宇宙論、夢があっていいよね~~~。
前にもいろいろ記事にした。
http://blog.goo.ne.jp/piopure/e/5d302442e39e17e2e6c7aefe7b452db4
http://blog.goo.ne.jp/ms1229jp/e/1971d5b6bb7336e71308ca8da62f39de
NHKの「クローズアップ現代」でダークマター(暗黒物質)が取り上げられていたので、録画して見た。
今回のダークマター、佐藤勝彦先生の言うところのダークエネルギーのことだよなぁ(通常の物質は4%で、暗黒物質が23%、暗黒エネルギーが73%というのが宇宙の組成)ということは置いておいて、最新のことがわかって面白かった。
・ダークマター、元素でもなければ今まで知られている素粒子でもない、私達の周りを飛び交っている、すべての物を通り抜け、光も電磁波も出さず、見ることも触ることもできない、でも存在していることだけは間違いのない謎の物質(未知なる素粒子)。
1930年代、80年前に天文学者のフリッツ・ツビッキーが、銀河団の観測から疑問を抱き、引力の源になる見えないダークマターがあることを発見した。
ダークマターは、①自ら光を出さない見えない暗くて重い星ではない、②軽すぎるニュートリノ(と呼ばれる素粒子)でもない、③全く新しい未知の超対称性粒子である。
・ダークマターもビッグバン・宇宙創世の時に生まれた。ダークマターがなければ今の宇宙は無かったし、我々も存在しなかった。
・世界各国では、このダークマターを捕らえようと熾烈な競争が行われている。
アメリカ・ミネソタ州のスタンフォード大学中心の研究チームは、ダークマターと半導体の原子がぶつかった時に発生する100万分の1度の熱を捕らえようとしている。
スイス・ジュネーブのCERN(欧州原子核研究機構、セルン)、世界最大の科学実験プロジェクトで山手線と同じくらいの大きさの直径9kmもある粒子加速器を使って、陽子を光速まで加速して、それを正面衝突させてビッグバンと同じ状態を作り出し、そこから生まれるダークマターを見つけ出そうとしている。1回の衝突でダークマターが見つかる確率は10億分の1、今年4月から既に2千億回以上の衝突実験をしている。
・日本では岐阜県飛騨地方神岡のあのスーパーカミオカンデのある同じ場所に、ダークマター観測装置XMASS(エックスマス)があり、来月に稼動する。
予算はCERNのわずか1千分の1(事業仕分けで何とかしてやれよぅ)だが、日本の頭脳で世界最高水準の観測装置になった。
ビリヤードの原理を使っており、キセノンという物質が、ダークマターに弾き飛ばされることによってごく弱い光を発する、この光を観測することによってダークマターの存在を実証する。
XMASSは極めて高い感度を持っている。
もし、発見されればノーベル賞級の発見になるだろう。
立花隆さんではなくて、宇宙物理学者の佐藤勝彦先生をゲストに呼んで欲しかった。
前にもいろいろ記事にした。
http://blog.goo.ne.jp/piopure/e/5d302442e39e17e2e6c7aefe7b452db4
http://blog.goo.ne.jp/ms1229jp/e/1971d5b6bb7336e71308ca8da62f39de
NHKの「クローズアップ現代」でダークマター(暗黒物質)が取り上げられていたので、録画して見た。
今回のダークマター、佐藤勝彦先生の言うところのダークエネルギーのことだよなぁ(通常の物質は4%で、暗黒物質が23%、暗黒エネルギーが73%というのが宇宙の組成)ということは置いておいて、最新のことがわかって面白かった。
・ダークマター、元素でもなければ今まで知られている素粒子でもない、私達の周りを飛び交っている、すべての物を通り抜け、光も電磁波も出さず、見ることも触ることもできない、でも存在していることだけは間違いのない謎の物質(未知なる素粒子)。
1930年代、80年前に天文学者のフリッツ・ツビッキーが、銀河団の観測から疑問を抱き、引力の源になる見えないダークマターがあることを発見した。
ダークマターは、①自ら光を出さない見えない暗くて重い星ではない、②軽すぎるニュートリノ(と呼ばれる素粒子)でもない、③全く新しい未知の超対称性粒子である。
・ダークマターもビッグバン・宇宙創世の時に生まれた。ダークマターがなければ今の宇宙は無かったし、我々も存在しなかった。
・世界各国では、このダークマターを捕らえようと熾烈な競争が行われている。
アメリカ・ミネソタ州のスタンフォード大学中心の研究チームは、ダークマターと半導体の原子がぶつかった時に発生する100万分の1度の熱を捕らえようとしている。
スイス・ジュネーブのCERN(欧州原子核研究機構、セルン)、世界最大の科学実験プロジェクトで山手線と同じくらいの大きさの直径9kmもある粒子加速器を使って、陽子を光速まで加速して、それを正面衝突させてビッグバンと同じ状態を作り出し、そこから生まれるダークマターを見つけ出そうとしている。1回の衝突でダークマターが見つかる確率は10億分の1、今年4月から既に2千億回以上の衝突実験をしている。
・日本では岐阜県飛騨地方神岡のあのスーパーカミオカンデのある同じ場所に、ダークマター観測装置XMASS(エックスマス)があり、来月に稼動する。
予算はCERNのわずか1千分の1(事業仕分けで何とかしてやれよぅ)だが、日本の頭脳で世界最高水準の観測装置になった。
ビリヤードの原理を使っており、キセノンという物質が、ダークマターに弾き飛ばされることによってごく弱い光を発する、この光を観測することによってダークマターの存在を実証する。
XMASSは極めて高い感度を持っている。
もし、発見されればノーベル賞級の発見になるだろう。
立花隆さんではなくて、宇宙物理学者の佐藤勝彦先生をゲストに呼んで欲しかった。