キェー! psy-pubです!
いきなりブチキレ調ですが,若かりし頃,大人が薦める本なんか,絶対読んでやるものかと思ってましたよね。その内容じゃなくてね,大人から薦められるってこと自体を断固拒否したい,そう思っていた時期が僕にもありました。
特に顕著に思ってたのは,読書感想文の「課題図書」とか「推薦図書」だとか,そういう類。死んでもそんなので書いてやるもんか,と,逆にわざわざ選ばれてない本を選んで書いてましたよね。別にたいしたこと書いてたわけでもないのにね。
あとは,そういうのよりは幾分マシなものの,「目配せ」の利いた本の薦め,その内容や推薦する人問わず,オール却下。えらっそうに指図するんじゃねえよ,お前の意図なんか知ったことかと,目配せやめろ,目ん玉ほじくり出すぞ! と言いたくて仕方がなかった,非常に殺伐としてましたね。
まあかといって,じゃあ何読んでたんだ? と言われたら,別に大したもん読んじゃあいませんよ。でもいいんだよ,別に大したもの読まなきゃいけねえ法律なんてないだろ,くだらないもの読んでて何が悪いんじゃい! ってほんとタチ悪いね。熱心に読んでるの,せいぜい週刊少年ジャンプくらいだから余計に逆上してた気も。
そんなわけでせっかくの脳みそ柔らかい頃に教養を身につける機会を逸しまくって生きてきて,大学に入ったとき,都会出身の学生たちの文化度・教養の高さに,唖然として,それまでの人生をまるごと後悔したのが,私ことpsy-pubなんであります。あー,恥ずかしかったなあ!
…………
まあそんな愚にもつかない思い出話はいいとして,遅ればせながら「はじめての文学」シリーズというのが昨年末より刊行されてます。
12人の作家の,作家自身によるアンソロジーである,このシリーズ,その人選は特にどうでもいい(悪いというわけではない)のですが,2点だけは評価したいと思います(なんて上から目線なんだ……)。
1)作家自身による自選集であること
よく知らないエライ先生が選びましたって言われるやいなや即ゲラゥト・ヒァです。
2)一冊につき一作家であること
一冊に複数の作家集めて,いいとこ取りしましたよーって,それお前の観点だろが,その教育的な目配せにゲラゥト・ヒァ
まあ基本的には,好きに読むからホットイテクレ! というのが本音なのですが,そうもいかんべえ,と考えるのが,大人であるならば,最低限考えていただきたいのが,見下してんじゃねえぞ!ってことかしらん。
なんて訳知り顔でほざいているわけですが,もし,自分が中学生くらいのときに,今の自分に何か本を薦められたなら……,もう問答無用で即ゲラゥト・ヒァですね。理解者ぶってんじゃねえ! 閑話休題。
本シリーズ,あと何が良いって,装丁がよろしいですね。美しいです。それに,本屋で見ると,相当目立ちますね,これ。
バナナン大将だけ装丁が違うのは,オビのせいです,オビのせい。オビ=ワン=ケノービのせいです(サムイです)。続刊としては,小川洋子,重松清,桐野夏生,山田詠美,林真理子がcoming soonってことみたいね。
うじゃうじゃ書きましたが,このシリーズをただ並べてみたかっただけなんですよ,本当のところは。
いきなりブチキレ調ですが,若かりし頃,大人が薦める本なんか,絶対読んでやるものかと思ってましたよね。その内容じゃなくてね,大人から薦められるってこと自体を断固拒否したい,そう思っていた時期が僕にもありました。
特に顕著に思ってたのは,読書感想文の「課題図書」とか「推薦図書」だとか,そういう類。死んでもそんなので書いてやるもんか,と,逆にわざわざ選ばれてない本を選んで書いてましたよね。別にたいしたこと書いてたわけでもないのにね。
あとは,そういうのよりは幾分マシなものの,「目配せ」の利いた本の薦め,その内容や推薦する人問わず,オール却下。えらっそうに指図するんじゃねえよ,お前の意図なんか知ったことかと,目配せやめろ,目ん玉ほじくり出すぞ! と言いたくて仕方がなかった,非常に殺伐としてましたね。
まあかといって,じゃあ何読んでたんだ? と言われたら,別に大したもん読んじゃあいませんよ。でもいいんだよ,別に大したもの読まなきゃいけねえ法律なんてないだろ,くだらないもの読んでて何が悪いんじゃい! ってほんとタチ悪いね。熱心に読んでるの,せいぜい週刊少年ジャンプくらいだから余計に逆上してた気も。
そんなわけでせっかくの脳みそ柔らかい頃に教養を身につける機会を逸しまくって生きてきて,大学に入ったとき,都会出身の学生たちの文化度・教養の高さに,唖然として,それまでの人生をまるごと後悔したのが,私ことpsy-pubなんであります。あー,恥ずかしかったなあ!
…………
まあそんな愚にもつかない思い出話はいいとして,遅ればせながら「はじめての文学」シリーズというのが昨年末より刊行されてます。
12人の作家の,作家自身によるアンソロジーである,このシリーズ,その人選は特にどうでもいい(悪いというわけではない)のですが,2点だけは評価したいと思います(なんて上から目線なんだ……)。
1)作家自身による自選集であること
よく知らないエライ先生が選びましたって言われるやいなや即ゲラゥト・ヒァです。
2)一冊につき一作家であること
一冊に複数の作家集めて,いいとこ取りしましたよーって,それお前の観点だろが,その教育的な目配せにゲラゥト・ヒァ
まあ基本的には,好きに読むからホットイテクレ! というのが本音なのですが,そうもいかんべえ,と考えるのが,大人であるならば,最低限考えていただきたいのが,見下してんじゃねえぞ!ってことかしらん。
なんて訳知り顔でほざいているわけですが,もし,自分が中学生くらいのときに,今の自分に何か本を薦められたなら……,もう問答無用で即ゲラゥト・ヒァですね。理解者ぶってんじゃねえ! 閑話休題。
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うじゃうじゃ書きましたが,このシリーズをただ並べてみたかっただけなんですよ,本当のところは。
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