ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 三人の妻への手紙 (1949)

2016年06月29日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
理想の男を射止めた田舎コンプレックスの美女。生活に追われ商業主義に魂を売る文芸才女。女を武器に底辺からの成り上がりに徹するソロバン女。紋切型になりがちな、理想の女アディ・ロスに成れない女たちの「個性」で三つの逸話を巧みに編み上げる構成と演出の妙。

(6月26日/シネマヴェーラ渋谷)

★★★★

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ ギルダ (1946) | トップ | ■クリーピー 偽りの隣人(2016) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事