喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今年の夏は陽菜が小さいので泊まりに行くことができないため、半日親に赤ちゃんを預けて、妻と2人で温泉に行くことに。日頃ずっと陽菜の世話をしている妻のためにもたまには世話から解放される時間を作らないと思うと同時に自分の慰安旅行でもあります^^今回は近場ではまだ行ったことのない、群馬の四万温泉に行くことにしました。

前日は妻の実家に泊まっていたので、朝に足利へ移動。陽菜と荷持つを父母に預けてちょっとのんびりしているうちに、出発が12時45分になってしまいました。関越自動車道が少し渋滞しているようだけど大丈夫だろうか?四万温泉へは、ナビでちょうど100km!渋川伊香保ICで降りて中之条を通って行くと最短のようです。授乳が3時間置きなので、20時くらいに帰ってこないと…。



プロローグ


ご飯をまだ食べていなかったので、途中どこかで寄って食べていこうと思いましたが、群馬方面は意外と食べるところが少ない。渋川伊香保ICで降りて「道の駅 こもち」があったのでここでいいか~、となり寄ってみました。14時近いけど食堂は満員!上州豚を使ったかつ丼がイチオシとのことで注文。味はよかったですがここのお店、かなり塩分控えめです!妻は天ぷらうどんを食べてましたが、つゆの味が薄い!かつ丼はちょうどよかったけど、うどんのつゆはもう少し濃くてよかったんじゃないかと^^;健康志向の人にはいいかもしれないですけどね。



道の駅の裏には足湯がありました。ここも温泉があるみたいですね。群馬は草津や伊香保、これから行く四万などメジャーな温泉もたくさんありますが、名が知られていないような小さな温泉もたくさんあります。この白井温泉も自分は知らなかったですが、インターからすぐのところにあるっていいですよね。(自分が住んでる千葉は温泉少ないからなぁ…)



中之条までは草津温泉と同じルート。連休で草津に行く人いるかなと思ってましたが、道は特に渋滞することなくスイスイと進めました。あと16kmか、もう少しだ。



①中之条ダム(15:10-15:25)


当初特に寄る予定はなかったのですが、トイレに立ち寄った時にとても大きいダムがあることに気がついて見学することにしましたw近くには四万湖という表示もあったのでダムなのか湖なのかよく分りませんが、降りて行くとダムの上を歩けるようなので見に行くことに。



ダムの堤防から見下ろした川側は、非常~に高かったです。ちょっと高所恐怖症入っている自分は思わず覗き込むと足がすくみました。「小型車のみ通り抜け可能」とありましたが、自分なら絶対に無理だ^^;万一サイドレールに当たってしまったら落ちるだろうし、せめて自転車じゃないと!



湖側はとてもきれいで、水色の湖面が広がっていました。近くを見るととても透明度が高いのがわかります。この湖は四万温泉側から流れた水がたまってできているんだな。この様子ならばきっと四万温泉の水もきれいでしょう^^

寄る予定もなかったところなので、15分程度で早々に切り上げて四万温泉へ!途中、千と千尋の神隠しの主題歌「いつも何度でも」のメロディラインがあり、テンションがあがりました。四万温泉には千と千尋の神隠しのモチーフになった旅館がありますからね。今回はその旅館を見てくるのも一つの楽しみなので^^

ところが、もう一つ予定にないところに気を惹かれて寄り道してしまいました。四万温泉の観光スポットとしては有名な甌穴です。


②甌穴(15:30-15:55)


立て札を見ると、甌穴というのは、「数万年もの歳月をかけて、河底に沈む石が水流によって定位置で回転することにより起こった摩擦で開けられた穴」とのことで、ここの甌穴は大小8つの穴があるとのことです。深さは4mになるものもあるとのことですが、河底の石が4mもの穴を開けるというのはどういうことだろう?4m開ける前に、その定位置で回転している石自身がすり減ってなくなってしまうとおもいますがとにかく鍾乳洞と同じように長い年月をかけて自然が作り上げた神秘なのでしょう。



階段を下りてくと、かなりごつごつした川辺に出ました。子連れで観光に来ている人もいましたが、足場が悪くて結構危ないんじゃ!?日はすでに傾きかけていて西日がまぶしいです。



お、これが甌穴かな?確かに他に比べてかなり深い。水がきれいなので深いところは青く見えます。クロックスを履いてきたので、水の中に入ってひと休み。外の気温も山なので27℃と低めですが、水も冷たくて気持ちいいです。甌穴は8つあると書いてありましたが、そんなにたくさんは見つかりませんでした。こういうところでバーベキューやりたいなぁ。

出るころにはすでに16時近くになっていました。予定ではもう四万温泉街を歩いていたころだけど、寄り道がすぎたかな^^;遅くなるとまずいのでここからは寄り道はNGでw



③四万川ダム(16:15-16:30)


このダムはホームページで見たとき、真っ青だったのでとても気になっていましたが、中之条ダムが真っ青だったので、正直かぶってましたねwただこっちのダムは車を降りたときからとにかくが多い!車にも集っていましたからねorz妻はすぐにでも離れたいと言ってましたが、せっかくなので展望台に登ってダムを見ようじゃありませんか!ちなみに熊もいるらしく、熊注意の看板を見かけました。熊除けの鐘もありましたが、こんなの効果あるんだろうか??



展望から見た四万川ダム。こちらの方が中之条ダムよりも広いですね。そして緑の配置もきれいだと思いました。やっぱりここは見る価値ありかと。虻が苦手な人は中之条ダムを見て、景色重視の人はこちらのダムを見学してはいかがでしょうか?

妻はすでに陽菜が気になっているようですが、ここまで来たらさすがに温泉街を見学していこうよ!いや、見学させてください!ということで、無料の駐車場にとめて温泉街を見学していきます。



④四万温泉散策(16:40-17:20)


四万温泉街はひなびた感じでしたが、温泉人気ランキング上位だけあって、たくさんの人が歩いていました。草津温泉のような派手さや活気ではないですが、独特の古い温泉街の雰囲気がそこにはありました。グランドホテルの方に歩いて行くと、やたら人がいるスポットが。



あ、これが千と千尋の神隠しのモチーフになった赤い架け橋みたいですね。人がいなくなる瞬間を待ってましたが、なかなか人が途切れないので諦めて逆に人が多いタイミングで撮りましたw「けいうんばし」というみたいです。



橋の先にある積善館もいい味出してました。ここも日帰り入浴があるようで、ちょっと中を見てきましたが、飲泉や小さな湯船がいくつもあるみたいで変わった温泉だなという気がしました。これなら確かにカオナシが出てきても不思議ではない!?宿泊料金もかなり安いし、これはもう少しくわしく調べてみたい!



グランドホテルの裏にある、商店街はほんとうにひなびた感じで、営業しているのか閉まっているのかわからないお店も^^;夜はライトアップもあるみたいだし、こういう所に泊まってみたいな。旅行というと弾丸旅行みたいなたくさん観光地を回るタイプがすきなんだけれど、こういう雰囲気ならば敢えて何もしないことを楽しみたい。「何もないが最高の贅沢」というキャッチフレーズがどこかに書かれていたけれど、この四万温泉はぼーっとしながら時間の流れをゆっくり感じることが醍醐味なのかもしれません。



店もがらくた民芸とか、小学生のころ作ったようなパチンコ台のお店などこれで商売やっていけるのか、と思わせるようなものが多くありました。この真夏なのにかかっているBGMがレミオロメンの粉雪だもんなぁ。どこか日常を忘れさせてくれる雰囲気があります。



駐車場側の商店街には、カフェやお土産やさんなど、もう少し温泉街っぽい店があります。



焼きまんじゅう屋があったので、1本いただきました。焼きまんじゅうは、焼くところから作ってくれるみたいで、焼きたてをいただきました。うーん、この味大好きです。地元の足利でも昔はお祭りなんかの時、焼きまんじゅうの券で必ずあって、楽しみにしていました。こういうところで食べるとどことなく懐かしい気分にさせてくれます。



⑤四万 清流の湯(17:30-18:30)


日帰り旅行の〆はやはり温泉です。いくつか日帰り温泉はありますが、露天風呂がある四万 清流の湯を選びました。露天風呂に入って何も考えずにただぼーっとするのが長期休暇の楽しみでもあります。ここは2時間で500円と値段的にも結構安いですね。四万温泉の泉質も楽しみでしたが、四万温泉って無色透明で思ったよりもさっぱりしていたかな。飲泉ができるのはうれしい。ほんのりしょっぱい感じですね。味の素をお湯に溶かしたような感じ?あまり沢山は飲めないけど、温泉を飲んでるとなんか元気になったような気がします。

しかしここでも虻が!まぁ温泉地ではよくあることだから仕方ないかもしれませんが…。蚊がいなかっただけよかった。

妻は陽菜が心配で仕方ない様子。実家に電話してみると、いい子にしてるよとのことで、ある意味意外でした。最近は我が強くなってきて、泣いたら収拾つかなくなりますからね^^;外面がいいのか、自分の対応がよくないのか…


帰りはさらに空いていてなんと1時間半で到着しました。四万温泉は個人的に雰囲気がとても気に入ったので、次回は日帰りでもいいけど、ぜひ古い感じの旅館に泊ってみたいですね。



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