ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

ゴミ袋のサイズを合わせる

2024年05月06日 06時00分45秒 | ポリ袋
ゴミ容器に合うゴミ袋のサイズを決める手順は以下の通りだ。

〈角形ゴミのゴミ箱の場合〉

幅(D)と奥行(W)高さ(H)を測る。
幅(D)と奥行(W)足した数字がゴミ袋の幅となる。
ゴミ袋の長さは、セットした時に折り返し部分と、底部分で左右に開くため幅(D)の半分程度必要になる。

このゴミ箱にはD210ミリ W303ミリ H 484ミリ 15Lと表示がある。
まず幅は、このゴミ箱にある表示によると210ミリ303ミリとあるので合計すると513ミリだ。

ゴミ袋のサイズ表から一番近いものを選ぶと20リットル用になるのだが、20リットルゴミ袋の幅は500ミリなので、セットできない計算になり、20リットルより大きい45リットルゴミ袋が最適となる。

ゴミ袋の長さは、ゴミ箱の高さが484ミリなので、折り返し部分を100ミリとして、それに底部分で左右に引っ張られることを計算に入れて100ミリ追加して合計で684ミリあれば十分だ。

こちらも45リトル用ゴミ袋でちょうど良い計算となる。

だが、このゴミ箱は15リットル用だ。

明らかにおかしい。

そこで実際に測定してみると幅200ミリ 奥行き295ミリ 高さ390ミリだった。

ゴミ箱に表示してある高さは蓋を含めてであるため大きな差が生まれていた。

しかしゴミ袋は蓋部分までカバーするわけではないので本体部分の高さで十分である。

測定したサイズで再度計算する。

ゴミ袋の幅=幅(D)+奥行き(W)
495ミリ=200ミリ+295ミリ

幅は500ミリ必要

高さが360ミリで折り返し部分100ミリと底部分で左右に引っ張られることを計算に入れて100ミリ追加して合計で560ミリ

すると20リットルゴミ袋 幅500ミリ 長さ600ミリがちょうど良いと思える。

20リトルゴミ袋をセットした様子

大きすぎるようだ。

そこでゴミ箱に表示されているのが15リットルだったので15リットル用ゴミ袋をセットしてみた。

当社で使用している15リットル用ゴミ袋HDPE(幅400ミリ長さ600ミリ)

(HDPE 引張り強度はLDPEに比べ非常に優れているが、引裂き強度は劣り一度切れ目が入るとすっと破れてしまうのが欠点)

なんとかセットできるが、幅が足りず、無理矢理セットしたら裂けてしまった。

幅は計算すると495ミリ必要だが400ミリでもなんとかセットできのはゴミ箱の四隅が丸くなっているから。

実際は幅495ミリ必要ではない。

このように、案外表示より小さいゴミ袋を使用することができる。

新しいゴミ容器を導入の際は、ゴミ容器にゴミ袋をフィットさせることが経費削減のコツだ。

ちなみにLLDPE製ポリ袋(ツルツルして伸びるタイプ)の袋、規格袋19号(幅450ミリ長さ550ミリ)なら伸ばしてセットすることが可能だろう。

ただし、セットするのに手間がかかること、折り返し部分が十分に確保できず、ゴミ袋がずり落ちる可能性があるなど、清掃作業の効率を損なう。

これらの袋をセットした実験から幅450ミリ長さ600ミリがちょうど良いと思われる。

もし、市販の20リットルより安価に作成できるならオリジナルサイズを作成することも経費削減の一案だ。


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