新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

ドガ展に行った

2010-11-17 22:04:15 | アート・文化
Degasこの記事にあるように健康診断に行ったわけだが健康診断の場所が大岡山駅周辺だったのでそれではという事でみなとみらい駅の近くにある横浜美術館ドガ展を見に行った。
ちょうど今は、ドガ展を行っている。

2009/12/04の「「ロートレック コネクション」を観て来た」の記事にも書いてあるが、ドガは私の好きな画家の一人なので見に行った訳である。

今回のドガ展は、横浜美術館の言葉を借りれば、
国内で21年ぶりに大回顧展開催
という事になり、特に日本初公開となる”エトワール”が最大の見所です。
どんな絵かは、左にある入場券を参照してください。

大回顧展というだけあって初期の作品から晩年の作品までを網羅している事は言うに及ばす、ドガが絵(作品)を書く前になんども書いた、習作や彫刻も多数展示されていた。

当たり前といえばそれまでだが、デッサン力は確かなものがある。習作を今回じっくり見ることが出来たのでよく分かった。
ドガは印象派の画家に分類されるのだろうけど、風景画が殆ど無く
 ・踊り子
 ・浴女
の絵が多い。
浴女の絵も多数あったが、こちらの習作もなかなか見応えがあった。
それにしても浴女の構図は、到底私には浮かばないものばかりであった。

彫刻(20数点ぐらいあったと思う)は、三次元的な把握と晩年目が悪くなったのを補うために作ったとの展示解説にあったようにまさに形だけを捉えるような物ばかりであったが、それでも力強さのようなものは感じた。

さて目玉作品である”エトワール”の感想を。
モナ・リザの絵の実物を見ると多くの人が”小さい”と感じる訳だがこのエトワールもまず私は小さいと感じた。
キャンバスのサイズで言うと8号(6号かもしれない)ぐらいだと思う。

エトワールが一番目立つのは当然だが、舞台袖にいる紳士とその他の踊り子もなんとなく気にせずにはいられない不思議なものがあった。
そして印象派でありながら印象派らしくない(と言ったら言い過ぎか?)タッチがなんとも良いのである。

こうゆうのを見るとまた絵(私の場合は油絵だが)を始めたくなる。

非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

カメの菊五郎でした。

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