グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

5月の庭に咲く花々

2017年05月21日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 近ごろの陽気で、庭の花々が 一斉に花を咲かせ始めています。
ムラサキナズナの正式な草名はオーブリエチア。ヨーロッパが原産地、我国に渡来したのは明治時代。
意外にも、国内での栽培歴が長い植物です。4弁の青紫色の小花を群がるように咲かせ始めています。






 アラビス・プロクレンス。庭の草花の中では一足早く、2週間ほど前から花を咲かせています。細くしな
やかな茎に、純白の小花を付けて咲く姿は清々しさを感じます。 






 セイヨウクモマグサ(西洋雲間草)も、紅梅に似た花を咲かせています。一旦、庭土に馴染むと全く手
のかからない植物です。花は、濃紅色で小ぶりですが庭の中での存在感が際立ちます。




 ブラキコム・アングスティフォリア。流通名は、ヒメコスモス。花は、赤紫色で花径は3cmほど。花だけ
ではなく、紅色の蕾も美しい。夏場になると花数を減らしますが春から晩秋までの長い期間、可憐な花を
かせ続ける多年草です。










 チングルマは高山植物ですが、たやすく育てることが出来る小灌木です。花は、どこか白梅に似てい
ます。ユニークな樹名は、種毛の形が稚児の風車を連想させることから珍車となったようです。






 ビオラ・ラブラドリカの流通名は宿根スミレ(紫式部)。花はスミレにそっくり。毎年、毀れ種が発芽して
株が増えます。 生育旺盛な植物です。



 プリムラ・ベリスは、黄色の花の中央に薄オレンジ色の絞り模様が入る可憐なプリムラです。我家の
では最初にジュリアン、次にポリアンサが花を咲かせます。ベリスはやや気温が上昇してから開花する
遅咲きのプリムラです。




 デージーは手のかからない植物です。寒さにも強く、緑葉を茂らせ雪の下で冬を越します。毀れ種や
株分けで毎年株を増やす事が出来ます。一方、花色は多彩で 別名ではヒナギク(雛菊)と愛らしい草名
を持つ多年草です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする