グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬、自然が織りなす今を発信しています。
 

いつもの散歩道沿いに咲く花

2011年06月30日 | 室蘭・四季の野花&花木

午後になって、晴れ間が覗く。 先日からニセアカシアが、藤の花似た白い花を風になびかせ咲き
始めている。アカシアと言えば、このニセアカシアが本家本元と入れ替わり、あまりにも有名。



 近くの公園の池渕に咲くセリの花。白い小花と緑色の葉の取り合わせが清々しい。


ムシトリナデシコは、花茎を30cm伸ばした先端に赤紫色の小花を集めて咲く。
荒地に強い、フランスギクやアカツメクサと花を咲き競っている。


 近くの公園に咲く、ブタナとコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)。ブタナ、初めてこの花
を見た時には、遅咲きのタンポポかと思うほどタンポポの花に良く似ている。
コウリンタンポポは、いにしえに観賞用として国外から導入された帰化植物。赤オレンジ
の花色が少々強すぎるのか、今は野に咲く花。




 今年も、ツルアジサイの花が咲く季節が訪れてきた。ヤマアジサイに似た白い花と
深緑色の葉とのコントラストは清々しい。 

 

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この時期,庭に咲く花々

2011年06月29日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

 タツタナデシコが、爽やかな香りを漂わせながら薄ピンク色の八重の花を咲かせ始めた。近頃
の天候は、小雨・霧・曇り・晴れと順位を入れ替えながら目まぐるしく変化する。今日は朝から晴れ間
が広がり気温も上昇。庭の花々も初夏の陽射しを受け生き生きとして見える。
 


ダイアンサス ラ ボーボワールの花色は鮮やかな赤紫色。小型のダイアンサス系
のナデシコ。花径は約2cmと小さい。花茎は針金の様に細く草丈は10cm程で葉の色は、
シルバーグリーン。花も葉も可愛いらしいナデシコ科の耐寒性常緑多年草です。    


ピレネー宿根カスミ草の花も咲き始める。花色は薄いピンク色~淡赤柴色の混色。
花も葉も小さく、細い茎を伸ばしながら地表を這いマット状に広がる。この花もナデシコ科
の耐寒性常緑(匍匐性)多年草です。


アルケミラモリス 長く細い花茎に小さな緑黄色の小花を多数集めて線香花火の
ように花を咲かせいる。花と特徴的な葉のコントラストが初夏の庭に、清々しい雰囲気を
醸し出してくれる植物です。   
    

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カンボクの白い花の咲く季節

2011年06月26日 | 室蘭・四季の野花&花木


祝津公園展望台への坂道沿い。カンボク(肝木)が今を盛りと初夏の風に白い装飾花
をなびかせながら咲いています。
当地では初夏を迎えると、雑木林の方々で 山アジサイの花に似たカンボクの白い花が咲く。
樹高は、高くはないが白い花が樹形を覆うように咲くので、遠くからでも良く目立つ花木です。





祝津公園展望台は絵鞆半島のほぼ先端の港側に位置する。標高70m程の小高い
丘、室蘭港と白鳥大橋のビューポイントです。
 展望台の上空一面、秋の空と見間違えるような、うろこ雲が澄み渡る空を覆っている。

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夕空

2011年06月25日 | 室蘭の夕日&夜景

久し振りに爽やかな6月の青空が広がる。この季節にしては珍しく大気が透き通るように澄み
渡り、素晴らしい夕空が出現した。夕日に照らされ 対岸の渡島半島の山並みがシルエットを浮かび
上がらせている。対岸までの海上直線距離は40kmほど。
 カメラアングルは、室蘭市の最西端 絵鞆岬から渡島半島の山並みに沈む夕日の光景です。



日没直前。右側の海上に浮かぶシルエットは恵比須島、周辺の海底には岩盤が
広がる。打ち寄せる波が夕日に照らされ 独特の波紋を描く。


夕日に照らされる、絵鞆岬の展望台と船の舵のモニュメンです。


対岸、渡島半島の山並みと 残照で茜色に染まる西空。




当地の日入り時間は、19:17。今の時期から7月初旬頃までが一年で一番、日没
時間が遅い。7月も初旬を過ぎると日一日と日没時間が早まり始めます。

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雨上がりの庭で・・・・・

2011年06月24日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

クレマチス・ドクターラッペルの花は、淡い桃色で8枚の萼片の中央には赤桃色の筋が入る。
 大輪咲き、バテンス系の代表的な品種。さらに、雄しべと、雌しべとの絶妙なバランスが美しい。
 我が家の庭で栽培してから十数年が経過しましたが、手のかからない丈夫なクレマチスです。

  

アヤメの証。前面に垂れ下がった花弁に濃黄色と紫色の文目模様。シャッキとした
細身の葉と花のコントラストは、初夏の庭に爽やかな雰囲気を醸し出しています。


なでしこ 'かほり'は、草丈10cmほどの矮性。寒さにも暑さにも強い、わが国で品種
改良された仄かに甘い香りを放す芳香 'なでしこ'です。                           

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初夏の浜辺

2011年06月21日 | 室蘭・四季の野花&花木

朝の内は、薄っすらと霧がかかっていたが午後になって爽やかな青空が広がる。海原から、
そよぐ風に運ばれてくる 潮の香が浜辺に漂う。
 今日、東北地方では入梅宣言。梅雨前線の北上に伴い、本州方面の梅雨とは異なるが当地に
も、間もなくすると本格的な蝦夷梅雨の季節が訪れて来ます。



ハマナスの花が最盛期を迎えた。これから7月初旬ごろ迄が見ごろ。イタンキ浜は
市内で、最も規模の大きなハマナスの自生地です。


ハマヒルガオは、初夏の浜を代表的するな海浜植物。アサガオに似た花を今が盛り
と咲かせています。

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庭に咲く花々

2011年06月19日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

アルメリア。和名は、ハマカンザシ(浜簪)美しい和名を持つ。数多い花の中には、もう少し気
の利いた花名がなかったのかと思う事が良くある。ハマカンザシは、その点 幸せな花です。
芝に似た濃緑色の葉の間から、花茎の先に淡い紅色の小花を雪洞のように密に付けて咲いている。


シコタンソウ(色丹草)は、花弁に赤と黄色の斑点が印象的な可愛らしい花。花名の
由来は南千島色丹島で発見された事に因む。我が家のシコタンソウは園芸種だが、本来
の自生地は、本州中部から北海道の亜高山~高山地帯の砂礫地に生育する。ユキノシタ
科の高山性の植物です。


カーペットカスミソウ。マット状に広がる、花は1cmほどの小花。花弁には赤紫色の
アクセントがある、愛らしい花です。正式な花名は、オノエマンテマ。ヒマラヤ地方が原産
の石灰質の土壌を好む植物。


 ヒューケラの別名は壷珊瑚。花色はコーラル色、壷形の小花を花茎に沢山付けて
咲き出している。地際に、こんもりと茂らせた葉と 長く伸ばした花茎のコントラストは絶妙。
ヒューケラは品種も多く、葉色のバリエーションが豊富な植物です。

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海岸段丘に咲くエゾカンゾウの花

2011年06月18日 | 室蘭・四季の野花&花木

イタンキの浜から、急勾配な細い九十九折りの坂道を登りきると海辺から40m程の高さの広々
とした草地に辿りつく。汗ばんだ身体に潮風が心地よい。草地では、エゾカンゾウの花が今を盛りと咲
き競っている。




 草原の直下には、'NPO法人 ビオトープ イタンキin室蘭'が造成している。動物や
植物が恒久的に生育できる小規模な自然空間、ビオトープがある。
ピオトープ内には、湧き水を利用した湿地や池を配している。市民は元より、子供達の身
近な自然観察の場として活用されている、もう一つのイタンキ浜の姿です。

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庭に咲く花々

2011年06月16日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

 このところ、外気温度は20℃前後、我が家の庭でも初夏の陽気に誘われて花々が
一斉に咲き始めている。
シコタンハコベ(色丹繁縷)は、北方四島の一つ色丹島で発見された事が花名の由来。
白い花びらと赤い葯とのコントラストが美しい、可憐な小さな花。花弁は10枚に見えるが深い
切れ込みがあり実際の花弁の数は5枚です。



アキレギア ローズバローは、西洋オダマキの品種。ピンク色の八重咲きの優しげな
美しい花を咲かせています。


アレナリア モンタナ。カップ形の可愛らしい白い花を咲かせる。夏の暑さには、少々
弱いが極めて寒さに強い。ヨーロッパが原産のナデシコ科の多年草です。


トキワハナガタの花はピンク色で5弁の小花。5cmほど伸ばした花茎の先に小花を
集めて雪洞のように咲かせている。元々はヒマラヤの高山の砂礫地に自生するサクラソウ
科の植物。


セラチュームは、夏雪草と美しい別名を持つ。清楚な純白の花を群がるように咲かせ
る生育旺盛な多年草です。


ブルーテージの原産地は南アフリカ。長く伸ばした花茎の先に一輪ずつ、涼しげな
碧い花を咲かせています。夏の高温多湿を好まない半耐寒性の多年草です。

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夕日

2011年06月16日 | 室蘭の夕日&夜景

穏やかで限りなく静寂な黄昏時。浜に寄せて返す潮騒だけが微かに響く。夕陽が放す
 光線が西の空を茜色に染める。
  カメラアングルは伊達市 南黄金町の波打ち際から、遥か  彼方、渡島半島の山並みに沈
 む夕陽の光景です。







今日の日の入り時間は19:15分。当地は、この時期から7月初旬にかけて一年の
内で最も日没時間の遅い季節を迎えます。

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