Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

2011年正月旅行記(前編)

2011-01-04 09:28:37 | 国内旅行記

お正月は、伊豆の温泉に一泊旅行に行ってきました
今回はちょっと予約の出だしが遅く、9月頭に予約できる人気の宿は軒並み満室で、
その時点で元日に予約が取れてお風呂・お料理・清潔さともに良さそうな
伊豆高原の旅亭懐石 曾我に宿泊してきました

祖父の病院@辻堂を13:30頃出発し、途中で何度か渋滞にはまりつつも、
予定通り16:00に旅館に到着しました。


竹林に囲まれたエントランス。


全7室のこじんまりとした静かな空間。
正面がフロントで、右手の離れのうち2間が私たちのお部屋でした。


中は畳張りになっています。
宿泊客が7組しかいないので、旅館備え付けの同じ履物(下駄とつっかけの2種)を履いていても
脱いだ場所を覚えておけば他人のものと取り間違えることはありません。


まずは個室の食事処に通されて、


ウェルカムドリンク&スイーツのサービスがありました。
ヤマモモジュースと夏みかんゼリー。

一息ついて、宿帳への記帳が終わったところでお部屋に通されました。
フロントの建物2階に2部屋、フロント棟から出た離れに3部屋、
さらに下ってフロント棟から一番遠くの離れに3部屋あるうち、
フロントから一番近い離れの2間が我が家のお部屋でした。


こちらが私と妹のお部屋。
6帖和室+6帖洋室(ツインベット)+広縁+テラス+露天風呂で広々


こちらが和室。


テラス側から撮影するとこんな感じ。


ツインベッドは清潔感があって大きさもまずまず。


入口から正面に洗面所があって、その奥に


窓がついてる露天風呂があります。
循環ろ過式とのことですが、広々して快適でした

お部屋のアメニティは、メイク落としや化粧水等はボトルで洗面所に用意してあり、
バスタオルとウォッシュタオルは1組ずつ、
洗面所はペーパータオルだったので、まあ必要最低限の用意といったところ。
浴衣も1枚でしたが、フロントに行けば追加をもらえました。

お部屋には電気ポットのお湯と、ポット入りの氷水があって、
お水とお茶はお替り自由でいただけました。
冷蔵庫内の飲み物は有料で、ぐり茶のペットボトルが250円等、旅館価格になってました。

夕飯が18:00からだったので、それまでフロント棟2階にある貸切露天風呂に入るべく、
17:10から予約を入れました。


大きなヒノキの家族風呂。女3人で入りましたが十分な広さです。
一組使用するごとに掃除が入るので清潔な状態のお風呂を楽しめます。
ここは本当の露天風呂になっていて、入った瞬間寒風が吹き付けるので寒かったです
お風呂からは伊豆七島のうち5つくらいが見えるとのことでしたが、
利用した時間帯が真っ暗だったので景色はあまり楽しめませんでした
(因みに翌日も一番風呂で6:00から予約を入れましたが、やっぱり真っ暗で何も見えず。)

温泉でまったりした後はいよいよお食事の時間です
18:00過ぎにフロントから電話が入って、食事の用意ができたという連絡があります。


本日のお献立。


東京や京都・金沢などの老舗料亭などで長年にわたり
腕をみがいてきた総料理長が腕をふるうお料理の数々。
メニューを見た瞬間、苦手なものオンパレードでテンションが下がりましたが、
お刺身だけは予約時に苦手と伝えてあったので他が出るだろうと期待しました。


食前酒:梅緑茶酒
先付:和の子土佐漬 糸がき


前菜:鮑大舟煮、末笠烏賊雲丹焼、飯蛸甘煮、茶巾いくら、
鮎京、のし梅、枝一輪、白梅杏仁

ほぼ全て苦手なもので辟易しましたが 家族は美味しそうに食べてました。


因みに箸置きがとても可愛らしかったです。


ほうじ茶がサービスで出ましたが、別注でウーロン茶@600円を注文。
こんなタンブラーが欲しい


吸物:海老しん薯 のし餅 三つ葉 柚子
上品なお味でとても美味しかったです
前菜の代わりにこのお吸い物を倍くらいいただきたかった


刺身:地魚他
家族は美味しそうに食べていました。


私は代替品で牛ステーキになりました
ちょっと硬かったけど味付けは美味しかったです


こちらはインターネット予約特典の一品料理サービスで、豚の角煮。
トロトロの角煮はちょっと甘めの上品な味付けで、家族全員でペロリと平らげました


煮物:若竹煮 鱧市松八方煮 菜の花 木の芽
この煮物が絶品でした 竹の子が美味しすぎです
鱧も何気に初体験でしたが、ちゃんと骨切りしてあって美味しく食べられました


焼物:香箱蟹甲羅焼 変り野菜
たっぷりの蟹みその上にぷりぷりの蟹の身を載せて、マヨネーズを載せて焼いたもの。
蟹みそは残しましたがマヨネーズ焼きと変り野菜は美味しかったです


こちらはメニューにない一品。
予約したプランが「鮑の踊り焼き又は鮑のお造りがお1人様一枚付」だったので
一人一枚ずつ踊り焼きが登場しました
最初はなんともなかったのに、熱が伝わって急に踊りだしたかと思ったら、
ぴゅっと塩を吹かれて顔面に被ってしまいました・・・
まあそれだけ新鮮だと思ってありがたくいただきました。
レモンとバターでいただきます。
コリコリと歯ごたえが良く、臭みもなくとても美味しかったです


揚物:大蛤山菜天婦羅 天出し
蛤のてんぷらなんて初めて食べました
殻ごと(片側だけ)揚げてあって、中身の身だけいただきます。
ジューシーで臭みもなく、とても美味しかったです
山菜のてんぷらも新鮮で美味しかったです


酢の物:なまこ柚香漬 色紙大根 人参
なまこも初体験でした
お品書きに「なまこ」の文字を見つけたときは絶対無理と思いましたが、
柚子の香りがしていけそうな気がしたのでおそるおそる一口かじってみたところ、
特に臭みもなく意外と美味しくてビックリ。
ただ、かなり硬いので顎が疲れてきて2枚でギブアップしました
父は「なまこ」の文字に恐れをなして手を付けず、
母は噛めども噛み切れず結局ギブアップして、
妹と弟だけが完食してました


御飯: たけのこ御飯、御椀:赤出し、香の物
御椀は赤出しではなくあっさりとした白出しのあさり汁になってましたがどれも美味でした
特にたけのこ御飯が絶品すぎて、どんぶり一杯食べたくなるほどです
あんなに柔らかいのにシャキシャキした食感が残っていて、味付けもとても上品で、
今まで食べた中でベストのたけのこ御飯でした


水菓子
ホワイトチョコレートがけの大きな苺と、


その下には二色の羊羹。
どちらもとても美味しかったです

苦手なものがかなり出現して一時はどうしようかと思いましたが、
全体的にさすが料亭出身の料理長が腕をふるうだけあって、
とても上品な味付けで旅館の名前に「懐石」がつくだけのことはあると納得しました

ゆっくりお食事を堪能した後はお部屋のお風呂に浸かって、
そのあとは自宅から持参したWiiで家族全員Wii Party大会を繰り広げ、
23:00過ぎに就寝しました

後編に続く



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