My Daily Life

2人の子どもの母として、政治家の妻として、日々の思いを綴りました。

木下孝則展

2008-04-28 22:09:21 | Weblog

横浜美術館で開催されている「木下孝則展」に夫と共に行って来ました。木下孝則氏は、大正末から昭和にかけて活躍した洋画家であり、フランスに留学経験があり、戦後は鶴見に居を構えた画家であることを、今回私は初めて知りました。


「昭和の気品 エレガンス」と展覧会の題名が付けられている通り、気品という言葉がぴったりとする作品ばかりでした。女性の肖像画が多かったのですが、描かれている女性から当時のファッションやインテリア、生活様式が感じられました。おそらく当時の上流社会に属する女性のモデルが多かったのでしょう。時を経ても、古さを感じさせず、美のオーラのようなものを感じました。きっと木下氏はモデルが醸し出す雰囲気や気品を、鮮明に感じそれらをキャンパスに描いたのでしょう。描かれている女性にうっとりしてしまいました。

そして驚いたのが、若かりし美輪昭宏がモデルになっていたことです。当時から美のオーラを放っていたようです。

 
実は、昨日から子ども達は夫の実家にお泊りで、横浜美術館には夫と2人で参りました。朝から自分の事だけをすればいいのは、なんて楽なのでしょう。ゆるやかかに流れる時間と、子どもがいない空間的なゆとりを堪能したひと時でした。

 


図書委員

2008-04-24 23:43:51 | Weblog
娘の幼稚園には、「ひかり文庫」と名前がついている図書室があります。子ども向けの本が充実していて、「ぐりとぐら」「しろくまちゃん」「エリマーの冒険」などシリーズ物もほとんど揃っています。ここの本を子供達が週1回、自分で選んで借りて行くのが保育のカリキュラムに含まれております。

私は今年、幼稚園の役員で図書委員になりました。図書委員の主な仕事は、子ども達の本の貸し借りをカードで管理したり、本選びをお手伝いする事です。その他に月1回の定例会があり、自分のお勧めの本を紹介したり、課題図書と言われる本を皆で回し読みして感想を述べ合ったりします。また機関紙の発行なども手掛けるようです。

今日は第1回目の定例会があり、役員18名の顔合わせと、貸し出し当番日の確認をしました。毎週木曜日が貸出日、火曜日が返却日となるので、当番制にしても1人、平均月2~3回はお手伝いにあがるようになります。昨年役員を経験した方のお話だと、「子どもが本を選ぶ姿は本当にかわいいよ~」とか「○○ちゃんのお母さんだ~と子ども達が声をかけてくれるのが嬉しい。」とのことです。保育中の子ども達を間近で見れるこの機会を、十分堪能しようと思います。そして役員の方達との交流、新たな絵本との出会いも楽しみです。





算数オリンピック

2008-04-16 22:45:28 | Weblog
小学生のために「算数オリンピック」という大会があります。算数という万国共通の種目で持ち前の思考力と想像力を競う大会であります。平成4年に京都大学の広中平祐先生(数学会における最高の栄誉「フィールズ賞」を日本人で受賞した先生)と数学者でもあり大道芸人でもある、ピーター・フランクル氏の提唱で始まりました。算数オリンピックは「ジュニア算数オリンピック」と「算数オリンピック」の2種類あり、前者は小学5年生以下、後者は小学6年生以下ならば誰でも出場出来ます。両部門ともに、「予選大会」と「決勝大会」の2段階に別れ、前年度は予選大会に約5,000人、決勝に約100名出場したようです。

タイスはこの大会の知らせを、塾を通じてもらってきました。タイスの通う塾は、今年から予選大会の会場に登録したので、参加者をあえて募ったようです。塾の勉強の中でも算数が好きなタイスは
「ジュニア算数オリンピックに出てみたい。」
と言うのです。この大会の上位入賞者の中には、小学生のうちに高校レベルの勉強をしている子もいると新聞で読んだことがあります。そのようなハイレベルの中でタイスは大丈夫なのだろうか?と気を揉みましたが、広い世界を知るいい経験と考え、申し込みをしました。よくよくパンフレットを見ると、「子供達の可能性を引き出すのに大切な事は、結果ではなく挑戦する勇気」と謳ってありました。私の心に響いたメッセージでありました。

予選は、6月22日(日)に行われます。理系分野が苦手な私は、タイスの算数を見てあげる事が出来ません。母とてして、ただただ見守るばかりです。

新学期

2008-04-07 23:33:04 | Weblog
今日から学校は新学期です。早いもので、タイスは5年生になりました。実りある高学年を過ごしてほしいです。親より友を求める年齢になってきた事は、様々な局面で感じますが、それに拍車がかかることでしょう。

今日もらってきた学年便りに、各教科のノートはどのようなタイプがいいのが載ってたので、早速買いに行きました。去年は新学期が始まって1週間もすると、売り切れのノートが続出してたので、今年は早めに買っておくことにしました。

一方、アリーの幼稚園は明日、進級式です。先生は誰になるのかとても楽しみのようです。かばん、手さげ袋は年少、年中の時のものを引き続き使うので、上履きだけは新しく買いました。年中の最後の日にもらた、年長の新しいバッジを春休みにお客さんが来るたびに誇らしげに見せていたアリー。明日は堂々とつけて登園出来ます。

私も気分を新たに、明日からも頑張っていこうと思います。

俣野公園野球場オープン

2008-04-06 17:54:42 | Weblog

旧ドリームランド跡地に、野球場、多目的広場、樹林地、墓地を備えた俣野公園が出来ました。その完成記念式典に夫の代理で出席してきました。ドリームランド跡地をめぐって、住民運動などの様々な紆余曲折を得て、最終的に横浜市が買い取り、公園計画を進めた事は、皆様ご承知の通りかと思います。式典での中田市長の挨拶によると、ドリームランド跡地であった時の、緑の土地の割合は土地全体の30%未満だったようですが、俣野公園に生まれ変わってからは、緑が70%になったようです。環境にも十分配慮した公園であることをアピールされてました。私は、小さい頃よくドリームランドに遊びに来てましたが、俣野公園となり、緑多く広々とした現代的な場所に変わったイメージを受けました。

また、野球場のオープニング式典もありました。この野球場は、内野スタンドに約3,000人、外野芝生スタンドに約2,000人収容可能な、市内最大級の硬式野球場のようです。今日の目玉は、中田市長の始球式で始まった、横浜商業高等学校vs慶應義塾高校の記念試合です。私も3回裏まで観戦させてもらいました。青空の下、両校のブラスバンドの演奏と応援団、チアリーダーの声援を聞きながら、名門校の試合を生で見ることが出来て、清々しい気分になりました。

俣野公園が、多くの人に愛される場所になることを祈念しています。

 

  


誕生日

2008-04-05 15:24:04 | Weblog

 

タイスの11歳の誕生日です。


夫の誕生日と姪の誕生日の時に、久々にケーキを作ったら、タイスに好評でした。そして自分の時も、作ってほしいとの希望だったので、頑張って作りました。手作りだと、甘さが彼好みの程度に出来るし、スポンジの中のフルーツも、タイス好みの、みかんの缶詰と苺だけに出来るところが、いいようです。もちろん、アリーも喜んで手伝ってくれました。中はチョコレートのスポンジになっています。

タイス本人は、今、久々に野球の練習に行ってます。帰ってきたら、11本のろうそくをケーキに立てて、パーティーしま~す。

 


チャリティーピアノコンサート

2008-04-04 23:29:12 | Weblog
神奈川県立こども医療センターに、難病の治療に通う子どもの家族のための滞在施設「リラのいえ」が5月に開所します。そのチャリティーコンサートがみなとみらい大ホールで行われたので、家族で行って来ました。

この「リラの家」のはじまりは、こども医療センターの看護師であった1人の女性が、遠方から難病の治療に通う子どもの家族のために、自宅の一部を滞在用に提供したことから始まったようです。その後、ボランティア活動と寄付金によって、県から無償提供された土地に、8室の個室と共有スペースからなる「リラのいえ」が誕生するまでになったようです。実は、夫が微力ながら、この活動に尽力しているので、私も関心をもつようになりました。

実は、アリーも2歳になったばかりの時、川崎病にかかり、横浜市立大学の小児科に10日間入院したことがあります。私達は運よく、小児科の高度医療が自宅から通える範囲にありましたが、遠方から治療にやって来ている親子もたくさんおりました。家族によっては、きょうだいを地元に残し、幼い子どもと母親が横浜に来ているケースもありました。また難病の治療の場合、治療に時間がかかり、数年に渡り入院している子も少なくはありませんでした。


ピアニスト関孝弘さんによるこのチャリテーィーコンサートは今年で4回目を迎えるそうです。ブラームス、ショパン、シュマーンなどの曲が、ホールに美しく響き渡っておりました。印象的だったのは、難病の治療を受けても亡くなってしまった子ども達を追悼するために演奏した「葬送行進曲尽き」でした。表だけでなく裏の世界にも目を向けた、ピアニストの思いを感じました。一方、アンコールでは、モーツアルトのトルコ行進曲など、元気な明るい曲を演奏して下さり、軽快にコンサートを締めくくっていました。

このコンサートに行き、私自身は、難病治療を受ける子どもと家族のために、何が出来るか、改めて考えるきっかけを与えられました。