クアトロウ(架空の人物)がワインの会に参加したときのことだ。今回は垂直試飲をするという。垂直?、彼は悩んだ。まずは、垂直に堪えるために背筋を伸ばすクアトロウだった。
その試飲は、同じ産地で同じ作り手のものを、ヴィンテージ違いで飲むというものだった。背筋を垂直にするまでもなかったのだが、ワインはヴィンテージに影響されるものだということを学ぶのであった。
年号違いのワインを一度に比較出来るのは、実に面白い。それぞれの年がどういう天候だったのか、それに対して作り手はどういう対応をしたのかを想像するのは、自分が神になったような、酒神バッカスになったような喜びを感じるものだ。自然と背筋も垂直になるというものだ。
さて、次は水平試飲をするという。うむ、寝ころんで飲むのかなと思うおバカなクアトロウである。
※水平試飲とは、同じヴィンテージで同じ産地のものを、違う造り手のワインで試飲することらしい。
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