ネタバレしまくりなので未見の方はご注意ください!!
韓国映画『僕の彼女を紹介します』(クァク・ジェヨン監督)の興収が「シュリ」を抜き、日本で公開された韓国映画の歴代興収1位になったそうですね。
私も12月に見てきました。
映画好きな彼氏と、映画館での映画はあまり見なくていい私(普通逆ですよね)とケンカを経て見に行った作品。
その時に行ったシネコンでは、『僕の彼女を紹介します』『誰にでも秘密がある』『オールドボーイ』と3つも韓国映画が上映されてました。
感想は・・・うーん、「何これ?」という感じでした。
つじつまの合わない設定、
つながりもめちゃくちゃ、
いくら映画でも現実離れしすぎだろっ!とツッコんでしまうシーンの数々・・・。
なんで同じページの紙飛行機が何度も何度も飛んでくる?
普通あんな事件起こしたらクビでしょ?
最後の方のtearsが流れるところでは不覚にも泣いちゃったしそこで泣いてる観客も多かったけど、それも今までのストーリーの積み重ねによってというよりそのシーンでの泣け泣け演出にハメられたって感じがします。
そしてエンディング。。。
チョンジヒョンが来日記者会見で「すべての映画に言えることですが、観客は疑問を持ちながら映画を観ていると思います。主人公に自分を投影しながら、主人公の行動や言葉、さらにはどこへ向かおうとしているのかと疑問を持つと思います。この映画のエンディングは、それら観客が持つ疑問にすべてしっかりと答えてくれます。まるで喉の渇きを潤してくれるかのようで、このエンディングは最高だと思います。」と言っていたそうですが、
どこが「疑問にしっかりと答えて」いるの??
『猟奇的な彼女』と似てるけど決してつながるわけじゃないし、わかんないよ、チョンジヒョン!
丸顔同士、サシで話をしませんか・・・?
私は『猟奇的な彼女』『ラブストーリー(原題クラシック)』両方DVD持ってて何度も見ていて、この監督の作品が大好き。
『クラシック』のDVDには全編にわたって監督の解説&音声も入ってて、
それを聞いてますますクァク・ジェヨン監督の世界観にハマって、
監督に惚れ込んで見る映画を決めるのは初めてだったし期待してたのに。。。
監督色はそこかしこに強く出てたし、小ネタは楽しめたものの、あまりの雑さに「これがあの前2作を作ったのと同じ監督が作った作品なの?」と信じられませんでした。。。
でも私はこの映画に自分なりの答えを勝手にムリヤリ作り出しました。
そうでもしないとどうしてもスッキリしないから。。。
この作品は、『猟奇的な彼女』のラストでキョヌと結ばれめでたしめでたしハッピーになった彼女がある日見た
夢の中のお話なの。
いくら今はキョヌが好きで幸せでも、死んでしまった昔の彼氏を完全に忘れることはないはず。
夢の中のお話だからつじつまも合わないしラストも現実と似てるようで違うの。
猟奇的な彼女は正義感が強いから夢の中で警察官なんじゃないかしら。
・・・あ、やっぱダメ?
ちなみに。。。(ここから映画と関係ない下世話な話です)
劇中で「僕は死んだら風になりたい」というセリフがありまして、
映画終わって彼氏と2人でうどん食べながら私もつい聞いてみました。
「死んだら何になりたい?」
彼氏の答えは、
「ブラジャー」
「Dカップのブラジャー」
「着ける人を選べるブラジャー」
・・・今すぐブラジャーにしてあげようか、私が?と思ったけど頑張ってこらえました。
ちなみに私はCカップ(
怒&
涙)
『僕の彼女を紹介します』公式ホームページ