The KOBEYA

~ ロバ耳的独言放談 ~

カポーティ@恵比寿ガーデンシネマ

2006-10-31 21:43:20 | 観た!聴いた!
日曜日、英会話のクラスメイト、サチコと恵比寿で待ち合わせてガーデンシネマへ。
「カポーティ」を見る私たち、二人とも英文科の出身。
サチコは「冷血」ではないがカポーティを読んでいる。
私はカポーティは読んだことはなくてもその名を知ってはいる。

しかし、恵比寿ガーデンシネマ、ここは館内で飲み食いしちゃだめだ、と!
そんなにヘビーに飲み食いしないけど、飲み物くらいはいつも持って入るなぁ、映画館。
んー…、ナンセンスな感じ。
まあいいや。仕方ない。

さて、この映画はトルーマン・カポーティが「冷血」を書くに至るお話。
「お話」といってしまうと軽いが、ズンと重たい映画だった。

トルーマンの人物像の描き方がすばらしい。主役の演技が秀逸なのだ。えーと、なんとか・フィリップ・シーモア、じゃなかったっけか?(名前忘れた!)

トルーマンの執筆のための取材はやがて壮絶な体験となる。
「冷血」はノンフィクション小説という当時文学の新しいジャンルを作った。
そしてこの「冷血」以降、カポーティは作品を書いていないという。

そうだろう…。
あんな体験、そうそう立ち直れないだろう…。

カポーティの作品は未だ読んだことがない。いい機会だ。いくつか読んでみたいと思う。


人の心の、真実とは何か?という主題なのかなという気がした。



THE COLLECTORS ~Glory Road To 20th maximum~

2006-10-23 00:43:23 | 観た!聴いた!
20周年!

最近感慨深いことが目白押しだ。
最初にザ・コレクターズを見たのは10年前。
まだ熊本にいた頃、会社の同期のしまりんと2人、あちこちライブを見に出かけた。つまり追っかけってこと。
10周年の野音も確かに見た。
毎回ライブのたびに爆発しそうなドキドキを抱えて「会いに」行ったコレクターズ。
あれからもう10年も経つ。
時が経つのは早い。

昨日は始まる直前に小雨がちらつき始めた。
少し不安になってレインコートを買おうとしたら売店にあっという間に人だかり。雨が降り始めたのでみんなあわててレインコートを買いに来たようだ。

私たちもレインコートを買い、席へ向かう。
野音は前の方の席にもなるが、真ん中のブロックにあたったことはない。
今回はBブロックの右端。でかいスピーカーの前だ。
ぽつりぽつり、雨が落ちてきたので、まずはレインコートを着て開演まで着席。

今回、やたらとちびっこが目に付く。
メンバーも全員40代になった。
ということはファンも同じように年をとったということだ。
ちびっこ連れが多かったのがその証拠。

ついに開演となった。
最初に出てきたのはなんとROLLYだ!
ザ・コレクターズの存在を知ったのはROLLYがきっかけなのだ。
ROLLYはデビュー前、ザ・コレクターズのライブに足を運んでいたという。
ROLLYのバンド、すかんちとザ・コレクターズとのジョイントで福岡でのライブを見に行ったときに「ステキ過ぎる~
それからのめりこみました。

さて、ROLLYは20周年ライブのオープニングでザ・コレクターズへの熱き思いを語り、ついにザ・コレクターズの登場となった。

最近は私たちが追っかけていた一時期よりも活動規模も小さくなったりしていて気持ちも離れがちだった。
最近の曲はあまり聞き込んでないものが多いが、初期から中期にかけて、秀逸な作品ばかり。
このバンドはそんなに売れてないが、うまい。ほんとうにうまい。いい!!
ほんとうにほんとうに、久しぶりにあの頃のようなドキドキがよみがえってくる感じがした。
やっぱ、かっこいい。
40代の大男がここまでやるか!?というほどのロックンロールっぷり。
加藤ひさし、ここにあり!って感じだった。
やっぱり加藤さんはスーツが似合うんだ!

雨は途中までぱらついていたが、後半は終わるまで止んでいた。
晴れ男、古市コータローの威力はまだ健在か。
ちなみにワタシはベースの小里誠ファンだが、ドラムの阿部Q耕作(Qちゃん)もめちゃくちゃかっこいい♪

アンコールはもちろん、ガムが飛び交ったさ。
ザ・コレクターズのライブではチューインガムがものすごい勢いで飛び交う。
リグレイの歌。ステージでは加藤さんがガムよけの傘(リグレイ柄)を持って歌う。
ギターとベースの二人は背中を向けて演奏する。
20周年の野音、いつも以上の量のガムが降り注いでいた。

そしてラストは「僕はコレクター」
客席全体が「ダーリダリリ!」の大合唱と両手振りでステージのメンバーと
「イクときは一緒だぜー!」(by加藤ひさし)

行ってよかったな。
「世界を止めて」はやっぱり名曲。

さらにこれから20年後、どうなっているのだろうね。
まだ健在ならおもしろいな。


また見に行ったよ、コンドルズ

2006-09-02 00:08:56 | 観た!聴いた!
初日見たのにね。
やっぱりTシャツ買いたくなったのもあって、当日券で見ました。
当日券だと通路に座布団席なんだけど、偶然にも初日に座ってたの席の横だった(笑)
2回目だとまた違ったものも見えてくるし、それでも飽きないというのはコンドルズは魅力満載、ということでしょう。

誰のファンか、というと、んー、メンバーみんなそれぞれにキャラが立ってて、誰か一人とか二人とか決めるのはなかなか難しいのだけど・・・。
やっぱり勝山さんかなぁ。。
とにかく見に行った二回とも、オープニングとエンディングの全員ナンバーで勝山さんの立ち位置の真正面ラインに位置する席だったのがなんだか嬉しかった。
特にエンディングは勝山さんのとびきりの笑顔が印象的だった。

当日券だと開演5分前にしか入れないので、それまでロビーで本を読んでいた。呼んでいたのはもちろん、初日に買った「コンドルズ血風録!」。この待ち時間で一冊読破。もし終演後の物販あたりで勝山さんに会えたらサインをもらおう!心に決めてみた。

そしたら目の前を通り過ぎるなんかどこかであった顔。。
お互い3度見くらいで、「あーっ!!」
久しぶりに、私らの自主公演で照明をやってくれてた山田ノリだった。
初めて会った時は学生だったけども、もう就職して何年か経って、「あらぁ、大人になったわねぇ」って感じがした。
ま、でも偶然に懐かしい人に会うと嬉しいものです。

2回目の観賞でも大いに笑い。
ダンスの構成ももう一度よく見ておきたいものもたくさんあったし、何より「ヤス勝山 VS 道さん」のシーンをもう一度見たかった!
だから2回見に行ってよかったわ。。えぇ、満足よ、満足。
あっ、ガンダムの小ネタがあったからか、何のつながりかは知らないのだけど、この日は富野由悠季氏もご来場でした。

Tシャツを買いたかったのもあって、舞台で良平さんが着ていたデザインのを買うことに決定。持ってる赤い二本線ジャージによく合うデザインなのだ。
客電がついてすぐにロビーに出る。まだ混み合う前のTシャツ売り場へ直行。するともうすでに藤田さんが売り子さんをやっていた。舞台から出てくるの早いよ。
「これくださいっ」と選んだTシャツを差し出したら、「こっちのサイズの方がいいと思いますよ」と別のサイズをすすめてくれた藤田さん。
おつりもらったまではいいけど、握手してもらえばよかったな・・・。むぅ・・・。
藤田さんがTシャツを袋に入れてくれて、それを受け取ったときにはもうロビーはかなりの混雑っぷり。
勝山さんを探すのも大変っぽくなっていたので、勝山さんのサインはあきらめました。

あー、でも思い立ってもう一回行ってよかった。

さぁて、次はワタシの番だ!
って感じで。


コンドルズ 日本縦断黄金郷ツアー2006 [ELDORADO] 東京大決戦

2006-08-31 21:00:12 | 観た!聴いた!
コンドルズの今年の夏の公演、シアターアプルの初日に行ってきました。
今回は「ニュー・ベスト・オブ・コンドルズ」というテーマで、今までの公演で上演された数々のシーンの中から選りすぐりを再構成。「あ。あのときのアレだ。。」とニヤリとすることしきりで、今回も大いに笑いました。

コンドルズはダンスカンパニー。ジャンルとしてはコンテンポラリーダンス。
コンドルズのダンスは、上手い!というよりもステージから客席に向かってくるエネルギーがすごいロックンロール。
型にはまらないステージ、型にはまらないダンス。
ダンスあり(もちろんだ。)、芝居あり、人形劇あり、映像ありの盛りだくさん。
そして、デブありチビありハゲありの個性的なキャラぞろい。
それががんがんに押せ押せのすごいエネルギーであっという間の約2時間を駆け抜ける。そのなかにちりばめられるバカバカしさがワタシの心をがっちりつかんで離さない、だから何度も見に行きたくなるのでしょう。
大好きなのです。

宇宙遊泳とか、「Big Wednesday」からのサーフィンのシーンとか、数々のコネタとか、よかったわ、また。
いつも特に好きなのは、勝山さんが演じて、小林顕ちゃんが声を当てる小芝居のシーン。今回は前にやったものだったけど、また見れてよかったわ。何度見ても面白い。他にまだまだまた見たいものはあるけどもね。
これ以上は書きません。(いや、書けません。)

さて、そのほかのお楽しみは物販です。
これまで数々のコンドルズTシャツを買いましたが、今回はうぅ、買い逃しました。
今回は本を購入。
コンドルズの歴史はコレを読め!
勝山康晴著、「コンドルズ血風録!」です。

コンドルズ血風録!―栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう

ラピュータ

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ステキです。勝山さんの文章はステキです。
コンドルズホームページのコラム、偽善者日記も大好きで読んでます。ステキです。

本を買ったあとは、コンドルズの課外活動、ついこの前デビューした「THE CONDORS」のCDを迷いつつ眺めていたら、終演後の石渕さんが登場、「CDお買い上げの方に、僕がサインをします!」
目の前で宣言されたら、えぇ、買いますとも!
ガツっとサインいただきました~!

真夏帝国(DVD付)
THE CONDORS
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コンドルズの物販は終演後には出演者が出てきて売ってます。こういうのもちょっといいわね。

そうそう、石渕さん。この前山の手線でワタシの真後ろにいらしたわ。
どこかで聞き覚えのある声、このちょいキザなしゃべり方、もしや。。。
振り返れば石渕さんでした。

あっ、肝心なCDですが。
ロックンロールです。コンドルズのエッセンス満載。
かなりよいです♪USENリクエスト3位もウナズケル。
DVDもかなりニヤニヤしましたわ。
C・O・N・D・O、ルズ!ルズ!ルズ!

海外各地でも公演してきたコンドルズは、来年、ついにヨーロッパ進出!すげぃ

一度見てみて!

花とオジサン寄席

2005-12-12 10:10:51 | 観た!聴いた!
昭和のいる・こいる結成40周年記念公演
「花とオジさん寄席」

きゃ~!!
行ってまいりました!
笑ってまいりました!

女性芸人さん数組とのいるこいる師匠の組み合わせの公演でした。
テレビでみないとあんまり知らないものですが、みなさん面白かった!
げ~らげら笑いました。

勝手なことを言わせていただくと。
のいこい師匠、その芸風とルックスと存在とすべて今がベストマッチなのかもしれません。40年の年月がいい感じで熟したのではないでしょうか。

そうそうそうそうそうそうそう、そんなもんだ、そんなもんだ、そんなもんだ。
しょうがねぇ、しょうがねぇ、しょうがねぇ。
ぐふふふ~!

あの「すいません、すいません」もたくさん見ました!
これが大好きなんですよねぇ。顔の横で両手を上下するあの動きです。
いつもの早いバージョンあり、ゆっくりバージョンあり、お尻バージョンあり、さらにはのいる師匠の逆襲バージョンまで!

「鳴くな、小鳩よ」も出ました。
2番終わって、3番に入りそうでした。「明日の朝まで歌えます」って。
くくくっ。
最後にのいこい師匠の「シーデー」から「そんなもんだよ、しょうがない」も披露されました。
「癒し系の曲ですから」って!

これだよ↓。シーデー。

そんなもんだよ、しょうがない
昭和のいる・こいる, 高田文夫, 太田美知彦, 阿久悠
ファンハウス

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オールイン - いよいよ最終回@NHK BS2 -

2005-03-30 01:46:14 | 観た!聴いた!
オールイン DVD-BOX 2

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あーっ・・・!
NHKのサイトであらすじを垣間見たり、いろんな人のブログで大体の結末の想像はつくものの、見ていて「あーっ、そこでボーっと突っ立ってずにガッと抱きしめちゃえよ、イナ!」とか「チョンウォン、邪魔。」とか毎回興奮しながら見ております。
いよいよ明日、ラスト2回。
アクシデントで見逃したりしないように、もうビデオセット。
全回分とるとかそんなことはしていない。だって借りたり買ったりできるもん。
テレビからので録画してもあんまり画像がよくない感じだし。

もう、はまってるのを自覚。
だって、日中、ずっと頭の中にオープニングのテーマ曲が流れまくっていますからねぇ・・・。
明日、英会話。
あーっ、なんか休んじゃいそうだな。

「バンジージャンプする」@新宿武蔵野館3

2005-03-25 17:16:30 | 観た!聴いた!
やっぱ見に行っちゃった・・・、ビョンビョン

はまっているつもりはなかったのだけど、どうやらすっかりはまっているようです。
今、NHKのBS2で絶好調集中再放送中ですわね。
オールイン DVD-BOX 1

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今月は、これのみならず、「美しき日々」ももうすぐクライマックスですね。

最初はあまりチェックしていなかったのですが、会社帰りに映画見に行きたくなって、ミニシアターものをネットでチェックしてみたら、これに行き着きました。
「バンジージャンプする」って。。。
このタイトル、何だ?って思っていたのですけど、最近は「オールイン」で「ビョンビョンLOVE」モード真っ只中、迷わずこれをチョイスでした。Oui。

新宿武蔵野館は初。
平日、割引デーでもないので、満員ではなかったけどそこそこ入ってましたね。さすが。

ビョンビョンは自分のスタイルとかをすごくわかっている俳優さんなのかなぁ、と思います。
ちょっと不器用さん、という役をやっているととてもチャーミングだし。映画前半はそんな感じの「大学生の青春」が余すとこなく出ていました。
見始めは「ちょっぴりコメディ風味の韓流メインストリームを行くラブストーリーかな」と思ったのですけど、ちょっと驚きでした。

後半が場面も変わるのですが、大人になった主人公が追う突然いなくなった恋人の面影と意外な形で再会する、というまさに「輪廻転生」というか「生まれ変わり」がテーマに盛り込まれていて、最近私がよく本で読んだりしているテーマなので、偶然にもそういうことにこの映画の中で遭遇したのが驚きでした。
このビョンビョンがまた・・・!映画見てる最中はそこまで考えないけども、こうやって感想めいたことを書きながら思い出していくと、やっぱすごいなぁ、俳優さんだなぁ、と思いますね。

私は演技のプロでもないしただの一観客として映画みたりするだけのど素人です。
だから、分析や薀蓄、「誰々は演技がうまい」なんて、そんなことを語ってみるのもいったい何を持って判断したらいいのかわからないのだけど、面白かったとか見ていて映画にのめりこめたかどうかとか、ということだけでいいのだと思います。

すごく面白かったと思えたし、すがすがしい映画でした。

最近はスピリチュアルカウンセラーの江原さんがだんだんと世間に知られてきましたが、その前から飯田先生の「生きがいの創造」を読んで「生まれ変わりの科学」について考え、美輪さんの本にもそのようなことが語られ、さらには今、江原さんの本を読み進んでいたところで、たまたま見に行ったこの映画でも同じテーマを見ることになった偶然になんだかうれしくもあり、余計に楽しめたのかもしれないなぁ。
見終わって、なんだかどうしても主演のビョンビョンと話をしてみたいなと、そんな気分になりました。

ん。次が楽しみですね。
もうすぐやってきますね。
来月ですね。うふふ。

映画は余韻に浸りながらスタッフロールが終わるまで席を立たないんですけども、しっかし。
韓国映画のスタッフロール、読めませんなぁ・・。
ハングルをお勉強していない私には、ただの記号が並んでるようにしか見えない・・。

美輪明宏とその仲間たち vol.1(27FEB2005, PARCO劇場)

2005-02-28 22:58:17 | 観た!聴いた!
今考えると、なぜこの公演を知ったのか思い出せない。
でも、なぜかこのサイトにたどり着き、キャンセル待ちが4500人ほど出たというチケットがあっさり手に入ってしまった。

タイトルのとおり、美輪さんとゲストの方の歌とトークの公演で、この日のゲストは江原啓之さん。

人それぞれの考え方があると思うが、私は、輪廻転生というか、魂の話にとても感じるものがある。
以前「生きがいの創造」という本を読んだことがあった。この本は決して宗教家や霊能者と言われる人が書いたのではなく、経済学の先生が書いた本なのだ。
私たちは人間としての修行をするために現世に存在し、肉体が滅びたら魂はまた天上に帰り、「次はこのような人生を歩む」ということを決めてまた人間として生まれ、人生で数々の選択をし、成長していくのである、というような内容である。退行催眠によって前世の人生を引き出し、その結果を基にそのように結論付けられている。読み終わってなんだかとても晴れた気がした。
私の紹介文はつたなすぎるけど、だからこそ私の周りの人にはぜひ読んでいただきたいと思っている本だ。
このような考えを広めたい、と思っているわけではない。だけど読んでみて、人生についてのそういう考え方もある、というのを知ってほしい気がするのだ。

私はこの本の著者である飯田史彦さんと、美輪さんや江原さんのつながりがあるのかどうかは知らない。だけど、トークの中でまるっきり同じことを話されていた。
江原さんの優しい口調と美輪さんのぴりりとしたジョークでとても楽しいトークだった。

美輪さんの歌は、以前、エディット・ピアフ物語の舞台を見たときに聴いたことがあったが、江原さんの歌は今回はじめて聴いた。ちゃんとクラシックを勉強している方だから、上質なクラシックの歌の公演と遜色なく、すばらしかった。

ここでも少し驚いたのが、江原さんが歌った歌のほとんどが、イルカさん作曲のものだったこと。
最近でこそあまり聴いてないが、私は小学生の頃イルカさんがとても好きで、その当時彼女がパーソナリティをつとめるラジオ番組を楽しみに聴いていた。(小学生だったから、まだ自分でレコードを買う、という発想がなく、結局イルカさんのレコードを集めるまでにはいたっていないけれども。)
思いがけず出てきた「イルカ」さんの名前。

美輪さんの歌は、「真っ黒な歌」と紹介されていたが、そんな感じ(どんな感じだ・・・。)のシャンソンを数曲。美輪さんの歌は本当にドラマチック。
最後の「花」は体の芯に響いてきた感じがした。

この公演は、なんだか、ある意味導かれた、というか、行くべくして行ったんだ、という気がしている。

生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える

PHP研究所

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人生ノート

Parco

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ROLLY博士の異常なる愛情―その影と光(26FEB2005, @PARCO劇場)

2005-02-26 23:38:23 | 観た!聴いた!
2年振りにROLLYのコンサートへ行きました。

ここ近年はシャンソンのコンサートを毎年見に行っており、その前はザ・ロッキーホラーショーにも数回、さらに前はすかんちのライブによく行っていました。

今回のコンサートは、今までのROLLYの軌跡がすべてつまっていました。
やっぱりROLLYは素敵だ。
ビュリホーです!

PARCO劇場では、ROLLYは必ず客席に下りてきます。
今回、私の席は前半分の通路側。相撲で言うところの花道ですな。
んも、ROLLYは私の真横でしばらく立ち止まったのでした
超至近距離!
あ、私の席の通路はさんで向こう側の席の人をしばらくいじっていたので、私にお尻を向けて立ってたのですけどね。
ほのかにROLLYの香水の香りが・・。
素敵過ぎます。

ROLLYが表現すること、歌、ギターを弾く、コンサートの演出、すべてにおいて、私自身が表現したいと漠然と思うことと同じ感覚のものがそこに表されているから、あこがれずにはいられないのです。

ROLLYの曲はストーリーがあります。それは美輪さんの歌うシャンソンと同じ。「Mr.ユニバース」も「白い写真館」も「フローラ」もすべて歌で物語が語られるのです。それをROLLYとダンサーが
ビジュアル化していくのです。

そう、ROLLYのコンサートはレビューショーのようなコンサートで、ダンサーも出演しているのです。
アルフォンヌというとてもとてもしなやかで素敵なダンサー(♂+♀って感じのね)をはじめ、5人のダンサーがROLLYのレビューショーを盛り上げるのですけど、ROLLYのWebSiteを見たら、そのうちの一人が上島雪夫先生だったことがわかってびっくり。

いろんなジャンルのダンスがあるけど、私はやっぱりエンターテインメントとしての魅せるダンスが好きなんだ、とこの舞台を見て確信しました。
「どうだ、すごいだろう」と見せ付ける攻撃的なスタンスのダンスじゃなくて、オーディエンスがたまらなく楽しくなるダンスがいいですね。

久しぶりにすかんち時代の曲もライブで聴けました。
フレディ・マーキュリーとロバート・プラントがうまく交じり合ったような、素敵な衣装でギターを弾くROLLYも久しぶりに見れたし、バックには小川文明さんもいて、久しぶりにROLLYと文明さんのセッションが見れたり、10年前、すかんちのライブに行っていた懐かしい感じを思い出しました。

あぁぁ、やっぱりROLLYは私のNo1 アーティスト・イン・ザ・ワールドだわ

2001
ROLLY
セレソン

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くまメロ

2005-02-09 01:09:28 | 観た!聴いた!
インターネットで知り合った友達がいる。
山梨在住の二人。
今、「ベスパ☆くまメロ」で活躍中。

くまメロ1号のもんちゃんは、知り合ってからもう7年くらいたつ。
インターネットが普及し始めた頃にネットで知り合った友達は何人かいたが、今も時々連絡をとってるのはもんちゃんだけになった。
すごいセンスの持ち主。(なんて言葉で表現していいかわからないようなセンス。脱力系だけどまったくしょぼくはないのだ。「すごい」のだ。)

くまメロ2号のあんちゃんは、3年くらい前に「くまメロっていうユニットをはじめたんだ。」ってことでもんちゃんから紹介された。
とってもかわいいのだ。そしてとってもパワフルに歌う。

彼らは去年から時々東京でもライブに参加していて、見に行ってみた。
<2/6 電脳マニアックス@新宿HEAD POWER>

一人で見に行くので、その場の「なんか私以外はみんな知り合い同士?」的雰囲気に負けて、いつも後ろのほうで柱の影から見守る感じになってしまうのだが、今回はがんばって真ん中にずいずいっと入っていってみた。

すなおーに楽しんでみた。
ていうか、すなおーに楽しかった。

私は今回のライブで2回目だけど、徐々にファンが増えているみたい。
そしてみんな「くまメロ、すごいね」って言っている。
彼らはどんな風になっていくんだろ。

私は前からもんちゃんの曲が好きで、自分の振り付け作品にいくつか使わせてもらったことがある。彼にとっては昔の曲で、「そんなのを使うのはイジメだ!」といわれたりもした。
私の振り付け作品の傑作集の中の1つ、通称「体操服」で使ったのがもんちゃんの曲。東京で振り付けもして出た初めてのイベントで作った記念すべき作品だ。
これは何度ビデオで見ても傑作なんだけどな。再演が難しいのが残念だ。

あ。オレの振り付けの話はどうでもいいや。

えーっと、なんだっけ。
書こうと思った細かいことあったけど忘れちった。

ん。とにかく。
ぴらっちはこれからもくまメロを応援するのだ。

レディースデーだったのもあり。

2004-12-16 09:30:37 | 観た!聴いた!
「ハウルの動く城」@日比谷スカラ座1。
レディースデー料金でチケット取った割には、劇場のど真ん中ぐらいのすごく席があたりました。

鑑賞後はまたしても、
ハウル LOVE
という具合で。
ハウルは鎖骨のあたりが色っぽい青年でした。(木村拓三、やってくれるやん

この前観たビョンビョンの映画はもういいけど、ハウルはまた観たい。

原作のお話があるのだけど、現代社会、殊に世界情勢を表し、憂い、そこから誰もが持っている「こうなればみんな幸せなのにね。。」をテーマとして実にタイムリーに盛り込まれているような気がしたです。

平日の夜の回ということもあるのでしょうか。
席はほとんど見事にオトナばかりで埋まり。
でもきっと「私のハウル・・・」ってなったお姉さん達はいっぱいいたはずだー!

ハウル王子はさておき、いい味出す脇キャラさんたち。
「マルクル」と「ヒン」、かわいいっす。

また観に行ーこうっと。

ビョンビョン・・・

2004-12-02 09:13:12 | 観た!聴いた!
やっぱ、見ちゃうとねぇ・・・
芝居なんだけど、いいオトコさん・・・
ちっと、ホレボレ・・・
ビョンビョン、ステキ・・・!

って気分になっちゃいました。

ジゥ姫はとっても

でした。

娯楽としてすごく面白い映画でした。
「誰にでも秘密がある」
元はイギリスの芝居らしいです。
もちろん、オトナ向け。
韓国モノはニッポンで放映されているテレビドラマより、映画のほうがテーマや内容も面白いと思いますた。
韓国モノ、渋い路線では次は「オールド・ボーイ」、観たいです。

ぎりぎりに席を取った割には、真中の列の真中の席で、結構いいポジションで見れました。
入ったときは「もしかして人、少ないかな」と思いましたが、なんのなんの。
見る見る間に女性がたくさん席を埋め尽くす。。
ヨンヨンファンよりも年齢層は若めですかね。
お隣のお姉さん(ということにしておく)の口臭が気になり、ずーっとハンカチで鼻をおさえて見る羽目にはなりましたけども。

日本版のラストは韓国版のと違うらしいです。
韓国版のはどう終わるんだろ・・。気になるわぁ・・。

梅ちゃん!

2004-11-05 01:31:48 | 観た!聴いた!
9月から月1ペースで新宿の劇場に「通ってる」ような状態になっています。

9月はシアターアプルでコンドルズ。
10月はコマ劇場でマツケン。(生で見た!マツケンサンバ!)
そして11月の今日はシアターアプルでワハハの梅ちゃんのソロライブ。

しょっぱなから笑った笑った。
客もノリノリ。つーか、むしろ客のがノリノリ。
客層が「ばばぁ」が多いけどもその中で「イケメンサラリーマン二人組み」も結構いた。ふしぎだぁ。
今回は水芸があまりなくて、濡れ対策でごみ袋用意していったけど、出番なしでした。
まだ公演は続くから、ネタばれしない程度じゃないとあれだけども、初めて「ろくでなし」のグリーン豆飛ばしを見ていたく感動。
えげつない、といってしまえば簡単だけど、でも見たら理屈抜きで笑っちゃうのよ。
ちょっと下品でも。笑っちゃうの。

今日は客席に柴田りえさんもいた。
客席と「バリアフリー」で、梅ちゃんは客席に降りて来まくり。
個々の客席に用意された小道具で、客席も一体化。
楽しく参加できる舞台は楽しいのです。

ロビーでは猫ひろしがソロライブのチケットを本人自ら手売りしてた。
本物猫ひろし、至近距離で見たけど、ちっちゃかった!!!
(らっせーらー、らっせーらー!)

気持ちよーく笑って、帰り、ビールがうまかった!
笑うって、体によいよね。