FUを連続して投与することで、
「点滴終わりましたー!」のコールが少なくなったので
入院2日目は楽です。

さて、点滴自体は楽になりましたが、問題は副作用。
これからやる人をおどすようですが、「チョット大変かも~」
上に書いた2のアバスチンまでは慣れているのでOK
いよいよ、3のイリノテカンとご対面!!
副作用は・・・?

薬が入ってから(4月1日の午後からです。)夕食、次の日の朝食、
昼食と全く食欲出ず。
吐くまではいかないんですが、胃がもたれているような感じです。
夕方からは発熱、悪寒(寒くてしょうがないくらいです。)
それなのに、体は汗ダク!
訳がわかりません!!!
一番の心配は 下痢
これは、それ程でもなかったかなあ~。
2日程水様性の下痢でしたが3日目には落ち着きました。

全体的には、点滴が終った後の脱力感が退院後3日ほど続きました。
実は、イリノテカンの副作用に「気力の減退」なんてのが載っていたので
これ幸いと「チョット手伝って~~」なんて言われても
「ダメダメ~、副作用の気力減退だから、手伝えない~」などと
遊んでいたら、案の定ぶっ飛ばされました(笑)

とにかく、以前のFOLFOXよりは、副作用が強く出るような気がしますが
これも、回数を重ねれば慣れちゃうのかなあ~?

てなわけで、レポートにもなりませんが、第1回のFOLFIRIは無事終了しましたとさ。
めでたしめでたし