浜田省吾の曲についての一言コメント

われらが浜省の歌は なぜにこんなに心に染み入るのか・・・ 私 浜省やっぱ好きなんです^^

凱旋門

2007-04-29 21:22:42 | Weblog
良い意味で「重厚さ」を感じます

浜省は「バラードリメイク好き」で知られてますが(笑)
この曲はもう24年ぐらいの歴史?を持つのに
未だにリメイクされておりません

ライブでも歌っているのを観た記憶があまりないです
ON THE ROAD'82とその翌年の A PLACE IN THE SUNで観たぐらいしか
覚えがありません

曲は私的には 「かなりの名曲」 だと思っているのですが
浜省は あまり思い入れがわかないのかな~
あるいは大切すぎて奥深くしまっているのでしょうか?

深く深く聴き込んでいってしまう雰囲気を持っています
どことなく「文学的」とでもいうのでしょうか?

    もう少し側にいて・・・
    いくつもの夜を 一人きり過ごしてきた・・・
    ぬくもり 微笑み 頬にかかる甘い吐息
    愛はいつも「悲しみ」だけを
    君の元に残してきたけど
    もう泣かないで
    僕は君だけのもの

    別れたあの時と
    同じように今夜
    窓の外 静かな雨
    いつでもポケットに
    君の写真抱いて寝たよ・・・
    人はいつも無くしたものの
    重さだけを背負ってゆくけど
    もう離さない
    君は僕だけのもの

私はとくに「いつでもポケットに~」のくだりが大好きです
これはもうひとつの「愛しい人へ」だと思っております

君はひとりきりいくつもの時を耐えてきた
遠く離れていた時も僕はいつでも君と共にいたんだよ
ようやく互いをふれあい感じ合える時がきたんだ
もう泣かなくていい 僕はここにいる
もう君から離れたりしないよ
もう元にはもどらない壊れてしまったものたち・・・
互いに残っている傷跡・・・
いいさ ふたりで共に背負っていこう
大丈夫 ふたりならやっていけるさ

なんかこう気持ちが温かくなってくるのですよ
曲調はマイナー調で重いんですけどね~(笑)
不思議です
きっと浜省の人間性がしみ出ているんでしょうかね~

余談です

私が高2の冬・・・
その日 「3年生を送る会」でした
授業は午前中で切り上げ 午後からは講堂で
様々なイベントやらエンターテイメントが繰り広げられていました
ただ私は「心ここにあらず」でした

朝 新聞を開いたら偶然に「浜田省吾コンサート 当日券有り」
(当時はまだ浜省が当日券で観れたんですね~)
そんな記事が目に飛び込んできました
なんでも「本当は1/10のライブのはずが本人の風邪でその日に延期になった」
とのことでした
私はそれまで浜省ライブは観たことがなく
いつ観れるかとずっと思っていましたから
「これは運命に違いない 本来ならもう終わっているはずのコンサートが
今日いきなり俺の手に届くところにあるんだ 
これが運命と言わずなんとする!
神様ありがとう!」
と思うのは当たり前でした

てなわけで学校行事などにかまってられなかったのです

そして見事に!途中抜け出していちもくさんに家へ
更にライブ会場へと急いだのでした

もちろん大感激でその夜は幸せに眠れました
それが82年のツアーだったのですね
マイホームタウンから始まってラスト2で凱旋門
ラストが家路でした

翌日学校へ行ってみると
みんな「凱旋門」の話題でいっぱいだったのです
どうやら「送る会」でギター弾き語りをした人がいて
その曲が「凱旋門」だったらしいのです
それは私が抜け出して間もなくのことだったらしいのです
しかもそれがかなりうまく雰囲気もたっぷりで
とっても「よかった」らしいのです

もちろん私の決断に間違いはなかったのですが
そのもうひとつの「凱旋門」も観てみたかったな
そんなことを今でもたまに思います



    

グッバイスイートホーム

2007-04-29 00:54:40 | Weblog
「勢い」で突っ走った「ツケ」
とでもいうのでしょうか?
けど たしかに「好き」あっていた二人なのですよね
なのに男は最後に
 
   雨の中ひとりさまよいながら・・

と悩んでいます

   若すぎたのか
   愛を探し出す前に
   孤独な心 見つけた二人

   乾いた「砂の城」
   訳も無く崩れ落ちた

若さは関係ないと思いますが
こんな話は世間では結構ありそうですね

結婚て恋人同士とは違うようですね
「生活」がかかると 恋の魔法は解けていくものなのでしょうかね?

結婚にあまりにも「大きな夢」を見すぎてしまっていたのでしょうか?
そもそも「結婚」して「運命共同体」になるということを
甘く考えていると
この曲のようになるんじゃないかな~と思います

「結婚」は「恋」の延長なのでしょうか?
では「恋」が冷めたら「結婚」には
何が残るのでしょうか?

私の独断と偏見を申し上げるなら
「相手の嫌な部分を見ているときの嫌な自分の心」
これを受け止められないうちは「結婚」などしないほうがいいですね
「相手がどうだ」ではないです
「相手を見ている自分を受け止められているか?」がポイントだと思います

所詮「人間=多面体」なのですから
「相手がいろいろあるのは当たり前」
「自分だってそうじゃないか」
結婚するならそこはわかっていてほしいのです

だいたい「乾いた砂」で「城」を作るな
「雨にも風にも地震にも負けないレンガ」
で作ってもらいたいものです

本来結婚ていいものですよね
わたしは うちのカミサさんには「感謝」しております

バックシート・ラブ

2007-04-27 00:46:40 | Weblog
陽気なR&Rショウが始まりました!
これはもう歌詞がどうこうではなく
気楽にこのノリを楽しんじゃおうぜ!って曲でしょうね
私は特にこの曲で踊るようにアレンジされてる
ピアノのノリが大好きです

それでもあえて歌詞に拘るなら・・・
きっとこの背景は
卒業間近の高校生カップルのことでしょうね

   社会に出る直前
   このひと時をちょっとはちゃめちゃに騒ごうぜ!
   こうして何も考えず突っ走れるのも「卒業」までさ
   それはわかっているつもりさ
   だからせめて今は君とふたり
   陽気に過ごしたいんだ!

って曲です
わかりますね~ この気持ち
私も卒業式の日はうれしさのあまり
友達と学校帰りのその足で
昼間から居酒屋行ってかなり酔っ払いました!
(もう 時効ですよね・・・)

その時だってほんとは知っていたんです
「これからは何も考えず生きるわけにはいかなくなる」ということ
その通り 社会に出て年を重ねるたびにいろいろなこと
背負っていく感じがしてます
まあきちんと手を抜く方法も身についていますが(笑)

だから高校時代も三年生の冬になってくると
それまでのあまらせていたエネルギーを消化しちゃおうって
思うのですかね?
だとしたらなんとなくですが
年度末の道路工事に似ていますね~(笑)

この曲を聴いていると
(ノリは違えど)ブライアンセッツァーの世界とダブってきますが
私だけでしょうか?

卒業する直前ぐらいの高校生時代っていいですね~
これからの自由や夢、自分創りへの期待・希望・不安
いろんなものが入り混じって高揚している感じ

「生きる」ことへの旅の始まり前夜ってところですね
私もうきうきしてました

さて この曲のふたり
今はこうしてふたりいっしょにはじけ飛んでいます
ただこの後 社会に出てから・・・

すぐに結婚したようです

そして・・・

続きは次回「グッバイスゥイートホーム」で・・・




DJお願い!

2007-04-25 13:01:00 | Weblog
「これから始まるR&Rショウの幕開け!」
といった感じの曲ですね

短い1分程度の曲で 全編アカペラです

J-POPの世界でも昨今「アカペラ」を
よく駆使した曲も増えてきておりますが
浜田省吾さんや山下達郎さんなどは
そのはるか前からこの「アカペラ」の美しさを知っていたのですね
「アカペラ」というより「コーラス」の楽しさというのでしょうかね

これは彼らのバックグラウンドに
ビートルズ・ビーチボーイズや数々のドゥワップがある
それらをよく消化して自分の作品に反映させていますね

やっぱり音楽の元ってこういうことだと思うのですよ
もちろん今や「楽器」無しでは「音楽」は成り立ちませんが
元々は 人が何人か集まって声を出し 重ね合わせ 木を叩きリズムをとり
そんなことが楽しくてしかたなかった!
まさに「音」を「楽しんでいた」わけですね

アカペラ(コーラス)ってなんですかね~
聴いている側もうれしくなるような楽しくなるような
心がついついうきうきしてきますね
古来からのDNAがうずくのかもしれません

さて「DJお願い!」ですが
雰囲気としては アメリカ映画ですよね
若い男が親父さんのでかい車借りて
彼女を誘いに来るわけですよ
「ねえ、これからR&Rダンスパーティー行かないかい!?」
って

この曲を聴くとそんな映像がアタマに浮かびます
これから何かワクワクすることが始まる!って感じです

     ひとりぼっちで 窓に腰掛けギター弾いてた
     子供の頃 「寂しさ」だけが友達だったよ
     でも今夜はあの娘とふたり 海までドライブ
     DJお願い! 聴かせておくれ
     いかしたR&R!
     素敵なR&B!

愛しい人へ

2007-04-23 19:39:03 | Weblog
浜田省吾さんの曲は数あれど
その中で「もっとも好きな曲は?」
と問われたら この曲をあげるかもしれません
(「もっとも好き」が他にもありますけれど(^^))

皆さんは歌を聴いてなぜか泣けてしまうことってありますか?
私はあるのですが その1曲です

一言で言えないけれど
とにかく「やさしさに満ちている」曲なのです
歌詞からメロディーからアレンジからすべて!

ひとりぼっちで心を閉ざしかかっていた男が
ひとりの女性と出会い 
本当の「愛する」意味に気づき
曲では直接的に触れてはいないけれど
その彼女への感謝 そしてやさしさと
心の平和の意味を知る

このアルバム「約束の地」のテーマを象徴しています
そのテーマとは「愛する」ということ(だと 私は認識しています)
「愛される」とはちょっと違います
「愛することによって得られる心の平和」ということ

「愛しい人へ」はまさしくそのものですね

     
      君をこの手に抱きしめた時
      初めて 誰のために僕が生まれてきたのかわかった
      
      失くした愛も 壊れた夢の欠片も
      すべてその腕に抱えて
      僕についておいで
   
      冷たい夜の暗闇の中
      風の音にさえもおびえて
      君は今日まで この町 
      ひとり生きてきた・・・
      でももう泣かないで
      僕がそばにいるから


こうして歌詞を描いているだけでも
つい「うる・・・」っときてしまっている私です

   
     友達のようにいつも遠くでみていた
     触れようとしたけど
     失うことが怖かった・・・

     愛はいつも傷つくだけの
     寂しがり屋のゲームだと
     僕は君を愛するまで 
     そう信じてた愚か者さ
     ひとりぼっちの

     愛はいつも失うだけの
     寂しがり屋のゲームだと
     僕は君を愛するまでは
     そう信じてた
     ひとりぼっちで
     Woo~

(結局 歌詞全部描いちゃいました
全部好きなんです!)

最後のリフレインのところで
「僕は君を愛するまでは」の部分
メロディーが抑揚ついてちょっと変わるのですよ
そこでまた「うるっ」ときちゃうんですよね~

とにかく「やさしさ」があふれ出している曲です
だんぜんお勧めの1曲です!

ウチの娘に言ってるんですよ
「おまえが大人になって 
『ついて行ける』っていう人と出逢ったら 
この歌を歌ってもらいなさい」
「こんな歌を心から歌ってくれる人と出逢ってくれよ」
って

今のところは私が「子守歌」代わりに歌っております