信州松本囲碁同好会 よね研 活動日記

長野県松本市で活動する若者を中心とした囲碁の同好会です。
活動の様子などを発信していきます。

トライボーディアン結果編

2017年11月05日 | 囲碁大会 県外
囲碁棋士、将棋棋士、オセロの世界ランカーなども参戦するこの大会。
3種目ともまんべんなく強いのが理想ですが、やっぱりみんな得意不得意の種目があります。
得意種目をとって囲碁勢、将棋勢、リバーシ勢という呼び方をします。

オレはちなみに将棋はウォーズ初段、リバーシは初心者です。
囲碁だって9路盤なんてほとんどよくわかっていないので、無勢?w
まあネタ勢に近い、囲碁勢ですねw

全18戦のうち、8勝10敗でトライボーディアン初段を認定してくれるというのを目標にして挑みました。
それでは対局をざっと振り返ってみます。



<1回戦>
囲碁勝ち、将棋負け、リバーシ勝ちで2勝1敗

相手は女性の方でした。どうやら将棋勢らしい・・・と思っていたら、あとで聞いたら将棋の女流プロ棋士だったらしい!
将棋は速攻で角頭攻めから飛車なりこまれて負けました。
対局後の感想戦で、将棋強いですね、なんて失礼なことを言ってしまってすみませんでした。。。

でもすごく運良く、リバーシで勝てて2勝!



<2回戦>
囲碁勝ち、将棋負け、リバーシ負けで1勝2敗

相手は将棋・リバーシ勢の方だったらしい。オレから見てその属性やっかいすぎるww
でも将棋はかなり善戦したと思います。



美濃囲いを脱出して玉将で攻め上がる(笑)

ここから33に香車打って、41に角成りこめば勝ってたかもしれないですよね?
しかし残り時間が全然ないのもあって



あえなく撃沈w
リバーシも相手が強くて1勝2敗。合計で3勝3敗。



<3回戦>
囲碁勝ち、将棋負け、リバーシ負けで1勝2敗

囲碁2段の将棋勢の方。囲碁はだいぶ苦戦したけど、相手の時間が切れて運よく勝ちを拾いました。
こちら囲碁勢といってもやっぱ9路盤だとコロッと負ける時あるよね(;^ω^)

将棋とリバーシは順当に負けて1勝2敗。合計で4勝5敗。



<4回戦>
囲碁勝ち、将棋勝ち、リバーシ負けで2勝1敗

ここまで3戦して計4勝5敗。
前の記事でも書いたけどこの大会、組み合わせは3種目の勝敗の数で決まります。
なので同じ4勝5敗の人と当たるのです。
この方、囲碁は初心者(覚えて1か月も経ってなかったらしい)、将棋も初級者のレートだったので普通に勝ちました。

しかしこの囲碁将棋の実力でここまで4勝してるということは、リバーシは相当やばいのでは・・・と思ったら


まさかのリバーシ 六段( ゚Д゚)
レート見てちょっと手震えたw




まあ10級と六段が戦えば、これくらいにはなりますよww
最後なんてあえて上の一列をこちらに取らせて着手の選択肢を奪い、他をすべて黒にひっくり返すという読みだったらしい。
囲碁の時に石すべて殺してすいませんでしたってちょっと後悔した(;^ω^)

この方はどうやらリバーシの全国大会の準優勝経験者だそうです。
この日のために囲碁も覚えて、終局まで打てるようになったとか。
トライボーディアンはそういう交流がおもしろいよね。

ここまでの合計6勝6敗。とりあえずトライボーディアン2級は達成。


<5回戦>
囲碁勝ち、将棋負け、リバーシ勝ちで2勝1敗

あとで聴いたら某大学の将棋部出身者でした。おれも某大学の囲碁部出身者だけどね。
囲碁と将棋で順当に1-1となり、リバーシ勝負へ。
レーティングでは少し負けていましたが、運よく勝てました。

ここまでの合計は8勝7敗。ここで8勝を達成したので、目標であったトライボーディアン初段を認定されました!
あとはどこまで勝ち星を伸ばせるか。


<6回戦>
囲碁勝ち、将棋勝ち、リバーシ負けの2勝1敗。

相手の方はリバーシ勢だったようです。
将棋はレーティングでは負けていたけど、どうにか勝つことができました。しかし




やっぱりね、リバーシ勢と戦うとこうなりますね。。。

どの方もそうだったけど、終局後はけっこうみなさんフレンドリーに話してくれます。
他の種目の得意な人に検討してもらうのは新鮮で面白いですよね。



<結果>
囲碁6勝 将棋2勝4敗 リバーシ2勝4敗 合計10勝8敗
全体では90数人中、20~30位くらいだったようです。
20位以上が表彰されて商品券貰えるのですが、20位の人が11勝7敗だったみたいなので、自分の順位はそれくらいかと。

そして初参加の人の中で上位10人が表彰されました。自分は初参加の中で8位入賞でした。上出来すぎる。

それともう一つ、どれか1種目で全勝した人にパソコン用囲碁ソフトの「天頂の囲碁7」か将棋ソフト「激指14」のコピーデータが贈られました。
天頂先生なんて発売前ですよ。しかも買えば1万くらいしますからね。これは本当にラッキーでした!





参加費無料で、参加賞も豪華。書籍も買えば高いからね。
他の種目の方との交流がとても楽しかったので、ぜひ来年も出てみたいです。
ではでは、このへんで。

トライボーディアン大会

2017年11月05日 | 囲碁大会 県外
ども、長野県民で初のトライボーディアン三段に認定されたよねつちです。


いってきましたよ、グロービス杯トライボーディアン大会!
会場はバスタ新宿の隣のミライナタワーです。





トライボーディアンというのは、囲碁9路盤、将棋、リバーシ(オセロ)の3種目競技です。
要するにトライアスロンのボードゲーム版ですね。

大会方式は同じ相手と3種目で戦います。スイス方式で6人と試合をし、計18局の勝敗で順位を決めます。
2勝したほうが勝ち点1を得るのですが、それよりも3種目の合計が優先されます。

たとえば、6試合すべて2勝1敗で勝ち進んだとして、勝ち点6の合計12勝6敗。
それより3-0、3-0、3-0、3-0、1-2、0-3で勝ち点4の合計13勝5敗という人のほうが順位は上になります。
スイス方式の組み合わせ方も、勝ち点ではなく3種目の勝ち数が同じ人を当てていきます。
詳しくはトライボーディアンのホームページをご覧ください。



今回からトライボーディアン協会というものが設立され、この大会の成績でトライボーディアンの段位を認定してもらえることになったそうです。








朝から吉野家で牛丼食って玉子(ぎょく)を取り、受付45分前くらいに会場へ到着。
将棋のゲン担ぎで、相手の玉将(ぎょく)をとることにちなんで玉子を食べるというのをハチワンダイバーで知ったのです。




受付を甘寧一番乗りで済ませ、クジを引きました。
早く済ませてコンセントをとったら有利じゃない?とちょっと思った。

ちなみに対局はすべて、持参したケータイまたはタブレットのアプリの通信対局で行います。
事前に囲碁クエスト、将棋クエスト、リバーシ大戦の3つのID登録をしておく必要があります。

前回まではレーティングを運営側で隠していたらしいが、今回は隠さずに行うことになりました。
なので事前になるべくアプリのレーティングを上げておいたほうが相手にプレッシャーを与えられますねw









会場の様子。
でかいタブレット使ってるほうが強そうw

対局結果はすべてケータイアプリの結果に従うので、電池がなくなって接続切れたら負けです。
充電器は必須の持ち物。




このナンバー11はもうコンセントにしか見えないですね。



長くなりそうなのでいったん切りますか。つづく。