バルバラの le soleil noir というアルバムに Joyeux Noel という曲があります。
フランス語で「メリー・クリスマス」という意味かと思われます。
僕の持っているレコードでは、B面の最後に収録されています。
フランス語なので歌詞の意味は分かりませんが、クリスマスを迎えた孤独な女性の心情を歌っているようにしか、きこえません。
切なさで胸が締め付けられるような思いのする歌です。
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ラテン語の歌に心打たれたので、日本語の歌ではどうだろうかと思いかけてみたのが、このアルバム。
音質と音楽の内容が一致した、上質なアルバムです。
J-Popとは思えないほど上品な質感の自然な音色で、気持ち良くきいていられます。
アコーステック楽器の響きが素晴しい。
声とギターは、オンマイクで収録されていますが、程よく響きをのせているためか、不自然なほど生々しく感じることがありません。
藤田恵美の . . . 本文を読む
オーティス・レディングのベスト盤で、2枚組み40曲が収録されています。
きく度に、オーティスの歌声に圧倒されてしまいます。
この声を、『ライヴ・イン・ヨーロッパ』に重ねてみると、オーディエンスがあれだけ熱狂しているのも当然と思えるほど、すごいライヴだったのが解ります。
オーティス・レディングは、1967年12月10日に飛行機事故で亡くなりました。
享年26歳、活動期間はわずかに6年間でした。
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オーティス・レディングによる、1967年3月のフランスとイギリスでのライブを、ピックアップしたアルバムです。
オーティスの歌も凄いけれど、それ以上にオーディエンスの熱狂振りが凄いです。
ただ、肝心のオーティスの歌声よりオーディエンスの歓声のほうが、リアルな音で録れている録音は問題だと思います。
音自体は、そこそこクリアーに録られていて、オーティスが熱唱している様子は解ります。
それだけに熱気を . . . 本文を読む
その演奏とともに録音が良いことでも知られたアルバムです。
録音は1993年、トロントで行われました。
メンバーはホリー・コールのボーカルにピアノのAaron Davisとベース及びパーカッションのDavid Piltch、それと曲によってはゲスト・ミュージシャンが加わっています。
特に印象的なのは「テネシー・ワルツ」でのHoward Levyのハーモニカで、何ともいえず感傷的で懐かしい雰囲気のフレ . . . 本文を読む
タイトル通り、バルバラが1967年に行ったボビノ座でのライブアルバムです。
バルバラは、クミコの歌によってシャンソンファン以外にも広く知られるようになった『わが麗しき恋物語』の作者です。
アナログレコードには9曲、CDには16曲収録されています。
バルバラの歌とピアノ、それにJoss BaselliのアコーディオンとMichel Gaudryのウッドベースの3人によるステージ。
バルバラの弾くピ . . . 本文を読む
まじめなプロケーブル信者だったころ、「音の焦点合わせ」にこのアルバムを使っていました。
4曲目の『織田一枝』が歌と語りの組み合わせですので、「焦点合わせ」に最適でした。
語りの部分での抑えた説得力のある声と、歌の部分での盛り上がりの対比や、絶妙のタイミングで入るピアノの響きなど、きくべきポイントは数多くあります。
ただ、クミコの声はJRX115のホーンとは相性が悪いのか、OSのアップデート程度の . . . 本文を読む