九州大学同窓生九条の会のブログ

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当会事務局長池永満さんが福岡県弁護士会会長に

2009-03-31 20:09:25 | 九州大学同窓生九条の会の活動
当会の事務局長であるNPO法人患者の権利オンブズマン 理事長でもある池永満さんが福岡県弁護士会会長に4月1日付けで就任しました。

県弁護士会:「裁判員制度に必要な体制を」 池永新会長が会見 /福岡

 来月1日に県弁護士会の会長に就任する池永満弁護士(63)が16日、福岡市内で会見し、5月に始まる裁判員制度に向け「執行部として必要な体制を組んでいきたい」などと抱負を語った。任期は1年。

 また、池永弁護士は「弁護活動の真価が問われ、弁護士にとってもいいチャンス」と意欲を見せ「成功例と失敗例を速やかに会員間で情報共有し、全体のレベルアップにつなげたい」と語った。

 旧椎田町(現築上町)出身。九大法学部卒業後の77年、弁護士登録。94年度には会の副会長を務めた。

〔京築版〕
毎日.jp



3月31日付けのしんぶん赤旗にインタビュー記事が掲載されましたので紹介します。

 10周年を迎えたNPO患者の権利オンブスマン理事長 池永満さん(63)

 患者の苦情から学ぶ医療を
目指して十年がたちました。
医療崩壊が叫ばれる現状には
「基本的に看護婦も医師も増や
さないといけない。でも、
医療事故をなくすには独自の
取り組みが必要」。例えば、
つなげてはいけないチューブ
同士は、ジョイント部分の形
を変えて、つながらなくする
等です。「医療費・医療器
械メーカーに利益の一部を還
元させ、改善させないと」
 福岡市で弁護士として医療
過誤訴訟に長年携わりまし
た。ただ、裁判は間違いがあ
ったかどうかが争われ原因や
背景は問われません。「原因
が改善されなければ患者は報
われない。悲しみは蓄積する
だけ。モグラたたきだ」。や
りきれなさが積もりました。
 そんなとき、WHO(世界
保健機構)が「患者の権利促
進宣言」(1994年3月)
を採択。苦情を生み出した原
因に着目し、是正を進める裁
判外苦情手続きを提唱しまし
た。97年から2年間英国
でその手続きを学び、帰国後
NPO法人の患者の権利オンブ
ズマンを立ち上げました。
 医療事故をなくす取り組み
に対し、「自分の仕事をなく
してどうする」と言われたこ
都があります。答えは「なく
なっていい。悲しみを増やし
て、どうする」。
 二人暮らしの妻と九州百名
山を巡り、近くの温泉などに
行くのが今の楽しみ。今夏に
完全制覇の予定でしたがオン
ブズマンが10周年を迎え、来
期は福岡県弁護士会長就任も
決まり、少し遅れそうです。

九州大学同窓生九条の会も6月には丸3年を迎えます。
憲法九条を守るためにNPO法人の患者の権利オンブズマンや福岡県弁護士会と協力・共同して一緒に頑張ります。

以上です。


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1 コメント

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Unknown (友さん)
2009-04-01 11:43:35
こんにちわ。TBありがとうございました。
池永さんのことは、丁度、赤旗「人」欄、読んだところでした。
 お元気でご活躍をお祈りします。
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