喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



金曜は会社の振り替え休日ということで、紅葉旅行へ。近場だからと言って、返ってこれまで行かなかった西東京方面を回ります。天気はずっと前から雨の予報でしたが、旅行中はすっかり晴天になって良い観光ができました。



プロローグ(8:40出発)


当初の出発は7時半のところ、8時40分出発と相変わらずのスロースタートとなったが、このおかげで雨に降られることなく観光ができたので結果オーライでw最近高速道路でのあおり運転の話題が多いから、自分らが煽られたらどうする?みたいな話に。まぁ結局怪しい車には近づかない。車間距離を常に十分に保つ。もし絡まれたら真ん中車線か、左右に逃げられる車線に行って絶対に停車はしない。警察に電話してICがあったら降りる、等。あとはやっぱりドライブレコーダー欲しいよねという話に。考えておかなきゃ。

9:56 青梅IC着


青梅ICまでジャスト1時間。なんだかあっという間ですね。まずは青梅駅付近の昭和博物館へ行きます。



駅付近は博物館以外にも昭和の雰囲気が漂っていて異世界って感じでした。青梅ってこんなところだったとは!近くの町営駐車場も30分100円と東京なのを忘れさせてくれます。




①昭和レトロ商品博物館(10:10-11:00)


青梅には昭和博物館の他にも「昭和幻灯館」「青梅赤塚不二夫会館」があって3館共通券の割引券もありますが、今回は時間的にここだけにしてます。中に入ると懐かしい雰囲気!最近は自分も歳を取ったからかこういう空間が居心地良く感じることがあります。



よく見ると昭和でないもの(ポケモンとか)も含まれているが…、気にしない。平成だってもう30年ですから(そういえば平成ももうすぐ終わりなんですね、昭和がまた遠くなる)。



展示品の中にはかなり古い教科書が!ノートを「おちょうめん」と呼ぶあたり昭和ってレベルじゃないだろ?今と比べて見にくいし、最後には花子さんが買ったことになってるし、やはり改善を重ねて今があるんだなぁと感じます。



2階への階段はかなり急!気を付けて登るとそこは凍りつくような雪女の世界だった!



青梅は雪女でも有名らしい。それほど雪が降る所でもないのになぜ雪女?と思ったら小泉八
雲の「雪女」伝説の舞台がこの辺り発祥
のようです。雪女自体は各地で諸説あるので紛らわしいですね^^;



駄菓子屋もあったけど、非売品が多かったですね。「これどうして売ってないの?」と陽菜は店員さんに聞きまくってましたが^^;それを売るなんてとんでもない、というものもこの世にはたくさんありますから。



懐かしい気分になれました。新聞なんかでも紹介されてるみたいだし、こういう昔を感じられるところが東京にあるっていうのはいいなと。このあたりは他にも懐かしい雰囲気のする建物がたくさんあるので、青梅で降りて街めぐりしてみるのも楽しそうだ。



君の名は。昨年大ヒットした映画も、この町ではこんな懐かしい映画になってしまいます。



さて、ここから奥多摩湖方面へ。雨もすっかりあがり、晴れ間も見えてきました。雨に濡れた山が日差しで輝く姿は神秘的ですね。これがいつも満員電車で通勤している東京と同じ県だとは到底思えん。。



奥多摩湖の入り口に到着。水と緑のふれあい館の駐車場に車をとめて奥多摩湖を臨む。湖面に紅葉と雲が映っていて、いい景色だ。




②水と緑のふれあい館(11:45-13:45)


外観からはあまり想像できないような螺旋構造になっています。一番したの階は子供の遊び場スペースが中心。



水の流れを木の玉の転がり表現するという、なかなか難しい事をやっていましたが、子供にとってはボールプールみたいなものですね。



次に行ったのがシアタールーム13分くらいの上映時間ですとのことで入ってみる。りっくんが暴れなければいいが…

3D仕様で、奥多摩湖の四季の様子や日原鍾乳洞を紹介していた。心地よい気温だし、きれいな映像を見ていると眠気が…いつもながら寝てる!と突っ込まれました。ちなみに日原鍾乳洞はこの後行きますよ。



最初はここで飯を食べるくらいに考えていたけど、見所が多いですね。水に関するクイズは5問中4問正解。



最後に奥多摩湖を見ながら昼食。カレーをダムに見立てたダムカレーが有名らしいが、普通にカツカレー頼んでた。自分はきのこかつ丼!どちらもすごい量でした。



子供にはラーメンを注文。りっくんがほとんど食べず、結局自分がいつものように残飯処理係!外もすっかりいい天気になってこの後の紅葉観光も期待が高まります。

さらに奥多摩湖を進んで、湖を縦断する「浮橋」を渡ろうかと思ったが、トンネルを出てすぐの駐車場に車を置くスペースがなかったので、そのまま進んで小河内神社へ。




③小河内神社(14:05-14:15)
ここの観光は当初特に予定していなかったが、駐車場まで来てしまったし、見学しているうちに浮橋の駐車場が空けばいいなと思いつつ、本堂へ向かった。陽菜は眠いというので、妻も車に残り、初のりっくんと2人で見学です!



結構歩いて鳥居まで来たが、その先にはさらに階段が。りっくんと一緒にこの階段を登るのはきついから左側の坂道からのぼります。



本堂到着。なかなか疲れました。



結構高い位置にいると思いますが木が高く、景色としてはとくに眺望がいいところはなかったと思います。湖に張り出しているので見晴らしが良ければ素晴らしいんだろうけどなぁ。。



浮橋に戻ると、駐車場が空いていました。作戦通り!またもや長い階段を降りて行きます。子供は気を付けてください!




④麦山の浮橋(14:20-14:40)


この奥多摩に浮橋は2つあります(もう1つは留浦の浮橋)。こちらの方が手前なので行きやすいですね。ドラム缶橋という呼び方もされる通り1つ1つの島が繋ぎ合わさって道になっているので、歩くと当然揺れます。



自分が隣の島に移ると結構大きく沈むのですぐ後ろを歩いていた妻はびっくりしてた。ううむ、自分じゃなくてりっくんが原因だと思うけど?w



水面に近い高さから景色を眺められるので高いところから見る紅葉とは少し違った視点で鑑賞できるのも良いです。



飛行機雲があんなにくっきり。明日は天気が悪いんでしょうか?(次の日もいい天気でした。)



向こう岸に渡るとハイキングコースもあるみたいですが、ハイカーも何人か見かけましたね~。紅葉シーズン真っただ中なので山の中を歩くのは気持ちよさそうです。



この時間だと日が落ちてきて山間なので、大半が日陰になっています。水に近いからか寒い!



帰り際、陽菜が外国人の人にHelloって声をかけてましたHow are you?とか話してたし、「エイゴジョウズ!」って褒められていて、すごい!と思った反面、親としてはどうなるのかドキドキでした。自分の場合話しかけられたら反応するけど、さすがに自分から外国人に話しかけることはないからなぁ。。子供の方が伸びるというのはこういう精神バリアみたいものがなく何でもやってみようとする気持ちが関係しているのかもしれません。

外国人にSee youしてお次は日原鍾乳洞へ。その前にこの近辺の温泉の源泉があるというので寄っていきましょう。



⑤鶴の湯源泉(14:50-14:52)


あれ、源泉が沸いてないぞ?かつてはここに源泉が湧いていて、観光スポットはずだけど現在は止まっているようです。まぁ周りの雰囲気から復活することもなさそう。元気にボコボコ湧いている温泉を見るの楽しみでしたが残念!

ここ鶴の湯温泉を近くのホテルにタンクローリーで運搬しているようです。今日泊まるはとのす荘も、その温泉を使っているんだとか。



では鍾乳洞に向かいます。どんどん山の中に入って行って、「本当にここが東京なのか!?」と疑ってしまうような道です。




⑥日原鍾乳洞(15:25-16:25)


日原鍾乳洞は駐車場への道が落石により封鎖されており、車を停める場所がかなり少なかった!15時過ぎていたのでいくつか空いていたけどこれは土日だと大混雑が起こるに違いないぞ。(後から調べたら、一応最近はバス利用が定着してきたみたいです)



チケットを購入。JAFカードで100円引いてもらって大人600円!鍾乳洞にしてはかなり良心的な価格設定ですね。日原鍾乳洞ってかなり前から知っているけど来るのは初めてだったのでようやく来れたなって感じ。関東最大の鍾乳洞を謳っています。さて、中はどうなっているのか?



男性が立って歩くと頭をぶつけそうな高さ。やや屈みながら進んでいきます。スタートから左に入るといきなりいきどまり!気温は年間通じて12℃くらいということで、今の時期は外気温とそんなに変わらず普通の恰好で入れます。水滴の落下が多いのでそこだけ注意!



新洞と旧洞があって、下の旧洞から見ていくルートになっています。水琴窟といって地下が空洞になっており、耳を澄ますと水滴の音が金属音のように聞こえる仕組みになっています。子供の声が響いてあまり聞こえませんでしたが^^;



三途の川など地獄巡りっぽいところを通って、、



一番の見どころである大空間!天井が急に高くなりライトアップも施されています。みんな大分先に行ってしまったな。実はこの洞窟は分岐が結構多くて、結局合流できるのですが、妻達と別ルートを通ってゆっくり見学しているうちに大分先に行かれてしまったのでした。この景色ももう少しじっくり堪能したかった。。



奥に続く階段を登ると、賽の河原と縁結び観音がいらっしゃいました。死後の世界を表現したものが多かったです。



もう1つの分岐、十二薬師の先には、入り口が狭い立ち入り禁止の洞窟が。薬師の上には一円だまがたくさん挟まっていて、中にはどうやって取り付けたのというものもありました。



日原鍾乳洞は入口と出口が一緒のタイプの鍾乳洞です。来た道を少し戻ってお次は新洞へ。いきなり急な階段が出現します。さきほどの昭和博物館ばりの角度です^^;危ないので子連れは気を付けて大人が後ろを歩きましょう!



階段の次は階段!案内マップからはこれほどまで上がるとは想像できなかった。



ようやく大天井に到着。名前の通りここが最高地点か?



妻曰く、「苦労した割にはそんなに見どころないじゃん!」とのこと。まぁ自分としては右手の白衣観音左手の金剛杖は、下界に比べてより自然のままの形を表しているというか鍾乳洞らしくってよかったと思います。



階段を下っている時、陽菜が「トイレ行きたい!」と言い出す^^;ちょっとまて、鍾乳洞の中にトイレがあるわけない!ということで全力で出口へ向かったのだった。



トイレは何とか間に合った。ぼっとん便所だからちょっと心配だったが^^;

暗くなってきたし後はホテルに行くだけだが、明日の朝は食事が出ないので地場のスーパーで朝食を買っていきます。



(16:50-17:00 スーパー小川で買い出し


事前に奥多摩駅近くの小川というスーパーをチェックしていたのでそちらへおじゃましました。こういう地場のスーパーに行って買い物するっていうのも楽しいです。地元のお客もそんないないのかあまり食材を売っていなかった。魚もししゃもとか比較的長持ちしそうなものが多く、生ものはあまり少なかったかな。定番だけど、大きめのサンドウィッチとおにぎりを購入。



⑦奥多摩の風 はとのす荘(17:10チェックイン)


本日の宿へ。名前の通り鳩ノ巣渓谷沿いにたたずむ、最近リニューアルしたきれいな宿です。この辺りも紅葉最盛期ということでライトアップがとてもきれいだった。



部屋は202号室。廊下は川のせせらぎのBGMが流れていて落ち着いた雰囲気です。コーヒーサービスなんかもあって、部屋に持ち込みできたのでしばしゆっくり。夕食がすでに席が埋まっていて7時半からしか空いていないらしい、先に風呂に入ってきますかね。



陽菜は「ピンクの浴衣がいい」!と言っていたがあいにく品切れだった。結構泊っている子供も多いのかな。ピンクの浴衣が着れずにご立腹の陽菜を連れて風呂へ。自分はりっくんを入れるつもりでしたが、男湯の更衣室に入ってから、りっくんが「ママがいい!」って泣き出すものだから、泣き声を聞きつけた陽菜が迎えに来てくれた。そろそろママ離れをして欲しいんだが。。日に日にひどくなってきてる気が^^;

一つ疑問が。この宿は鶴の湯温泉を使っていると聞いていたが、温泉のような感じはしなかった。源泉の情報では、「アルカリ性単純硫黄温泉で、かすかにタマゴの香りがする、お肌にツルツルの美人の湯」というくらいだから、入ったらヌルっとするか臭いがあるはずだけど、臭いも肌の変化もなかったんだよなぁ。鶴の湯温泉ではないのか?それとも、泉質が変わってしまったのかどっちだ??


19:30-20:50 夕食

夕食の時間。ここは箸で食べるイタリアンという珍しいタイプで、季節のコース料理です。お品書きはこんな感じ。



子供の料理もなかなかおいしそうです。りっくんは陽菜にちょうだいの催促をしながら食べたいものを食べるスタイルで。(りっくんはまだ気まぐれなので全然食べないときもあるから、食事付けてよいものか微妙でねぇ…)


大人の食事はこんな感じ。素材の味が生かされていてとてもおいしかったです^^奥多摩のきのこや野菜を使っているのもいいですね。


部屋に戻って布団を敷く(このホテルはプライベート重視の為部屋に入ることはしないというスタイルみたいです)。和洋室だからベッド2つ、畳に敷く布団が2つ。まぁりっくんと妻は同じところで寝てるので、結局自分が敷布団で寝ることに。



子供が寝た後もう一度温泉に入って自分も早めに寝ました。東京に泊まっていると考えるとなんだか旅行って感じもしないのが普通だけど、非日常感たっぷりの一日でとても癒されました。明日は羽村市の動物園と高尾山を観光してきます。今になって思うと、、、やたら階段が多い1日だったな(ほぼ全ての観光地が階段だった)。。さて問題。今日の観光地で階段がなかったのはどこでしょう?

…答えは、鶴の湯源泉とスーパーだけです。


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