> いや~見事なまでにコメントがない(3/23,14時現在)……さみし。
> そら,コメントしようがない話であるなぁ,と一人反省もしてみたり。
(詳細※)
などと独りチクショーじゃなかった微苦笑をしておりましたpsy-pubでございますが,
コメント,いただきましたよ!
しかも,訳者!のsaio先生でございます。
光栄の至り,汗顔の至りでございますョ。
ありがとうございます!
でも,そうなんだ,科学は科学としてちゃんとあるんだ。でも,その使い方,成り立ち方は大事なんだ,倫理なんだ,誠実さなんだ,ということが,改めて認識できて,ありがたかったでございますよ。
とりあえず,saio先生のEBMについて論文を,皆の衆,臨床心理学徒の皆様方よ,読め。
●Evidence-based medicineの現代科学論的考察
いやぁ~ほんとよくまとまっています。
なんだ,私が考えていたこと,ぜんぶ,ここにあんじゃん的な論文で,かなーりショックなんでございますが(しかも,5,6年前なのね…),エビデンス,エビデンス言うてる,「遅れた」臨床心理の皆さん,こうしたEBMの巧と罪はじっくりと考えた方がいいですよ。
「科研費」のために研究があるわけじゃdygほあsjふじこlSFDSGSDSDf
いやでも,エビデンス,大事なんですよ。それを否定するつもりは毛頭ございません。正直,わけワカンネー,読むだけ損したみたいな事例研究なんかよりはずっと大事です,エビデンスの研究は。
とはいえ,RCTなんかは金も人もかかるわけで,事例研究に流れてしまうのもわからないでもありません。これは構造的な問題というものかもしれません。
さてさて,EBMと言えば,ま,ワタシら心理学~精神医学界隈のものですので,古川壽亮先生ちゅうのがすぐに浮かぶわけですが,古川壽亮先生,いつのまにやら(つーか,psy-pubが無知なだけですが),いい本を連発しておりますがな。
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精神科診察診断学―エビデンスからナラティブへ 医学書院 このアイテムの詳細を見る |
エビデンスからナラティブへって,すごいですねェ~。海老名から奈良とはえらい違いだな。でも奈良に行く前に京都辺りで泊まっちまった感じの本だったりしますが。(こちらは九大の神庭先生との共編でありますが)
とにかく,どちらもGJ! 名郷本とはテイストは違いますが,いつまでもパターナリズム的であった(?)精神医療の新しい時代を感じさせます。
そして,次回予告!
臨床心理学 (第5巻第4号) 金剛出版 このアイテムの詳細を見る |
海老から奈良への転換なのら!というわけで,奈良関連の本を紹介しようと思っておりますよ。(ホントかな)
♪片手にエビデンス
心に○○○
くちびるにナラティブ
背中に人生を♪
ここの○○○に何を入れるのか
それはみんなひとそれぞれ
みんな違ってみんなイェィ~♪
でもね
EBMはね、働くオトナのたしなみだから
片手から離しちゃダメだから働きマンなら
にゃー
>カカさま
エビデンスはあくまでもベース,たかがベースされどベース。そいでアプリケーションは自分で考えろってことっすね。
「例外のない科学はない」っていうのは,当たり前なんだけど,忘れられやすいね。理系の実学系の分野(環境工学)なんか,混沌としつつも,結構頑張ってる感じなんですがね。