ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ ろくでなし (2016)

2017年05月14日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
自分を偽ることができない粗暴な狂犬男(大西信満)の純情という、久々に目にする古典的なラブストリーが逆に新鮮。渋谷の裏街の息づかいがリアルに漂うのも話しの陳腐化を担保している。世の中を欺き続ける根っからの凶暴男で悪キャラ開眼の大和田獏は助演賞もの。やっぱり、ワルが映画を救うのです。

(5月10日/K's cinema)

★★★★

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