神永 れい子 の フィフティ随想記

神永(かみなが)が日々の出来事,報道などから想起することを
フィフティの視点で語るという
内容をそのまま表題に

アカデミー賞   080225

2008-02-26 21:50:46 | Weblog
~2006年までの30年間
米アカデミー賞ノミネート映画を調査。
6833人にセリフあり。
男優73%
女優27%
23日、南カリフォルニア大が発表。
白人83%。
登場人物の性別や人種間の是正が言われるが、ほぼ横這いで改善無し。

80回アカデミー賞も、男優主体の映画が多い。


以上は,ブログの下書きの方へ送るつもりが,
本編の方へ送ってしまった (^_^;)
おまけに既に,トラックバック(?)を
してくださった方がいる・・・

ので,このまま書きます。

分る方には分ると思いますが,映画とかテレビ番組とか
テレビニュースなど映像が人々に及ぼす影響は甚大です。
日常,ごく自然,当たり前のこととして,
日々,知らず知らず身に染み込んでいくからです。

「モノを申すのは男性」
「主人公は男性」
米国のアカデミー賞ですから
「登場するのは白人」

ということが,前述の調査で判明したわけです。

もちろん,エディ・マーフィンのドリトル先生や,
ウィル・スミスのエネミーオブアメリカやアイムリジェンド
などの様に黒人が主役で主要な役を占める映画
もありますが・・・。

そういう意味では,エイリアン1・2・3のシガニー・ウィーバーの
リプリー役やターミネーター2の女性主役などの設定は,
智恵と勇気で困難や窮地に立ち向かう優しく強いリーダー像
を描いていて画期的でした。

米国の水汚染公害問題を暴いた実録に基づく
エリン・ブロコビッチ(?)みたいな素敵な作品もあるけれど,
総じて,米国映画がやたら銃器を連射したり,様々な武器・兵器が
描かれるのは,もしかして兵器産業などが間接的にスポンサー?

鶏と卵のようだが,世界が平和になるには,地球交響曲
ガイアシンフォニーみたいな映画をハリウッドが作れば・・・。



続;冷凍餃子の毒 

2008-02-06 23:48:44 | Weblog
非常に抑えた表現で,
中国の担当者が
「流通過程で故意に・・・」
と語った様子をTVニュースで見た。

新聞などに報道される「天洋」の工場は,
日本の顧客企業の要望もあってだろうが,
衛生には細心の注意をしているようだ。
何らかの事故でないなら,残るは故意・・・。

去年,6月にも別の毒物が混入していたという。
「結果」が得られず毒物の種類を替えたのだろうか?
それとも,全くの別件だろうか?
何れにしろ,日本の危機管理が問われている。

推理小説なら,
その結果,何らかの利益を得る者が犯人だ。
今回の事件で,利益を得ようとしたのは誰だろう?
事件の波紋の大きさから色々想定が広がる・・・。

それにしても,不幸中の幸いで生命は助かったけれど,
被害に遭われた方々の
戸惑いと恐怖,不安や心労は如何ばかりだったか・・・。
心身ともに一日も早く健康を回復されますように。

そして,再発防止のためにも事件の真相が
一日も早く解明しますように。