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トランプの大貧民で2着から3着がずーっと約束される人がとる行動と民進党の思考を考える

2016-10-23 10:35:50 | 日々の活動

1位大富豪にはなれないけれど、ずーっと2着や3着の富豪でいられることが約束されていたら。

1位の人が、いつもお前は俺の言うことをさえ聞いていれば、いつも2番か3番においてやる、と言われていたら。

その人はきっと、5着のひとや6着の人たちと相談して、1番をやっつけよう、とは思わなくなってしまうのでしょうか。

でもこのことは実生活でも非常によくみられる光景。

トランプの大貧民をやっているときに、ずーっと2位の人が安定して上位をキープしているときに、

一番下の人が、カードをそろえて 革命が起こってひっくり返されてブービーに転落することをすごく嫌がるのに似ている。

非常にトランプゲームの大貧民に今の日本の政治は似ているように思える。

弱いカードが完全にそろいつつあるのが、市民連合に代表される、善意の市民たちによるUnite。

脱原発や再稼働反対や、TPPや、安保法制、立憲主義などで、一枚一枚は弱いカードかもしれないが、

そろったとたんにひっくり返す力を持つ。新潟県知事選では、このことが良い方向でみられ、

明日の東京都の補選では悪いところが出ようとしている。

 

ただし新潟では、自民党支持者の票もとっていることから、共通の争点が必要なのでしょうね。

民進党は電力総連を含んだ連合という支持基盤をもってしまっていることで、ひっくり返して1位を目指すことよりも 単独で2着 3着に甘んじることを優先する集団や個人というのは

思い出せば、いるいる。、たくさんいます。

日本の組織は得てしてそういうしくみができています。

連合に所属する各業種組合は、いわゆる安定した会社が多い。

トランプの大貧民で言えば真ん中よりは上、2-3位かもしれません。

少なくとも中小企業ということではない。

かなり大富豪側に近いメンタリティと安定志向があるはず。富豪やちょっといい平民。

これは会社の風土改革の際に、いつも感じていること。

さらに、さらに会社で大貧民をやっているとすると、私は大貧民から貧民に位置するわけですが、

精神的に大貧民や貧民だな、と感じた人たちは、黙ってしまうか、会社を辞めてしまう。

こうなると、物言わぬ貧民と平民がのこり、大富豪と富豪の意思ばかりで動くことになる。

こうなったらながーい停滞の時代がやってくる。

革命革新イノベーションを起こすための悪いカードすらあつまらない。顕在化することがなくなる。

革新やイノベーションを、反乱というふうに取り始めたりする、提唱者をさらに排除する可能性すらでてくる。ということですな。

 

民進党は、自ら2位の3位の富豪、平民の地位を守るために、貧民や大貧民とは組まない、野党 市民連合との共闘はしないといっているに等しい。

しかしそれは彼らの理論で言えば、その位置をおちたら、貧民はおろか、自らの地位がなにもなくなってしまう、ゲームに参加すらできなくなってしまうことを恐れているにすぎません。大貧民におちることを恐怖して変革に手を付けれない。

こうやって、民意にも向かない、自民党の基盤を安定化させるための動き、補完勢力としての役割を発揮する。

さてこの構図を壊すための方法は、正攻法では革命、革新ですが。

この民進党の考え方を変えるのと、会社全体をよくすることは非常に似通っているとうすらぼんやり思っております。

手段を考えないとね。