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ラッセ・ハルストレム監督作品を中心とした映画批評&スウェーデンを中心とした北欧文化・家具を愛でるサイトです(嘘)

Meias

2023-05-19 | Weblog




Ready to face Manchester City! | Real Madrid | Champions League
Ancelotti: "We didn't have it in us to play another final."
レアル・マドリード マンチェスター・シティのホームで行われた準決勝第2戦で敗退
HIGHLIGHTS! Man City 4-0 Real Madrid | CITY SECURE UCL FINAL SPOT WITH STUNNING WIN OVER REAL MADRID
Everyone fit for Real Madrid except Ake, says Guardiola
Super City secure UCL final spot with stunning win over Real Madrid
CITY: Ederson, Walker, Stones, Dias, Akanji, Rodrigo, Gundogan (Mahrez 79), De Bruyne (Foden 84), Bernardo, Grealish, Haaland (Alvarez 89).
Subs: Ortega Moreno, Carson, Phillips, Laporte, Gomez, Palmer, Lewis.
REAL MADRID: Courtois, Carvajal (Vazquez 80), Militao, Alaba, Camavinga (Tchouameni 80), Valverde, Kroos (Asensio 70), Modric (Rudiger 63), Vinicius, Rodrygo (Ceballos 80), Benzema.
Subs: Lunin, Vallejo, Nacho, Hazard, Odriozola, Mendy, Mariano.


あるいは決勝の舞台であったならば,
なりゆきは少々のこと異なっていたのかもしれない。
イスタンブールでの1度きりのというなかであれば,
と敗れた側を応援する人々の思うとして,
そこへ不思議はない。
火蓋は切られた,とこの一戦で用いるとして,
その炎のあおさは紫紺ではなく,真っ青であったように思われる。
ホームゲームでホームチームは
華々しく勝利した。
勢いでもって決勝へと勇んでむかう。

難敵と堂々と渡り合った。
敗れたレアル・マドリードにも立つ瀬は充分に用意されている。
やはり,ルカ・モドリッチ,トニ・クロース,
そして天才;エドゥアルド・カマビンガの3選手はピッチ上の
いかなるところであっても十分に渡り合う力をそなえた
選手たちであるということをこの試合でもしろしめした。
それはいかなるチームと相対しても,といって良いだろう。
ただし,とされる。
アウェーチームのボールを保持するなか,低い位置,
センターサークルよりもやや自陣寄りから
ルカ・モドリッチは敵陣へとすすむ。
その際の問題点はひとつで,
モドリッチの前方には,モドリッチはいないということは
真っ先に挙げられる。
当たり前だろう,とされることだ。
そして,問題を解決しうる逸材である天才は,この試合でも
左サイドバックとして出場していた。
後半,モドリッチの交代とともに本来の居場所である
中盤へと移動したカマビンガの,
前半から中盤に参加していたとして,
また異なったし烈さは巻き起こっていたとも思われる。
とはいえ,とつづく。
おどろくべきことに,エドゥアルド・カマビンガは
あと4回はフランス代表として本大会に出場することに
なるほどの"青二才"だ。
レアル・マドリードの,あるいはまた異なったクラブの選手として
優に両手を満たすほどに,欧州の大舞台での出番も用意されている。
今回の敗戦でもって,より良い選手へとなっていくのだろう。
それはひとつ,スペイン1部リーグで
レアル・マドリードと対戦することになるクラブにとっては
脅威の対象としてうつる。
来シーズンもおそらく,レアル・マドリードは
欧州の大舞台を勝ち進んでいく事になるのだろう。

前半の3分頃,マンチェスターシティの右CB,カイル・ウォーカーによって
放たれたシュートの弾道は強烈ではあったものの,
ゴールマウスから少々はなれたものだった。
シュートを狙った同選手に対して,MFのケビン・デ・ブライネは
大きな挙動でもってその判断に疑問を呈する。
"そこは右サイドで張っていた味方選手(ベルナルド・シルバ)へボールを渡すべき場面だ!"
とデ・ブライネは伝えていたようにも見られた。
意見と確認のあってからおおよそ20分ほど経過したところで
ホームチーム;マンチェスター・シティの先制点はうまれる。
発生源は右サイドで,カイル・ウォーカーからボールを受け取った
ケビン・デ・ブライネによる,ベルナルド・シルバへの
パスによって均衡は破られた。
個々,ではない。
フットボールは11名でもって行われるチームスポーツだ。
それを伝え得るに十分な、先制ゴールであったように思われる。

罵声の飛びかうこともない,正々堂々とした一戦だった。
いずれも納得のいくものだったことだろう。
勝利したチームの指導者;ペップ・グアルディオラ監督と
敗退したチームの指導者;カルロ・アンチェロッティ監督とは
ともに健闘をたたえあっていた。
勝利したマンチェスター・シティは決勝で,
イタリア;ミラノの強豪と対決する。
こちらもまた,多くの視線を集める,
熱のこもった一戦となるだろう。





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