心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

素敵な素敵なカバーの世界~ヴォイジャー~

2006-09-19 11:41:26 | 特集・シリーズ
 イキナリですが,ヘバってます。へば,ヘバってます。ヘバってるボーイ(ボーイじゃねえけど),英語で言えばHEY BAD BOYです。ヘバッボーイ,カモーナです。もしもホントに来てくれたなら覚悟すると誓うそうです。誓われたよ,誓われたよ。って何を書いてるのかわかりませんけど,君なら御存知だろ,カウボーイ?(シラネ)

 ま,てなわけで,イキナリこれかよって感じですが,やっぱ実物見ると触発されますですよ。ツーコトで,ステカバ第4弾,過去エントリはこれら。


素敵な素敵なカバーの世界
素敵な素敵なカバーの世界~ザ・ネクスト・ジェネレイション~
素敵な素敵なカバーの世界~ディープ・スペース・ナイン~
心理学界のJKT王,ジョン・ピネル~素敵な素敵なカバーの世界・番外編~




 ほんじゃ,ま,イッテミヨか。



★なんかちょっと描線が適当になってないかい?DE賞
Is It Too Late?: Key Papers on Psychoanalysis and Ageing (International Journal of Psychoanalysis Key Papers)Is It Too Late?: Key Papers on Psychoanalysis and Ageing (International Journal of Psychoanalysis Key Papers)
Gabriele Junkers

Karnac Books 2006-06
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 このおなじみの騙し絵なんですけどね,マジックでうろ覚えで5分くらいで描いちゃったようなこの適当さ。特にベタ。こりゃイカンよ,スラムダンクの最終回(特に三井と宮城の対決シーン)と同じくらい適当になっちゃTell, Yo! 小林まこと先生は,絵が荒れたらゆっくり線を引きなさいと仰ってたので,その言葉,カバー絵担当のあなたにも。



★こっちを向いてよウィニーだってなんだかだってだってなんだもんDE賞
Donald Winnicott And John Bowlby: Personal And Professional PerspectivesDonald Winnicott And John Bowlby: Personal And Professional Perspectives
Judith Issroff Christopher Reeves Bruce Hauptmann

Karnac Books 2005-09-30
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 なぜだかソッポを向いてる二人。まあ仮に絵を逆にしたとしても,彼らのまなTHE SEA(by Decoさん)は交錯しないけどね。下向いちゃってるからネ。仲良かったの? 悪かったの? 誰か,ウィニー×ボルでBLもの描いてあげて下さい(嘘です)。



★おっかあ,でっかあDE賞
Intimate Transformations: Babies With Their FamiliesIntimate Transformations: Babies With Their Families
Jeanne Magagna Nancy Bakalar Hope Cooper

Karnac Books 2005-10-31
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 これぞ,BIG MOTHER!!! ビッグ・ママです。アレックス坊や(左)とケイティ(右)もガッチリHoldingで,大安心(テキトー)。しかし,縮尺おかしくねえか,コレ?



★端っこの人たち超無意味DE賞
Global Responsibilities: Who Must Deliver On Human Rights?Global Responsibilities: Who Must Deliver On Human Rights?
Andrew Kuper

Routledge 2005-05-30
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 皆で支えてるように一見見えますけど,この状況,よくよく見ると,明らかに真ん中の人にしか,重さがかかっていません。端っこのヤツ,手ぇあげてるだけじゃねえか! 老婆心ながら,コレでやるなら,皆で紙の端っこをぐるっと囲んで持たないと,不公平だヨナ。



★阿修羅面,笑いDE賞
Mind over Mood: Change How You Feel by Changing the Way You ThinkMind over Mood: Change How You Feel by Changing the Way You Think
Dennis Greensberger Christine A. Padesky Dennis Greenberger

Guilford Pr 1995-03-15
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 ま,ひとつ言いたいのは,ネオ阿修羅バスターは脱出不可能ってことです。



★それなんてメタファ?DE賞
Self-disclosure in PsychotherapySelf-disclosure in Psychotherapy
Barry A. Farber

Guilford Pr 2006-08
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 タイトルあおったものの,あんまり興味ねえデスヨ。Guilford Prのカバーってオモロイのがないんですよね……。奮起を望みます。



★これが“カルチャー”だDE賞
Culturally Responsive Cognitive-behavioral Therapy: Assessment, Practice, And SupervisionCulturally Responsive Cognitive-behavioral Therapy: Assessment, Practice, And Supervision
Pamela A., Ph.D. Hays Gayle Y. Iwamasa

Amer Psychological Assn 2006-04
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 欧米では,カルチャー=壁画,これジョーシキでーす(嘘です)。こころなしかPsychedelic原始美術。でもこれ意外と好みです。カッコイイ。



ま,そんなこんなで,また次回お目にかかりましょうネ。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (takashi)
2006-09-19 17:27:15
トミフェブですか---w
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コメントありがとうございます (psy-pub)
2006-09-19 17:51:28
>takashiさま



コメントありがとうございます。



>トミフェブですか---w



あら恥ずかしい。



ヘバヘバ書いてたら,なんか聞いたことあるな,の先に,トミフェブが「偶然」おりました,ナツカスィなあ,なんてexcuseを今思いつきました。



いや,Madonnaの新譜聴いてたら,また聴きたくなっちゃいまして,「偶然」最近聴いてたのです,ナツカスィなあ,なんてexcuseも思いつきました,今。



ま,そんな感じですw
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Unknown (通りすがりの者ですが)
2006-09-20 00:16:28
WinnicottとBowlbyって仲悪かったんですか?むしろ当時の英国精神分析界でBowlbyを唯一擁護し、交流があったのがWinnicottという認識でした。



Winnicott記念講演の1つとしてBowlbyの息子を招いての講演なんかもあったみたいですし→Fifty Years of Attachment Theory: Recollections of Donald Winnicott and John Bowlby, Karnac Books



勘違いだったらすみません。
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コメントありがとうございます (psy-pub)
2006-09-20 10:06:52






>通りすがりの者ですが様



コメントありがとうございます。



パーソナルなレベルでの交流については,私もよく知りませんので,ちょっと悪ふざけが過ぎたかもしれません。



ただ,ウィニコット著作集6巻『精神分析的探求1』に入っている,

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4753301001/



1)Review of Maternal Care and Mental Health, 1953

2)Discussion of "Grief and Mourning in Infancy", 1953



を読んだことがあって,(個人的な反目ではないにせよ)ボウルビィの著作を,どちらかというと評価するよりも批判するほうにまわっている印象を受けました。



もちろん,批判は非難ではないので,一定の評価はしていたのかもしれませんが,少なくとも,理論的には二人は合わないだろうなあと個人的には思います。ethologyの貢献は袋小路だ,とかいってますしね。



ボウルビィって,ウィニコットはじめ精神分析が持っているような分析っぽさがないような気がします。



ま,いずれにしても,たかだか2編の論評を読んだだけで,さも個人的な諍いがあったと錯覚させるような記述はまずいので,本文をマイルドに修正しておきます。
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Unknown (通りすがりの者ですが)
2006-09-21 00:46:10
こちらこそ、あまり分かってないまま書いてしまっているかもしれません。Winnicottとして譲れないところはあったでしょうし。

Bowlbyに分析っぽさがないという点についてはとても同意します。

では、では。通りすぎていきます。
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いや (psy-pub)
2006-09-21 02:24:01
>通りすがりの者ですが様



いや,私も勉強になりました。ありがとうございました。また機会あったらゼヒ通りすがってtransitionみてください。
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