最近、DJポリスという言葉を良く耳にします。
6/4のW杯出場が決まった日のこと。
渋谷のスクランブル交差点。
多くの若者が集まっていました。
DJポリスは名前は明かされていない、20代の機動隊員。
興奮した若者を見事に誘導し、トラブルを最小限に抑えた彼の話術に注目が集まりました。
「日本代表のユニホームを着ている皆さんは、12番目の選手です。チームワークをお願いします。」
これ以外にも様々な呼びかけがありました。
DJポリスの群衆の誘導シーンは何度もテレビで取り上げられています。
誘導する上での言葉の選び方が本当に上手いなあと感じました。
サポーターと同じ目線にいると感じさせるような誘導。
その時の状況を見極めてのアドリブもあったといいます。
恫喝するような話し方では若者が反感を持ち、
「暴れてやろう。」
「すごいことやってやろう。」
など心理的に過激は方向へ向かってしまい怖いのかなと思いました。
「警察」という枠を超えW杯出場を喜んでいる仲間のように若者を心理的にコントロールできたのではないかと思います。
このDJポリスに学ぶことはたくさんあると感じました。
しゃべりのプロだけではなく、
様々な分野のビジネスに携わる方にとって勉強になる話術だと思いました。
見逃した方はネットで動画を探せば見つかると思います。
また、今年の流行語にランキングされるかもしれませんね。
ぜひ、聴いていただき、トークスキルを学んでいただけたらと思います。