雪虫は、小さな小さな虫です。身体全体に純白な綿毛を羽織り、雪が降るようにフワフワと庭
先で舞う。当地では、雪虫が飛び始めてから 間もなくしますと、初雪の季節が訪れて来ます。
※ 赤い実はベニシタン(紅紫檀)です。実の大きさは5mm程、雪虫の大きさを推測して頂け
ればと思います。
雪虫が飛び交い始めると、庭の佇まいは一挙に晩秋の雰囲気が漂い始めます。ツルハナガタが、
ロゼット葉の一部を薄紅色に紅葉させています。長年 育て続けていますが、紅葉した葉を見るの
は初めての事です。
我が家の庭では2本のオンコを植えています。今年は生り年なのか、口に含みたくなるような
実をたわわに付けています。
この樹木の本来の名はイチイ(一位)。騨高山地方の伝統工芸、一刀彫の材として有名な樹木
です。一方、北海道や東北地方ではオンコと方言で呼ばれています。
オンコの実は野鳥たちの大好物。これから季節が進み、野山に餌が乏しくなると。野鳥が庭に
飛来、全ての実を啄んで行きます。
コーカサスキリンソウ トリカラー。葉の色が鮮やかさを増してきました。緑色の葉に赤と白
の斑が入るセダムです。
ヒダカミセバヤの紅葉は、葉をサーモンピンク色に染めます。
夏に咲く花も見ごたえがありますが、紅葉も一見の価値があります。紅葉が終わると、地上部は
全て枯れて、宿根の状態で雪の下で冬を越します。
ギボウシの黄葉です。本来は、庭の冬支度を兼ねて葉を刈り取る時期ですが、あえて そのまま
の状態にしています。黄金色に枯れたギボウシの葉は、 庭の中で存在感を際立たせています。
主人から話は聞いていましたが、姿を見たことが無かったので、
どんな虫かと興味を持っていました。
ふわふわの白い綿毛をつけて、これが飛んでいると、雪片が
舞っているようなんでしょうね。
冬の到来を告げる虫ですね。
多肉植物の紅葉はきれいなものですね。
我が家のミセバヤはまだ緑ですが、昨秋には紅葉してきれいでした。
庭の晩秋の彩、それぞれに素敵ですね(^_-)-☆
のような純白な物質は、学説では、ワックスとの
ことです。雪虫を見ますと、大人も子供も『雪虫
が飛んでいたよね』があいさつ代わりとなります。
今日、台風21号の影響で当地を含みます道南
地方を除き、札幌や道東・道北の各地は季節外れ
の雪となっています。
ヒダカミセバヤ、今年の気候の影響でしょうか
葉の形がやや不揃いなのが残念です。庭の花々も
終盤ですが、葉の変化に興味を抱く季節になりま
す。投稿と思っていますので、ご覧いただければ
と思います。