Club  Atletico  Pistachos ぴすたちお  フッサル!  

いつかは競技フットサルに足を踏み入れたい、そんな人たちです。

新たにFリーグ参入をもくろむ外食産業で成功した 横浜天下鳥 社長 鈴木正一氏 が気になりますね。

2009-05-18 22:20:53 | 日々の活動
いよいよ山梨県からもFリーグを目指す会社が現れましたね。

自民党の雇用対策の補正予算に含まれたふるさと雇用再生特別交付金を利用して,お金を引っ張ってくるとはなかなかのものです。

これは地方のほうが圧倒的に申請が通りやすいのだとおもいます。

この交付金をちょっと利用して,自社で製造した野菜を自社の流通ルートに乗せるというやり方のようですね。

韮崎の大型スーパーにも卸したりするのかもしれません。

さらにバンフォーレ甲府とのパイプもあるようです。


ビニールハウス等で選手に働いてもらって雇用を創出し,それ以外の時間はチームの活動をしてもらう,という

これはほぼ新しい実業団形式。

雇用も立ち上げ当時は交付金がありますのである程度安定する。もんだいはこの野菜を作るハウス等の設備投資にどれだけつかってしまうのか,というところですが,そのへんのポートフォリオもできているのでしょう。

自社栽培,契約栽培農家で流通経路を安定化,廉価にさせて


新会社を山梨に交付金で設立してそこから選手を出すと。

このほうが選手には手に職がつきますしね。 これはなかなか考えた作戦ですね。

果たして山梨ではフットサルではヒュンフシュピーラーがありますが,このチームをベースにすることができれば

埼玉のユニフォーム会社 モビメントのような埼玉3部からFリーグへ,という時間的遅れを取り戻すことも可能と思われます。

セレクションの審査員にはヒュンフのかたもいらっしゃるようですので,この部分も期待できますね。


もちろんいきなり最下部リーグからFリーグというのも規定上は可能なようですが,選手のモチベーション維持が難しいことでしょうからね。

問題は,今度のFリーグの参入があと何年後か,というところです。

次の参入が3年後とすると,Fリーグは12から16チームまで増やすかと思いますので,そこには乗れるかもしれませんね。


この社長さんはあくまでサッカーフットサルが大好きな様子は感じられますね。この特別交付金を利用してフットサル界に普通のビジネスの観点を持ち込んでくれるとうれしいのですけれど。

そして哲学もちゃんともっておられるご様子。 

地方分権,韮崎の活性化。 ということですね。

これは期待できるかもしれませんですね。

ぜひ成功させていただきたいものです。

この方は、ビジネスマンとして成功してきている方ですから、期待です。

問題は選手たちが農作業をすることの価値に気がついてくれることかと思います。

わたしは、リスキーなチームよりも、小さな持ち出しで、大きな成果をあげようとしているこの有名人にちょっと乗りたいとおもったりしちゃいます。

果たしてこの実業団構想、うまくいきますかどうか、注目に値します。

ちなみに長崎市のHPからこの助成金についての記載があります。


3.地域創業助成金 (緊急雇用創出特別基金事業)


(1)趣旨

 地域における雇用状況を改善させるためには、地域再生の核となる産業における新たな雇用機会を創出する雇用政策を、地域主導で推進していく必要がある。

 このため、「地域貢献事業」(サービス10分野及び市町村等が自ら選択した重点分野)において創業するものに対し、創業経費及び雇入れについて助成する。


(2)助成金の内容

対象分野 ● サービス10分野

(1)個人向け・家庭向けサービス (2)社会人向け教育サービス (3)企業・団体向けサービス  (4)住宅関連サービス (5)子育てサービス (6)高齢者ケアサービス (7)医療サービス  (8)リーガルサービス (9)環境サービス (10)地方公共団体からのアウトソーシング

● 地域が選択する重点分野

ア 地域の協議会による選択

 市町村、地域の経済団体等から構成される協議会が、当該地域における重点産業として選択する分野とする。(「地域貢献事業」、全ての市町村地域が申請可能)

(※採択する協議会は、パッケージ事業を実施する協議会については必ずその協議会で申請を行う。(構成員は同様)ただし、パッケージ事業はやらないが当該助成金の適用を受けたいという場合は、協議会のための協議会である必要はないが、協議会の選定という形で申請していただく必要がある。また、選択分野の上限については、一協議会当たり3つまで(日本標準産業分類の中分類)とする。)



イ 登録の受付

 年4回(四半期毎に5月、8月、11月、2月)、登録の受付(及び審査・決定)を行う。





要件

 次の、いずれにも該当すること。 ア  法人又は個人が、対象分野に係る創業(法人設立又は事業の開始)を行う。

イ  創業日の翌日から起算して6ケ月以内に、地域貢献事業の実施に係る計画の認定申請を行い、その認定を受ける。

ウ  創業から1年半以内に、継続雇用労働者を2人以上(うち1人以上は非自発的離職者)雇用する。・・・創業支援対象労働者

(但し 非自発的離職者自らが創業する場合は、1人以上(離職理由は問わない)雇用する。)





助成対象 ア. 創業助成 ◇ 新規創業支援金

 創業日から支給申請日の前日(6カ月以内)までに支払った創業経費 (法人設立又は個人事業の開業に関する事業計画作成経費、職業能力開発経費、設備・運営経費)の1/3(長崎県を含む7道県については1/2)とし、上限は下表のとおりとする。

(上限500万円~150万円(雇入れの人数等に応じて逓減))

雇用調整方針対象者等を

1人以上雇い入れる要件

満たしている 満たしていない

非自発的離職者を

3人以上雇い入れる要件 満たしている 500万円

(300万円) 400万円

(200万円)

満たしていない 400万円

(200万円) 350万円

(150万円)


※ 金額は、創業支援対象労働者が5人以上の場合の上限額

( )内は、4人以下である場合の上限額

上記創業経費に1/3(長崎県を含む7道県については、1/2)を乗じて得た額を「基準額」という。



◇ 追加新規創業支援金

 創業支援対象労働者が4人以下である場合に、新規創業支援金の支給申請を行った事業主が、その後、対象労働者が5人以上になった場合に申請


・基準額 > 500万円(400万円、350万円)の場合は、

 500万円(400万円、350万円) -


300万円(200万円、150万円) = 200万円


・基準額 < 500万円(400万円、350万円)の場合は、

 基準額 - 既に支給された新規創業支援金の支給額


= 200万円以下



イ. 雇入れ助成(雇入れ奨励金、追加雇入れ奨励金)

 雇入れた非自発的離職者1人当たり、30万円(短時間労働者は、一人当たり15万円)(上限100人分)





実施期限

 雇い入れ期限・・平成20年3月までに雇用した者を対象とする。

 地域貢献事業計画提出期限・・平成20年6月末



ほほー,新規の創業資金に500万から150万円。 解雇されてしまった人を雇うとお金がいただけると。

しかしこれって一回こっきりにおもえるのですが。

もし鈴木社長が,この制度をうまく利用して,自社の流通改革をしようとしているのでしたら,すごいことなのですが。


私が考えるとしたら,老人ホームなどと連携して薬剤の交付を深夜行う会社を作りたいと思いますですね。

地域医療への直接的な貢献が可能ですもの。




鈴木社長の会社概要。



会社名 : 株式会社 リパブリック



本社・FC本部 : 〒220-0012

横浜市西区みなとみらい6-2

マリノスタウン・ショップ棟2F

TEL:045-651-2552

FAX:045-651-2562



東京営業所 : 〒105-0004

東京都港区新橋3-18-8

三舘ビル3F

TEL:03-5401-1256



設立年月日 : 1995年1月



資本金 : 1億7486万円



事業内容 : 炭火・串焼「横浜天下鳥」運営・FC事業

移動販売・常設売店、炭火串焼「うちのつくね」運営

IVI ITALIAN RESTAURANT運営

海鮮・炙り焼き「海炭」運営

炭炙り焼き「新天地」運営



決算期 : 12月



役員 : 代表取締役 鈴木 正一



従業員数 : 114名(パート・アルバイト含む)



株主 : 鈴木 正一

(株)ジャストプランニング

みずほキャピタル

オリックスキャピタル

あおぞらインベストメント

横浜キャピタル

従業員持株会

サッポロビール(株)

三井物産(株)

(株)アサヒブロイラー

オリックスアルファ(株)

宝醤油(株)

朝日火災海上保険(株)





主要取引銀行 : みずほ銀行・虎ノ門支店

横浜銀行・本店営業部

三菱東京UFJ銀行・新宿支店

商工中金・渋谷支店



取引協力企業 : サッポロビール(株) ジャストプランニング(株)

オリックス・アルファ(株) ホシザキ湘南(株)

(株)アサヒブロイラー キリンビール(株)

宝醤油(株)



参考

埼玉からFリーグへ!MOVIMENTO セレクションのお知らせ


このたび株式会社モビメントでは全面サポートのフットサルチームを立ち上げることにいたしました。

埼玉県3部よりスタートし、Fリーグを目指します。

スポーツを通じて埼玉県内等、地域に密着し、社会貢献(ボランティア活動)が出来る

チームを目指し、仕事をしながらフットサルができる環境をつくり上げて行きます。

社会人だけではなく学生の方も受け入れいたします。


■応募条件

(1)MOVIMENTOに入団する意思のある16歳以上(2008年4月時点)の選手

(2)合格した場合、MOBIMENTOと契約締結できる方

(3)フットサルに真剣に取り組む意思のある方

(4)クラブが行う活動に積極的に参加する意思のある方


■場所

VERSUS新座 http://ck-bowl.com/versus/top/


■日程

2008年3月1日(土)20時~22時

受付は19:30~


後日合格者に連絡いたします。

合格者は後日面談いたしますので履歴書をご用意ください。


■セレクション内容は、基礎技術の審査、ゲーム

■参加費1000円


■応募方法

ホームページの応募フォームよりお申し込みください。


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3 コメント

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地方が優位かと (つか)
2009-05-19 12:39:39
昨日山梨のチームの記事を読み、地方の方が可能性がいろいろあるなぁと感じました…

山梨は東京からも近いですし、うちのチームの選手は多摩地域在住が多いので、選手も選択肢が増えるかもしれません…

なかなか既存の地域リーグは厳しい状況だなぁと感じています…
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つかさん (くどう)
2009-05-19 13:54:57
つかさん

お久しぶりです。書き込みありがとうございます。

韮崎のチームは,チーム名がリベンジというようです。

確かに多摩センターから韮崎まで調べてみたら120㌔なのですね。
交通量が少なければ,通えない距離でもありませんね。

今の時期は,FireをはじめとするFに行かない関東リーグのチームには今は選手を供給する側に立ってしまっていますね。 

問題はフットサルがまだお金にならない,という状況をどう見るかです。

サッカー協会,フットサル連盟はまだプロ化は早いとかんがえているようですし。

府中,町田,そして韮崎とあるとなると,多摩地区がもっとも影響を受けてしまうのかも。

やはり府中に集結することが,一番なような気がしますが。
関東リーグのチームもこれから若い世代の育成部門が必要になってくるのかもしれない,などと考えています。

今までは県リーグの成長株の選手が,関東リーグに移籍して集結していましたが,関東を飛び越えてFに行くことも出てくると思います。

ファイルも,セグンドチームを設立されて,そして移籍,引退したベテラン(小宮山選手,板谷選手など)をコーチとして招いて育成する,というのがここ数年することが力をつけることになるのかと思ったりします。

勝手なことを言ってすみません。

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なかなか厳しい (つか)
2009-05-19 19:39:11
やはりスポンサーが見つからないと厳しいですよね…

選手を供給する側でも良いんですが、地域リーグ(都県リーグ含む)から選手がFリーグに移籍する場合に移籍保証金みたいなものが数万円でも供給されればなぁと思ったりします。

チームが上を目指して組織化していくならいつでもどっぷり浸かるつもりでいるんですが…なかなか厳しいですね

Bigが当たらないかなぁと夢見る日々を過ごしてます。
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