facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

3日目(その2):台北へ、迪化街でお買い物~YOYOさん達との夕べ

2008年05月25日 | おもしろすぎる台湾
台北
高鉄の台南駅から1時間45分で台北に着いた。台南で3日過ごして台北にくると、台北はやっぱり都会だなぁと感じる。人が多いだけでなく、心なしかみんな歩く速度が速い。エスカレーターでは右側は立つ人、左側は歩いて上がる人と整然と分かれている。男のpocknとしては女性も気になるところ。台北の女の人のファッションは都会っぽいしやっぱりきれいな人が多いなぁ… なんてあまり見とれてちゃあいけないよネ。

台北での宿はもうpocknファミリーの定宿となっている天成大飯店。最高の立地と快適な滞在のできるこのホテルは高鉄の台北駅のホームからもすぐのはずなのに、出口を間違えたせいで巨大な台北車站(台北駅)構内でさ迷ってしまい、ホテルに辿り着くのにえらく苦労した。

台北車站の地下は前にも迷ったことがある。西側から東側へ出るには地下駐車場を通らなければならないということがわかった。

ホテルで休む間もなく買い物へ出発!



迪化街でお買い物

買い物の目的地は食品問屋街の迪化街(ディーホァージエ)。まずは中華菓子。3年前、この迪化街でたまたまおいしい中華菓子屋を見つけた。去年、またそのお店に行こうとしたが見つからず、今回台湾へ行く前に台北ナビの掲示板で捜索願を出したところ、店の名前もわからなかったお店を確定することができたうえに、その近くでもう一軒中華菓子屋を教えてもらったので両方の店を訪ねた。


3年振りに訪ねた李亭香は立派な店構えが目を引きつける。百年以上続く中華菓子の老舗らしい。小ぎれいな店内にはきれいでおいしそうなお菓子がたくさん並ぶ。


「李亭香」名物のお菓子「平安亀」


「平安亀」はこの店の代表作らしい。前回もこれを買った覚えがある。弾力性のある歯ごたえで中にはピーナツ風味でまろやかなゴマあんが入っている。小包装の裏には日本語で「ナンキン豆で造ツタオイミイオカミデス。」と印刷されている。ホントにこのお菓子はオイミ~インです!! 他にも月餅のカットしたものや緑豆糕などいろいろ購入した。

「李亭香」は迪化街の乾物屋がひしめく問屋街からは少々北に外れたところにある。クレジットカード(信用卡)は使えません。住所:迪化街一段309號


こちらは台北ナビで教えてもらった「龍月堂」。李亭香から歩いて10分ほどのところ、迪化街と並行して走る延平北路にある(延平北路二段169號)。


ここはパイナップルケーキ(鳳梨酥)や「伝統的な緑豆糕」で有名というこで、緑豆糕が大好きなうちらはこれをたくさん買った。いつも食べる緑豆糕とは形も大きさも違ってちょっと楽しみ。

と・ところが、この緑豆糕、これまでよく口にしていた緑豆糕とは味も全然違った。何というか、お肉のエキスがしみこんでいるような何ともいえない妙な後味がずっと残る… 慣れればおいしいとも言えるかも知れないが、緑豆糕にもいろいろあるんだー。。。 ということを知った。

パイナップルケーキやその他のお菓子はでもおいしかったです。お店のおにいさんはとても感じのいい人。台北ナビの掲示板をプリントアウトした紙を持っていたら「うちがインターネットで紹介されているんですか?」と嬉しそうにしていたので、もちろん「そうですよ!」と答えておいた。






レトロで風格のあるファサードの並ぶ迪化街を南下すると乾物のにおいがぷんぷんと漂う問屋街へと入る。いくつかお店をのぞいて、味見をしたりしてカボチャの種のスナック「瓜子(クァーズ)」と、家族揃って大好きな梅干「甘梅(ティエンメイ)をたっぷり600gずつ買う。

瓜子は、いろんな色があるなかで一番シンプルそうな白いやつを買ってきたが、時々ジャスミン茶のような、ウーロン茶のような味がすることがある。これがなかなかイケる。今度はお茶味の瓜子を買ってみようか。




台湾のおみやげの定番、からすみも買った。空港で売ってるのと比べると恐ろしく安い。モノが同じかどうかはわからないが「台湾名産」って書いてあるし、庶民のpocknたちにはこれで十分。お酒を塗って焼いてよし、スパゲティに入れてもおいしい。


当初の予定ではこの迪化街をずっと南下して、まだ行ったことのない西門町の紅樓劇場まで歩くつもりだったが、台南に長居して台北に着く時刻が随分遅くなりYOYOさんとの待ち合わせもあるのでこれは次回にまわすことにした。



民生西路をずんずんと歩いてMRTの雙連駅へ。MRTの切符自販機で切符を買うと「カラン」とおもちゃのコインみたいのが出てきた。「何これ?」 去年までは回収型のカードだったのがこの1年の間で変わったわけだ。これまでは改札機にカードを通していたのが、SuicaやPASMOのようにそのコインを改札でかざすと扉が開く仕組み。

Suicaと同じようなチャージ式の「悠遊カード」は前からかざすタイプだったが、自動改札に挿入するタイプだった乗車券がこのかざす式のコインに変わっていた。

台湾での運賃は身長によって有料か無料が決まる。切符売り場には身長を測る目盛りがある。切符が必要な身長に達した息子は大喜びでそのコインを自動改札にかざして入場!なくすなよ!このコイン、改札を出るときは回収される。




YOYOさん達との夕べ


忠孝敦化駅でYOYOさんと再会!YOYOさんの友達のHOIHOIさんも一緒だ。実はこの2人、去年の暮れに日本に遊びに来たとき家に泊まってもらったので、約3ヶ月ぶりの再会だ。YOYOさん、会社でトラブルがあってたいへんだったみたいで、奥さんの顔を見たら気が抜けてウルウル。。。 抱擁の再会となりました。

忠孝敦化の近くはとても賑やかでレストランもいろいろと並んでいる。「観光客が行かないようなローカルな台湾料理のお店に行きたい」と事前に希望を伝えておいたおれたちを連れて行ってくれたお店は、大通りをわき道に入ったいかにも地元の食堂!という感じのお店。

入ると家族連れなどで溢れかえっていた。ほんと、地元の人ばかりという感じですごい盛況ぶり。壁にメニューの札がずらりと架かっている。待っている間に料理を注文。YOYOさんに「お肉は食べる?」「野菜は?」「豆腐は?」とか聞かれるままに「食べる食べる」と答えていた。

注文して間もなく大きな円卓が空いてそこに着席。料理がどんどん運ばれる。どれも家庭料理のような温もりを感じるおいしさ。どんどん食べられてしまう。こんな台湾料理が食べたかった!みたいなものばかりで嬉しくなる。



みんなで楽しくおしゃべりしながら、台湾ビールで喉も潤し、料理をどんどん自分のお皿によそう。それにしても来るわ来るわ。YOYOさん、いったいどれだけ注文したんだろう!? 


手前がYOYOさん。奥がHOIHOIさんです。


HOIHOIさんが辛そうな赤唐辛子をそのまま平気で食べてしまった。みんなビックリ!そういえば我が家に来たとき、HOIHOIさんはミカンを皮ごと(表の)食べていたのを思い出す。なかなか豪快で頼もしい!HOIHOIさんは日本語も英語もあまり話さないのでpocknは一生懸命中国語で会話… というかいろんな単語や表現を教えてもらった。

閉店時間が近くなると(9時と早いのも地元の人向けだからだろう)入ったときはあんなに込み合っていたお店には殆どお客はいなくなる。まだ料理は残っていてもったいないけれど、もうみんなお腹いっぱいでこれ以上は食べられません。。。 ゴメンナサイ。。。YOYOさんがご馳走してくれた。うちらは4人だしちょっと悪すぎ。でも絶対に受け取ってくれないんです。とってもおいしかったです。ごちそうさまでした!!

この台湾料理のお店の名前は「平價快炒」。帰ってからネット検索してみたら「旅々台湾」のサイトで「地元の人しか知らない美味しいお店」と紹介されていた。YOYOさん、いいところに連れて来てくれてありがとう!

「お茶を飲んで行かない?」 平價快炒を出てからYOYOさんの提案で2次会へ。子供たちが「アイス」と言ったこともあってハーゲンダッツへ入った。3階まである大きくてとても洒落たお店。ウェイトレスのおねえちゃんたちも漂亮♥
Pocknは抹茶アイスをいただく… とっても美味!

みんなで楽しくおしゃべりしていると時間はすぐに過ぎてしまう。もっといたいけれど下の子はそろそろお眠になりそうなので(でもないかな…)お開きに。駅でHOIHOIさんと別れたあと、YOYOさんとは台北車站まで一緒にMRTに乗り、お別れしたのはもう11時。 


たくさんご馳走してもらったうえに、ウーロン茶やお菓子など持ちきれないほどのお土産ももらってしまった。YOYOさん、とてもお名残り惜しそう… また台湾でも会いたいけれど、その前にまた日本に遊びに来てね。社員旅行のおみやげ、という台中名物の太陽餅、それはそれは美味でした。




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4日目:陶器の町・鶯歌~茶芸館~小籠包と夜市

台湾旅行08(台南&台北)

5度目の台湾

おもしろすぎる台湾

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